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大洲市にあるエクステリア設計者のブログです

大洲市 宇和島市 西予市 八幡浜市 鬼北町 松野町 内子町の南予地方で、外構エクステリア工事を紹介していくブログです。

傾斜地に物置工事 基本的な話

2018年01月10日 17時31分46秒 | 現場完成写真
いつもお世話になっております。
時間ができましたので、ブログをUP致します。

以下の文章は去年に書いてたものです(^^;
消そうかと思いましたが、せっかく書いたので置いておきます。

10月に入り日が暮れるのが早くなってきましたね。
私は暗くなるとどうも気分が落ちます。ものすごく軽~い暗所恐怖症なんだと思います。
元々テンションはそれほど高くありませんが、暗くなったり寒くなると体調が悪くなります。

ですが、子どもの頃の影響でしょうか。
クリスマスシーズンに入ると意味もなくそわそわしますね。
大人になって特になにもないのですが、子供の頃は、クリスマスからのお年玉だったので、楽しみでしょうがかったのでそこから来ているのだと思います。

大人になった今、散財(甥や姪にお年玉)するだけです。
但し、今年からは娘が産まれてきてくれたので、まだ0歳なのであれですが、
来年ぐらいからはおもちゃ屋など行きプレゼント選びなどできますので楽しみです(*^-^*)




今回のブログですが、お世話になったお客様から依頼があり、物置を取り付けることになりましたので、紹介したいと思います。
いつもの如く、許可は取ってないので、写真はバンバン修正を入れていきます( ̄▽ ̄)

■現地確認


・アスファルト舗装されている場所に物置を設置致します。
 わかりにくいのですが、写真左から右に向かって、傾斜があります。


取りつける物置の間口は2700㎜弱。その物置の間口で左右の高低差が150㎜程度ありました。
物置は基本、水平に設置です。
物置の下には、普通ブロックを敷いてから設置致します。
※ブロックでなくてもいいです※

■イメージ


ブロックを敷く事により、高さの微調整が可能になったり、下から通気できるようになります。
錆びや湿気も軽減できます。

しかし上記にも書きました通り傾斜があり、
物置の左右で150㎜高低差はブロックで調整する高さではありません。

そこで、現在あるアスファルトの上に物置を設置するのは諦め、
まずは物置の下にコンクリートを打設することに致しました。

コンクリートを打つことにより、物置の土台を水平にできます。(厳密には水勾配があります)、
且つ、物置を固定するアンカーがよく効くので、台風の時も絶対ではありませんが、転倒を阻止することができます。
ちなみにアスファルト舗装にも、アンカーは打ち込めますが弱いです。というかほとんど意味がないと思います。

ここで大事なポイント。
仮にコンクリートで土台を水平にしたとしても、ブロックは必要となります\_(・ω・`)ココ テストニデマス
上記にも書いたように、通気の隙間が必要な為、コンクリートに物置を直置きはせず、通気を確保しましょう。


内容が決まりましたので工事に移ります。


■アスファルトを撤去して行きます。

・アスファルトにカッターで切り目を入れ、残す部分を剥がさないように少しずつ撤去します。
 そのままアスファルト舗装の上にコンクリートを打設するのは難しいです。


・ある程度撤去が完了したら、あとはガンガン剥がしていきます。


・撤去が完了したので、コンクリートの為の下地砕石を入れます。


・砕石を入れ終わったら転圧していきます。


アスファルト舗装はコンクリート舗装に比べ柔らかく、厚みが薄い為、比較的簡単に剥がすことができます。
弊社では、アスファルト舗装は40㎜厚、コンクリートは100㎜厚でやることが多いです。
アスファルト舗装の厚みは様々で、弊社は40㎜です。


・型枠を組んで、コンクリート打設準備完了です。


■コンクリート打設


・コンクリートを打設しました。この状態で数日待って、型枠を外し、物置を組んだら完成です。

■物置



・物置組む課程の写真はありません(爆)
 大体このサイズだと、数時間で組み終わります。
 1日かけたら赤字になります(^^;


・最後に、コンクリートとアスファルトの隙間にアスファルト舗装して完了です。

コンクリートを打てば、舗装の傾斜がわかりやすいと思います。
この勾配はさすがにブロックやセメントでの調整は無理です(^^;
・・・まあ、できなくはないですが格好悪いことになります。


