読書交換会でした。
今日も読書交換会はオンライン。
1か月くらい前に今回を池袋開催にしようか、オンラインにしようか考えて、不透明だったので、オンラインにしました。
今のコロナの状況、そしてこの大雨だと、オンラインでよかったんだなとおもっているところ。
今回は、青空文庫にもなっている純文学、心理学、SF小説、怒り、20世紀後半の小説などが登場しました。
盛りだくさんで、いろいろ話してとても楽しかった。毎回ですが、自身を考えるきっかけになります。
泉鏡花の小説を紹介してくださった方が、スライドをつくってきてくれたり、テキストを共有してくれたりと、本格的でとっつきにくい昔の小説をとても身近に感じることができました。
こういう世界もあるんだなあと、時代背景を考えるとより理解が深まります。
こういう世界もあるんだなあと、時代背景を考えるとより理解が深まります。
河合隼雄さんの本の紹介は、とても懐かしかった。昔よく読んでいて助けてもらったと思っていたから、亡くなったときショックでした。紹介を聞いてまた読みたくなりました。
SFの短編集は、自分だったらきっとあえて手に取りはしなかったと思うのです、聞いていて惹きつけられました。年齢性別すべて不明の覆面作家だそう。これだけのネット時代、まだそういう方もいるんですね。宇宙のラーメン屋さんの話が面白かった。
アンガーマネジメントの本は盛り上がる、盛り上げる。聞いていて思い当たるものもいくつかあり、おしゃべりそのものが面白かったです。
島田荘司さんの小説は、詳しい方がいて、いろいろ聞けて面白かった。殺人をするためのトリックがすごいらしいです。
と羅列になってしまいましたが、本について、みんなと話すから楽しいんでしょうね。
いつもどうもありがとうございます。
あたしは中村啓さんの「美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻 」を紹介しました。ちょうど上野で鳥獣戯画の展覧会やっているし、いいかなあと。
⇒ 【読書】中村啓「鳥獣戯画 空白の絵巻」芸術の価値とは
⇒ 【読書】中村啓「鳥獣戯画 空白の絵巻」芸術の価値とは
池袋の読書交換会で一時期同じく中村さんの『樹海に消えたルポライター ~霊眼~』がクルクル回ってみんなで読んでいたことがあって、そのときのメンバーにこの本も紹介したかったなあ。またそのうちみんなに会えますように。
どうもありがとうございました。
今日もみなさまにとってよい日でありますように。
⇒東京読書交換会ウェブサイト
※今後の予定は2021年5月1日（土）夜・オンライン、5月15日（土）夜・オンラインです。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
