結構長いこと通所に通ってくれてた利用者さんが、別の場所に通うことになって、こちらを退所しました。
95歳のはなさん。
あたしの癒しだったのに・・同じことばっか言うってめんどくさがる職員もいたけど、年寄りなんてそんなもんだし、どうにも憎めないおばあちゃんでした。
「あんた、いい娘だねぇ」誰にでも言います(笑)
「あら、ありがとうvはなさん上手だねぇ」
「・・あたしゃ目が悪くてねぇ・・」上げて落とすんかい!!
いえいえ本人は全く悪気はないんです。ボケかましてるつもりもないんです(笑)
「あたしゃ痩せてないよねぇ」ええいい感じにぷくぷくしてますとも。
「頭も白くなっちゃって・・」そりゃ、もう95だしねぇ・・・でも、そういうの気にするところが可愛い。
歩きもフラフラで、確かに手もかかるんだけど、許せちゃう。
「今週で終りだよ」って先週の頭に聞いて。
毎日洗う度に「ああ、もうはなさんに会えない・・・;」しみじみしてました。
他人なのに、ほんの少ししか関わってないのに、情って湧くもんなんだなぁ。言いようのない寂しさです。
金曜日、13時に仕事終わって帰る時、一目見てから、と思ったけど丁度トイレに行ってて。
残念に思いながら歩いてると、向こうから押し車を押しながら、旧相棒に付き添われて戻って来るところでした。
周りの利用者さんの耳もあるし、本人は知らないことなので、擦れ違いざまに、そっと。
「はなさん、ばいばい」
「おや、帰るのかい?」
笑って手を振って。
はなさんが来なくなった最初の日、連絡ボードに家族からの手紙が貼ってあった。
『おばあさんは通所に通うのをとても楽しみにしていました。行く日は朝早くから玄関で待っていました。親切にしていただき、家族も大変ありがたく思っています。今までありがとうございました』
はなさん、100まで頑張るんだよね。今度行くグループホーム、きっと家に帰りたいって言って困らせるだろうな。
そこが、家のように思えるといいね。
はなさんが居て、あたしはとても楽しかったよ。お元気でね。
95歳のはなさん。
あたしの癒しだったのに・・同じことばっか言うってめんどくさがる職員もいたけど、年寄りなんてそんなもんだし、どうにも憎めないおばあちゃんでした。
「あんた、いい娘だねぇ」誰にでも言います(笑)
「あら、ありがとうvはなさん上手だねぇ」
「・・あたしゃ目が悪くてねぇ・・」上げて落とすんかい!!
いえいえ本人は全く悪気はないんです。ボケかましてるつもりもないんです(笑)
「あたしゃ痩せてないよねぇ」ええいい感じにぷくぷくしてますとも。
「頭も白くなっちゃって・・」そりゃ、もう95だしねぇ・・・でも、そういうの気にするところが可愛い。
歩きもフラフラで、確かに手もかかるんだけど、許せちゃう。
「今週で終りだよ」って先週の頭に聞いて。
毎日洗う度に「ああ、もうはなさんに会えない・・・;」しみじみしてました。
他人なのに、ほんの少ししか関わってないのに、情って湧くもんなんだなぁ。言いようのない寂しさです。
金曜日、13時に仕事終わって帰る時、一目見てから、と思ったけど丁度トイレに行ってて。
残念に思いながら歩いてると、向こうから押し車を押しながら、旧相棒に付き添われて戻って来るところでした。
周りの利用者さんの耳もあるし、本人は知らないことなので、擦れ違いざまに、そっと。
「はなさん、ばいばい」
「おや、帰るのかい?」
笑って手を振って。
はなさんが来なくなった最初の日、連絡ボードに家族からの手紙が貼ってあった。
『おばあさんは通所に通うのをとても楽しみにしていました。行く日は朝早くから玄関で待っていました。親切にしていただき、家族も大変ありがたく思っています。今までありがとうございました』
はなさん、100まで頑張るんだよね。今度行くグループホーム、きっと家に帰りたいって言って困らせるだろうな。
そこが、家のように思えるといいね。
はなさんが居て、あたしはとても楽しかったよ。お元気でね。