普通の物置工事でしたが、いかがでしたでしょうか?
さぞかし勉きょうに・・・『だろうね』だったと思います(爆)
なかなかブログネタはないということですね(^^;

変わった仕事なんてそうそうありません。
当たり前の仕事を当たり前にこなすことが大事だと私は思っております。

仮に変わった仕事があったとしても、それをブログに紹介できるかといったらそうでもありません。
複雑になればなるほど、ブログに書くことも長くなります。
そうなると私が持ちません(爆)
というのは冗談で、時間がかかり過ぎて途中で心が折れるだけです。理由がたいして変わってないですね
このブログも10月に書き始めて、UPがまさかの1月なので、なかなかのもんです( ̄▽ ̄;)マズイ

定期更新のブロガーはさすがです!私には無理!!

私自身は少しでも外構工事を知ってもらえれば、もしくはこのブログを楽しんでもらえればを原動力に頑張ってます。
またいつ更新できるかわかりませんが、今年も不定期にやっていきますので宜しくお願い致します。
それでは!!

玄関タイルに手すり工事 アンカー柱と埋込柱 施工して感じる違い

2017年09月02日 18時50分10秒 | 現場完成写真
いつもお世話になっております。
お盆も終わり、朝晩が少し涼しくなってきました。
さすがにまだ昼中はまだ暑いですが、それでも過ごしやすくなってきたと思います。

特にこの時期の17~18時頃の夕暮れ時は大好きです。
景色が綺麗なんですよね~。
特に田園の風景がなんかホッとします(*^-^*)
冗談抜きでそのまま車を止めてボケーっとしたい気分になるのですが、
30半ばのおっさんが田んぼの前でボケーっと座っていたらリストラでもされたサラリーマン、もしくは人生に疲れたサラリーマンと思われそうなので、なかなかできません(;・∀・)

世間話はここまでにして、今回のブログは珍しくまじめな内容です(爆)
内容は私たち専門業者にはわかることだと思いますが、一般の方はわからない事だと思います。


現場は、過去に仕事をさせてもらっている歯医者(店舗)の仕事になります。
依頼内容は、患者様が玄関タイルの階段の上り下りに苦労しているということで、タイル部に手すりを付けてほしいという依頼でした。

手すりを付ける場合、既に階段がある場合は、柱はアンカー柱を使うことが多いのですが、
まず、アンカー柱ってなに?と思われるので説明致します。

■アンカー柱とは、


手すりの柱をそのまま埋め込むのではなく、柱から径の小さい鉄の棒(アンカー)が出ており、
柱を建てたい箇所をドリルで穴を開け、棒(アンカー)の部分を挿してボンドで固定する方法です。

メリットとしては、径が小さいので、最小限の穴で柱が建てることができます。
且つ、ボンドの為、短い時間で柱が固定され、施工時間の短縮ができます。
施工時間が短縮されるということは、施工費が安くなるということです。

最初に言いましたが、施工したい箇所が化粧(タイル等)の場合、アンカー柱にするのが一般的です。

しかし、アンカー柱は今回の依頼では使うのを止めました。
理由としては強度に不安があった為です。
強度と言ってますが、ちゃんと数値化したわけではありません。私の経験上で判断しました。
強度の違いはカタログには書かれておりませんが、(・・・多分)
手すりの柱を埋め込む場合とアンカー柱では、はっきりわかるぐらい柱の安定感が違います。


ここからは私の推測ですが、
まず私達が使うメーカーのアンカー仕様だと、アンカー部分の長さは70㎜です。
これを直接コンクリートに打ち込むことができるのであれば、十分に効くと思うのですが、
実際のところ、手すりを取り付けたい玄関部はコンクリートではなく、タイルなど化粧していることが多いです。


次はタイル工事を説明します(^-^;

タイルを貼る場合は、下地にコンクリートがあり、
コンクリートの上に砂とセメントを混ぜたものを敷いてからタイルを貼るという感じで3層で出来ております。

※砂とセメントを混ぜたものを私たちは『バッサ』と呼んでます。わかりづらいので、『砂セメント』と呼ばせてもらいます。

■タイル工事の断面


手書きで申し訳ありませんが、上記のイメージです。

上から、タイル厚みが9~11㎜程度、砂セメントが20㎜程度、その次にコンクリートです。
あくまで弊社の施工は上記の厚みで施工してますが、会社によって多少、下地の厚みの違いはあると思います。

