つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

蓮ちゃんありがとう、亡くなった日のことを書く

2020-04-29 23:59:59 | 太陽

本日、20歳になる愛猫蓮がなくなりました。太陽が亡くなって四十九日経たないなかで、衝撃を受けています。個人的にはとてもとてもしんどい。けれども蓮ちゃんにお礼を言わなければ、一緒にいられたことを感謝したいともおもっています。

さきほど投稿させていただいた記事の続きです。

蓮の帰宅後、気持ちを明るくしたくて、また蓮のためにも花を飾りたいとおもいました。チューリップはもうシーズンが終わり、かろうじて小さいのが二つ。牡丹(芍薬?)はもうなく、シャクナゲも終わりに近かったので見送りました。マーガレットと今年初のアヤメの花を摘みました。あと赤の小さな花、白・ラベンダー色の小さなリンドウのような花。花のことをもっと知りたい。

すると蓮と同じ模様の猫が庭の中を走っていました。「蓮ちゃん」とおもいたいところですが、別の猫でたまにやってきます。毛艶がよく元気そうで、蓮はやっぱりやつれていたんだなとあらためておもいました。蓮ちゃんより小さいから小型蓮と呼んでいて、メスだろうなとおもっていました。でも今日見ると以前ほど小さいと思わない。蓮がやつれて小さくなったのか、その猫が成長したかどちらかでしょう。
近くに寄ろうとしたところいなくなっていたので、「もしや蓮ちゃん」と思いたいところでしたが、ちゃんと遠くのほうをその猫が走っていました。

しばらくして段ボールに入れてあげようとしたのですが、挿管の影響で首が伸びていて、縦長の段ボールじゃないと厳しい。太陽の遺体よりもだいぶ長くなっています。全体的なサイズはずっと太陽のほうが大きいのですけどね。計って比べたことはなかったのですが、手脚は太陽より蓮のほうが長いかも。

棺桶にする段ボールとしては縦60センチはほしい状態で、家中探したけれど使える段ボールが見つからない。

結局、棺桶を作りたいこともあり、17時30分頃に動物病院に電話。段ボールをもらいに行くことにしました。今度はあたしも一緒に行きます。月曜日に診察を受けたときに買おうと思っていて買い忘れていた消毒液も分けてもらうことにしました。

受付の方が葬儀会社の広告が入った段ボールを用意してくださっていたのですが、縦が55センチとのことでした。入らない気がしたのでもう一回り大きいものを希望したところそれは在庫がひとつしかないということで55センチのものともうひとまわり大きいものと、ひとつずつ分けていただきました。帰ってから計測すると60センチと50センチでした。
太陽のときと同じように棺桶をつくるつもりなので、つくっているときに遺体を保存するために箱が二つほしかったのです。
縦60センチの箱。立体で面がいっぱいありますし、今までであたしが描く一番大きな作品になります。まだ描く気持ちにはなれません。


すると、獣医師の先生が時間があれば少しお話をもう一度したいとおっしゃってくれいるとのとでした。外で待つ母を呼びに行こうとおもったのですが、特に新しい情報があるわけではないとのこと、そのまま先生がいらしてくださいました。

太陽を看取ってくれていた先生と同じ先生でした。先生がおっしゃるには、お腹の中もみせてもらった(超音波とかエコーとかそういうことなんだとおもう)けれど、原因はわからないとのこと。何かが急変したり、ここが原因になっているというのはない。ただ体調の悪かったり、弱かったりする場合にありがちな、全体的な”まわり”(循環という意味でおっしゃってくれていたのかとおもっています)が低下している状態だったとのことでした。
電話で、救命措置をしているけれど、呼吸が低下して、心臓も弱くなっていると聞いていました。

蓮は行くたびに体温が低いと言われていました。実際手足も冷たかったし、あたしもできることはしておりましたが、うーん力至らずでした。もっと早くやっていればとおもってしまいますが、それで少しは違ったかもしれないけれど、なんというか全部寿命で、全部運命なんだとおもっています。そういうものかなと。

たぶんやり直しても、今のあたしのままだったら、あたしはまた同じことをやってしまう。

解剖をすれば原因がわかるかもしれないとのことでしたが、それはやめました。もし蓮を解剖することが医学に役立つというのなら提供するけれど、研究機関ではないしそれはないよね、と母と話していました。自分の納得のために、西洋医学的な原因を追究したいとはおもいません。蓮ちゃんは戻ってきませんしね。

蓮は食べる力がなくなったので、先週の土曜日からシリンジで強制給餌していました。やり方のコツがわかり、あたしは昨日の夜あたりから、量を増やしていました。

だから母はあたしが頑張らせ過ぎたから、体調が急に悪化したとおもっています。けれども先生によると食事させすぎたからとかはないそうです。自分でも自分を疑いますが、そうおっしゃっていただくと少し気持ちが楽になります。どうもありがとうございます。

ただそうはいってもストレスはあったかもですね。難しいです。

最期まで原因がわからなかったなあ。ただひとついえるのは、太陽の死が引き金になっているということ。蓮ちゃんは太陽が死んだのがショックだったとおもうのです。だから太陽をあのタイミングで死なせてしまったのは、本当に後悔していて、だからあの時点でもう蓮ちゃんがこうなる布石が打たれていたんだなあとおもいます。

それを変えていく布石が打てなかった。寿命であり、運命でもあるけれど、打てなかった。今のあたしには、これが限界だったのでしょう。

切ない、くやしい。でも感謝もしている。そして20年は貴重だし、今は直前の苦しそうなことしか思い出せないけれど、だんだんといろいろ思い出したい。

蓮ちゃん、ありがとう。大好きだよ。

長くなったので投稿します。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

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