つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

太陽ありがとう、数日間のやるせなさは忘却している

2020-03-19 00:12:02 | 太陽

つぶつぶタンタンに太陽のことを綴るのを楽しみにしています。覚えていることを綴っておきたい。あたしの物語という言葉に甘え、勝手なこと書きます。
どうぞこの場を使わせてください。どうもありがとうございます。

愛猫太陽が亡くなってまもなく丸6日。悲しいことに、淋しいことに、やるせないことに、あーでもそれでそういうものなのだけど、感情が落ち着いてきています。

人間の限界をすばらしいというべきなのでしょうね。書こうと思っていたメモをみて、思い出しながら、感じていたことをいまのうちに書いておく。

亡くなった後は、食欲がなかった。数日くらい。あとはくやしくてよく、机を、両方の平手でバンと叩いていた。考えいるうちに感情がいろいろ極まってしまって、やるせなくて叩く感じ。一度スリッパを片方ずつ投げたこともあった。

亡くなった翌日14日(土)は雪。事実上今年初めて感じで、太陽と雪の中たたずみたかったなとおもいつつ、寒くなれば遺体の腐敗も遅いからうれしいなとおもった。遺体の口元が少しだけ匂う気がした。

太陽は、牙が左上1本しかない。うちに来た時からそうだったような気がするのだけどはっきりとはチェックしなかったから確信がない。その牙も根本が虫歯?で茶色くなっていて、あまり歯が強い猫じゃなかった。
野良のときに苦労したんだろうなとおもっていた。

遺体は右側を上にしていて、すると左側が少し固くなった気がする。

週末くらいまでは、そんなことはしないけれども、死ぬのも悪くないなあ。殉死したい、一緒に火葬してくれればそれもいいかなあとおもったりもした。あと安楽死という文字に反応してしまったり。あたしより先に死ぬであろう母を羨ましいとまでおもった。
あとはもう余生だからとおもった。それは今もおもう。

あと断続的に、呼吸困難というか、呼吸が早くなったりもしたなあ。小説も頭に入らなかった。

今日は、母が「一番最初の血栓症で助かったときからずっと奇跡だった」と言っていて、そうだなあとおもった。

一番最初に出会ったとき、脱走したのを探して再会したとき、貧血に何度かなったとき。全部奇跡だよ。

一番最初に血栓症になったのは、まだ今から2年も経たないくらいのとき。

搬出を終えて、池袋のベローチェの奥のソファー席で、空いている空間に大きな荷物をおいてひとりくつろいでいるときにメールが入った気がする。

帰宅すると、下半身まひの猫がいてびっくりしたなあ。外でものすごい助けを求める声が聞こえて、外に出てみたら太陽が下半身を引きずっていたらしい。

土曜日の時刻は19時前。取り急ぎ一度行ったことがある19時までやっている医者に電話をして待っていてもらい、連れて行ったとのこと。あのとき母がいなかったら太陽は死んでいた。母に感謝している。

緊急処置をしてもらって、帰宅。危ないから絶対に翌日に受信するようにと、休日も診療をしている、太陽のかかりつけになる病院を紹介してもらったのだった。(余談だけどその日は、なかなか医療費の額に驚いた。まあ、その後は、普通になってしまいましたが。)

そして麻痺が残るかもしれないといわれて、実際のところ、片足を引きずるようにして歩き、引きずらないけれど、階段を斜めにしか登れなかったり。ジャンプ力がなかったり、していた。けど、回復して元に戻って、麻痺は残るのだろうなとおもっていたから、うれしい驚きだったな。

心臓に持病があることがわかった。医者に通いつつ、薬物療法。けれども1年経たないうちに再び血栓症に。

原因不明の血尿が止まらなくて、血を固まりにくくする薬は飲んでいなかったのだけど、飲むことになった。そうしたらなぜか血尿が止まったのよね。もっともその薬は合わなかったみたいで、吐くようになってしまった。それが原因で早く心臓が肥大して、肺水腫につながったかもしれないわけで難しい。そうじゃないかもしれないけど。

そしてあたしたちは、吐く原因に気づかなかった。

あのときは呼吸困難になっていて苦しそうだった。

呼吸困難に至る時間や呼吸困難そのものは今回亡くなったときのほうがずっと短いのにね。過信した。というのもあるだろうし、第1回目の肺水腫に起こしたときが奇跡すぎたわけかもしれないわけで、その奇跡にもっと感謝するべきだったともおもう。今回は慢心したね。


今日はもう1匹を健康診断に連れて行った。我が家の歴代猫たちがお世話になっている別の獣医さん。設備があまりなく、空いている曜日や時間も限られていて、先生が1.5人という、人間でいうところの、専門病院ではなく、ホームドクタータイプの先生。
触診、動物の知識、動物を全体でみて話すこと、説明、データよりも猫をみる感じ。
安心感があります。けれども、太陽については持病があり、緊急性やデータが大切だから、この先生では無理だった。ホームドクターとのつきあいでいられる健康状態というのはとてもしあわせなことなんだろうね。

太陽のことをお知らせした。

触診と血液検査をしてもらって、もう1匹の健康状態は優秀だった。よかった。本当にありがたい。かつては血液検査は外注にされていたけど、今は時代が進化して、すぐにわかる。ありがたい。
そして、検査の前ってやっぱりドキドキするから、もう1匹の猫をすごい愛しい目でみて、この猫のことをついあとまわしにしていたなあともおもったのだった。

大切にします。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

エネルギーサロン・タンタン
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