この場合、コンクリート部分にアンカーが刺さるまでには30mm程度の距離があります。
アンカー(厳密にいえばボンド)が一番効く部分はコンクリートの部分なので、
70㎜の長さしかないアンカーは、40㎜程度しかコンクリートにかからないことになります。
・・・あくまでコンクリートにです(^-^;
タイル自体にもボンドは効きますので、施工としては・・・・グレーなのかな??( ̄▽ ̄;) ←これは適当なことを言ってますので真にうけないでください
タイルにアンカーの柱を施工してもちゃんと施工していれば柱が倒れることは普通はないです。


ただ、今回の依頼は手すりを使われる方は本人ではなく不特定多数の患者様が使用します。
恐らく、手すりを付けると、全体重を手すりにかけて階段を上がる方もおられると思います。
そう考えるとアンカー柱では、もしものことがあったら恐いと思いやめました。


では埋込柱ならどうなるか。
埋込柱は、私たちが使用する手すりは180㎜柱を埋め込まないといけません。
この時点で、70㎜のアンカーとは別物ですね(^-^;
但し、埋込柱はその名の通り、柱を埋め込みます。
通常、埋込柱は、階段やスロープなど、一から作るときに施工していくことが多いです。

よって、既に出来上がっている階段に埋込柱を使うとなると、柱が入るサイズの穴を開けないといけません。(柱の径42㎜)
ドリルのようなものでは、小さい穴しか開かないので無理です。(ドリルは大きくて20㎜程度・・・・だと思う)

柱の径が42㎜だと大したことないと思われがちですが、
実際穴をあけるとなると42㎜以上は当然開けないといけないので、大体60㎜以上は開ける必要があります。
これでもたかが60㎜・・・と思うかもしれません。
しかし、実際60㎜の穴を深さ200㎜ぐらい開けると専用の機械がないとまず無理です。
これはやってみればわかります。
ドリルなどでやるとなると、多分どうやってやるんだ??と現場で固まると思います(笑)

そして、専用の機械を使うと新たな問題がでてきます。
穴をあけるとなると、現在貼ってあるタイルに直接穴を開ける為、タイルが割れる可能性があります。

仮に割れたとして、直せるか?というと、
今回の依頼のように、昔作ったタイル階段の場合、そのタイルが現在もあるかどうかになってきますが意外とないことが多いです。
そうなりますと割れた場合、タイルの復旧が困難だということです。
埋込柱にはそういったリスクがありますが、それでも安全面を考えるとやっぱり埋込柱でした。

お客様に、
『割れた場合、タイルを直すのは難しく補修程度ぐらいしかできませんが、それでも埋込柱でやらせてください』
とお願いしたところ、快くOKを頂きました(#^^#)

ここまで来れば、あとは施工するだけです。


■現況写真


よくある玄関タイルです。
階段は2段となっております。
こちらに手すりを取り付けます。


■コア抜き開始(穴を開けることを『コア抜き』と呼んでます)


・柱が3カ所なので3カ所をコア抜き致します。
 上記の写真は既に3カ所目に入っております(^-^;
 
 結果、無事タイルは割れずにコア抜きが完了しました。
 但し、どこの現場でも、コア抜きしてタイルが割れないという保証はできないので、
 タイルにコア抜くときは割れる可能性があるということは説明はしておくべきです。

・ちなみに写真の汚い泥水ですが、これはコアを抜くときに水を流しながら作業する為、
 削れたコンクリートの粉と水が混ざってこのような状態になります。


■手すり工事完了



・コア抜き後、柱を建ててから1日、間を空けて手すりのビームを取り付けました。


手すりの取り付け位置が端ではなく、少し中央気味なのは、お客様の知恵です。
左利きの患者もいるということで、左手で手すりを持っても階段を上がれるように配慮しました。
本当は玄関タイルの中央に付けたかったのですが、大きな荷物の搬入があるので、さすがにそれは厳しいということで中央よりは右寄りに取り付けになりました。


柱は埋込仕様で大正解でした(#^^#)
コア抜いた時に下地の仕様をみましたが、やはりアンカーだとかなり不安定になってたと思います。


※注意※
アンカー柱がダメだとは言っておりません。
状況によるということをご理解してもらえればと思います。
今回は不特定多数の患者様が使用するということを考えると、このような結論になりました。




