Welcome to TANN'S_blog(中島富男)

好き勝手なことを言ってるだけです。パンの記事は全て移設しました:http://pane.piazza.link

向精神薬が効く身体になったということ

2016-02-23 11:40:22 | うつ
うつになって以来、減ることがなかった抗うつ剤が、随分と減った。

代わりに、抗躁剤が処方される始末だ。

睡眠導入剤も増えた。

主治医の、まず、ユックリと寝ろ!というメッセージだ。

抗不安剤も少し増えたが、これも、落ち着けという主治医のさじ加減である。

今回の休職に入って11ヶ月がもうすぐ過ぎる。

『うつ が 融ける』と、私は表現したいのだが、融けているのである。

抗うつ剤が減ることにより、恐らく、今までと異なる脳内神経細胞のネットワークができようとしている。

前回の抗うつ剤を減らした後、2日後であったろうか?

夢をみた。全く記憶がない場所と人たち。それらに囲まれて、不安げにいる自分。一晩に同じ夢を繰り返しみた。

夜中だ。怖かった。

あぁ、うつ の 治りかけに、自死に至ることが多いと聞くが、こういうことかと思った。

あんな夢を繰り返しみたら、その晩に、世界から逃げ出したくなるに違いない。

夢の恐怖と、その夢の影響を分析する自分の二人が一緒いる。

今まで、抗うつ剤により、無理に出していたセレトニンやアドレナリンでマスキングされていた、脳内神経細胞が繋がったのだなぁと、起きてから考えた。夢に神秘性など無い。

それから、抗うつ剤を減らしたのにも関わらず、躁状態は、勢いを止めなかった。

色々なことについてアイデアが出てきて仕方がない。

十年以上前に出された宿題を、どのように扱うべきかとなどという、記憶の隅に置き去りしていたことまで、閃いた。十分にロジカルにだ。

パンのブログ記事のアイデアは無尽蔵というくらい、次々と出てくる。

そして、主治医は、もう少し、落ち着けと、処方により言ってきた。

抗うつ剤が減ったことは、やはり、2、3日先ではないと、様子はわからないだろう。

しかし、増量された抗不安剤の効果はすぐにでる。

歩くのが遅くなった。タイピングしたら、誤字脱字をチェックする。

ソファに落ち着いて座っていられる。

向精神薬が効く身体になった。

それらを、多く服用しながら、面倒な仕事をしてきたことに無理があったのである。

もっと早くに気付くべきだった。

しかし、それ以前に起き上がれないようなうつを経験していたから、誤魔化しながらでも働けることは嬉しかった。そして、成果を共有できる人たちもいた。

しかし、もう限界だったのだろう。

年齢のせいもある。周囲に自分が理解されていないという怒りもあった。

しかし、もっと基本に戻れば、向精神薬を沢山服用しながら、無茶な勤務をしていたことが、間違いであった。

面白いことではなく、愉しいことに時間を費やすべきであったのだ。

さて、次の2週間後の通院時には、どうなっているであろう。

自分の身体で実験してい面白がっているが、
同時に、ほぼ、10か月にわたって聴くのもしんどかった音楽を、今は、愉しんでいる。

向精神薬の効果を感じられなかった十年の生活がいけなかったのだ。

今の私は、なんでも面白がっていた大学生の頃と、うつに何度もなる修羅場を生きてきたオヤジの混合物である。

だから、何もかも新鮮だ。

もう少し。

先月、見つけるべき答えは二つあった。そのうち一つは見つかりそうだ。

もう一つ、それは、どれだけ向精神薬を少なくすることが、今の休職中にできるかに関係する。

今夜は、十分に眠れるであろうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