つぶつぶタンタンに愛猫太陽のことを綴るのを楽しみにしています。覚えていることを綴っておきたい。あたしの物語という言葉に甘え、勝手なことを書かせていただいています。
この場を使わせていただけること、感謝申し上げます。
チューリップが咲き始めた。赤黄色、鮮やかなチューリップ。生命の輝き、元気の象徴。この毒々しいまでの圧倒的な生命力は、成長していくいのちを感じさせる。
太陽、一緒にチューリップのなかを散歩したかったな。昨年はチューリップの中を散歩したのだよね。そのときの絵が頭に浮かばない。昨年のこの頃はまだ、ハーネスとリードなしで散歩していたね。たまに逃げられちゃうけれど、自由を尊重してあげたかった。あなたはきちんと一緒に散歩してくれた。
太陽がいる間は、あなたが外に出てしまうことを防ぐために、ほとんど窓を開けなかった。開けても開けっ放しにすることはなかった。けれども最近は、コロナ対策のこともあり、よく窓を開けて換気している。今日も換気していました。外は気持ちいい気温だね。もっとも網戸だから、生きてくれていたら、一緒に屋内でも外の空気を楽しめたかもね。いや、散歩行きたいと騒いだな、たぶん。散歩に行きたいね。
あなたが外に行ってしまうことを心配しないで済むのはとても寂しいね。あなたと一緒に春を楽しみたかったな。うん、そうだね、楽しんだよね。どうもありがとう。
家の中でもおしっこかけをしたあなただけど、外でもよく臭い付けでおしっこをしていたね。おしっこをどんなにかけても、おしっこ在庫がゼロにならないのはすごいね。必要に応じて、やっていて、「まだあるのか」とおもったよ。絶対、ゼロにはしないんだろうね。
猫の膀胱のコントロール能力はすごいな。
あなたが膀胱炎になったときは、膀胱の大きさがとても小さくなっていたとのこと。ずっとそのままじゃなくて、なんだか途中で少しは大きさが戻っていた気がするよ。その件については、あらためて獣医さんに訊かなかったけれど、それぐらいのおしっこ量だった。
もちろん利尿剤の影響もあったよね。大変だったよね。気持ち悪いときもあったかもね。ごめんね。けれども最後、利尿剤の量を減らし過ぎたのが引き金になってしまったのだよね。それもごめんね。いっぱいごめんね。気づけなくて本当に悔しい。悲しい。
冬はダウンコートを着て散歩をしていたあなた。帰宅すると、玄関の段差のところで、一度立ち止まって服を脱がせたり、ハーネスを外してもらうのを待ってくれたね。ちゃんと展開がわかっていたんだよね。もっとも、スマホの音声を先に切ろうとしたり、ちょっとタイミングが遅くなると歩き出そうとしてしまう。すいませんねー。
ダウンコートを着るのを嫌がるときもあったけれど、暖かかったよね。嫌がるといえば、チクチクする草の種がよくコートについたね。一緒に散歩しているあたしの服にもいっぱいついたよ。あれ痛いね、そしてとるのが大変。うっかりダウンコートのなかにつきっぱなしになってしまったこともあって、申し訳なかった。
さらには全部とれたとおもっていても、コートを洗ったら、そのチクチク種がいくつか出てきた。痛かったということだよね。ごめんね。
原則、道を歩いたあなただけど、やっぱり草むらに入りたがるわけであって、そして草むらに入ると、種がついてしまうこともあった。
道を歩かなきゃいけないというのをわかってくれていたね。ありがとう。わからせてしまって、ごめんね。でもあなたが散歩好きの猫で、散歩も楽しんでくれる価値観でよかったとおもっている。楽しんでくれていたとおもっている。どうもありがとう。
犬にも人にも車にも遭遇するから、あたしの存在も少しは心強かったよね？ 散歩している動物はほとんどが犬で、猫はほぼあなただけだったね。今でもゆっくりのペースで歩くと、あなたと一緒に散歩をしているような気持ちになる。
家の周りをくまなく歩いたね。日中は出歩かないコースもあって、やっぱり車や人通りを意識していたのかしら。夜はおおむねどこでも歩いたね。すごいなとおもうのは、どこを歩いたかちゃんと覚えている。だから一度帰宅して、また散歩に行くと、前とは違うコースを歩く。
一方、一度猫を見かけてしまうと、その場所に何度も行きたがったね。
つながれて散歩をしている状態でも、このあたり一帯は自分の縄張りという意識があったのだろうね。うれしい。
太陽、ありがとう。大好きだよ、楽しかったね。いつも一緒にいるとおもっています。
また書く。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
～身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day～