ちなみに埋込柱にはデメリットがもう一つあります。



埋込柱の廻りはセメントでの補修となります。
これはコア抜きによる穴が柱の径よりも大きい為です。

あと気づきにくいと思いますが、柱の右側に小さい穴らしきものが見えると思います。
こちらはコア抜きをする機械を固定する為に、アンカーをさしている穴となります。

・・・

アンカー柱から埋込柱にしたのにアンカー??と混乱すると思いますが、長くなるのでここでの説明は省きます(´・ω・`)ゴメン
とりあえずコア抜きするには、別の箇所に小さい穴ができてしまうと思ってください。


これがアンカー柱の仕様の場合、柱よりアンカー(棒)の方が小さい為、このような補修跡が見えないです。
コア抜きが必要ありませんので、小さい穴もありません。
アンカー柱はタイルの上に柱が立っているだけでセメントは見えませんので、見た目はアンカー柱の方が綺麗になるということです。



ふぅ~終わりました(*_*;
ちゃちゃっと書くつもりですが、いつものごとく長くなりました。

もっと簡単にすればブログの更新頻度もあがるのですが、
私の性格上、それは無理なので長くなります(;・∀・)

性格プラス、私は文章の構成が下手なので、書き終わってから、見直しに異常に時間がかかります( 一一)
こういうの何って言ったかな??確か少し前にドラマであったと思います。

・・・

ネットで調べました! 『校正』ですね!
私がやる行為が『校正』とはとてもとても言い難いですが、ブログ書き終わった最初の文章は本当にひどいものです。
絶対に2回以上の見直しが必要です。


特に多いミスは、『よく言われている〇〇ですが~・・・、これはよく言われます』的なものです。


最初に言ったことを、一文書いて間を置くと、最後にまた同じことを書いてしまいます。
この間違いが特に多く、ひたすら直していきます。
そして最後には直すのも嫌になって、投稿ボタン、ポチっと/(´-ω-`)モウシラネ
大体いつもこんな感じですね。

・・・

う~ん、雑談部分でさらに長くなってきてます(^-^;
もう止めます。


皆さん、最後まで読んで頂きありがとうございました!
それでは!(''ω'')ノ

最近多くなっている、防草シートの施工 真夏の自転車 顔写真のやり替え

2017年08月05日 17時55分56秒 | 現場完成写真
いつもお世話になっております。
前回、私が話していたロードバイクによるツーリングに行ってきました!

感想ですが、皆さん、

真夏のツーリングはやめましょう!!

この一言に尽きます。

約40km強を走りましたが、距離よりも暑さに参りました(´・ω・`)
正直、ロードバイクでの40kmは私にとってはかなりの距離でしたが、
自転車で走っている人にとっては、準備運動ぐらいの距離のようです(爆)
でも私は死ねました。
友人含めて、5人で一緒に走りましたが、私一人置いてけぼりを食らって、途中、寂しく一人で走っていた時間もありました(´;ω;`)
いやぁ~私の友達はホント非情ですね~。

非常に大変でしたが、真夏じゃなければ楽しいと思います(#^^#)
あとお尻がとんでもなく痛いのでその対策はしないとまずいです…暑さもそうですが、この痛みも堪らなかったです!
ということで、ロードバイク初心者は、暑さ寒さ対策とお尻対策をすれば楽しめると思います。\(゜ロ゜)ココ重要


さて、仕事の話に移ります
今回は、この近年異常に多くなってきている防草シートの話を致します。

防草シートはその名の通り、雑草を防ぐシートです。
現在、夫婦共働きが一般的になっており、雑草抜く余裕というかお庭の手入れする余裕がない人が多いと思います。。
実をいうと私もその一人です。
休日は庭の手入れよりも家の中の掃除を優先させてしまいます。

ですので、よく雑草が生えてきそうな土地の方には私の方から防草シートを勧めております。


防草シートの商品はかなり種類があり、正直全く把握できておりません(^-^;
形はロール状が多いと思います。

↓こんな感じです


たくさん種類はありますが、どの商品も施工方法はほぼ同じですので、参考にしてもらえればと思います。
それでは行きましょう。


■まずは現状確認です。




※お客様に許可をもらってブログを掲載しているわけではありませんので、特定されないように一部加工しております。


・こちらの現場では、そこまで雑草が生えるような感じではなかったのですが、お客様の要望により防草シートを敷くように致しました。


■現状の土を削り、防草シートの下地作成


・下地がボコボコしていると防草シートが敷きにくくなりますので、ガンガン転圧して綺麗に仕上げていくのが、ポイントです。
 この下地作りがプロと素人の違いになると思います。
 ただそんなに難しくはないので、道具さえあればプロでなくとも綺麗に下地が作ることが可能です。
 この時点で雑草は生えにくい環境にもなってますが、防草シートを敷くと尚良いです。


