伝統工芸系は 誰と話しても どの分野でも
厳しいとか たいへんだとかという話になるのですが
実際なにが大変なのかということになると
まずは 取り巻く環境だったりするわけです。
以前と同じものがそろわない 材料であったりいろいろ
それは 環境基準の問題だったり 輸入の問題だったり 産地の問題だったり
人材の問題であったり まずはいろいろ。
使わなければいけない周辺の材や 道具を作る職人がとか
そのあたりが問題だったりします。
桐たんすでいえば うつぎ 木の釘ですが これを作る人が とか
うづくりがとか やしゃのみが とか そういう周辺のところが弱くなっていったり
金具のメッキが とか 今はあの色は出ないとか
個別のたんす屋で使う量は 実は そんなにすごい量にはならないから
全体の量が減ってくると それで食べてる人は大変ということになってしまいます。
砥の粉やなにかも いいものがあったら買いだめしてと言われても
その量が 2トンとか言われたら 一軒のたんす屋では対応できません。
ほんとにそのあたりから 難しい問題が山積になっていきます。
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