■防草シート敷き


・下地が出来たら防草シートを敷いていきます。
 こちらの作業は誰でもできる作業です。
 防草シートを敷いて、端部はカッターで切って合わせ、専用ピンでどんどん止めていくだけの作業です。


■最後に、砕石を敷いて仕上げていきます。




■完成です。




・完成したら、当たり前ですが防草シートは見えないのでわかりません。


一般的に防草シートの上は、砕石が多くなると思います。もしくは人工芝。
防草シートの上に土を入れてしまったら、そこから雑草が生えてきますので、あまり意味がなくなってしまいます。
かといって、防草シートの上に土を入れる場合が全くないわけではありませんが、そこは割愛させてもらいます。

※重要※
防草シートを敷いていたとしても、雑草が生えてくる場合があります。
種が砕石の上に落ちて、土がない状態で発芽する場合がある為です。
他にも、防草シートの端部、防草シート切れ端の隙間から生えてくる雑草もいます。
これはアスファルト舗装でもよく見られます。
防草シートを敷いても雑草を抜かないといけない状況が出来る場合がありますので、そこはご了承ください。


ちなみにアスファルトはたまに貫通してど真ん中に雑草が生えてくる場合がありますが、
防草シートは貫通しにくいようにできているので、カッターなどの鋭利な刃物では簡単に切れますが、面を押して穴を開けるのは容易ではありません。


さて、いかがでしたでしょうか?
施工は意外に簡単なので、ご自分ででやるのもお勧めです。
下地はそこまできれいにしなくても防草シートは敷けますので、写真のようにまではしなくて大丈夫です。
是非、お勧めなので、雑草に悩んでいる方がいればやってみてください( `ー´)ノ




最後に弊社ホームページのブログの欄に私の写真が載ってましたが、
20代前半の詐欺写真だった為、変更致しました。

(有)エクスガーデン川本HPアドレス↓
http://www.exg-kawamoto.jp/


顔写真は本当はあまり貼りたくないのですが、仕事なので仕方ありません(^-^;
どうせなら、元になった写真を公開しますので見て行ってやってください。




はい!そうです。
最初に離しました、自転車でツーリング行った休憩所で撮った写真を使わせてもらいました(`・ω・´)
友人たちの顔は肖像権の侵害+怒られるので、修正しております。

なんかゲームのパックマンにみたいになってしまい、逆に怒られそうですが、大丈夫でしょう( ̄▽ ̄)♪


それでは、また!!

外構 汚れたアプローチを高圧洗浄機で洗い落とすと・・・

2017年03月16日 19時03分21秒 | 現場完成写真
皆さん、いつもお世話になっております。

今日は今までのブログとは少し異なりますが、
外構工事をしていて、こういうことも感じられるんだということが起きましたので、UPしたいと思います。


とあるお客様から工事依頼を受け、外構工事(リフォーム)をさせて頂きました。
元々、玄関前に石敷きのアプローチがあり、何年も経って黒ずんでいました。
(アプローチ部分は工事はしておりません)

そのアプローチは他界したご主人が昔、ご自身で作ったものだそうです。
汚れてはいたのですが、かなり手間暇かけたアプローチだなという印象でした。
素人ではできないアプローチです。

奥様曰く、黒ずんでわかりませんが、石にデザインがされてるとの事。
それは是非見てみたいと思いましたので、工事が終わった後に高圧洗浄で石を洗いに行きますと伝えました。

無事外構工事が終わり、約束通り、現場へ高圧洗浄機を持って現場へ行き、アプローチ洗浄。
洗ってみると綺麗な模様が出てきましたので写真を撮らせて頂きました(^0_0^)


■洗浄前


内容が個人情報に関わってくる為、写真は必要な箇所以外、加工しております。
わかりづらいかもしれませんが、写真下の部分です。



■洗浄後


見事に紅葉した葉っぱの模様が出てきました。
これはイチョウの葉だと思われます。
ご主人の遊び心ですね(*^^*)

ご主人はどういう気持ちでこのデザインをしたのでしょうか。
当時の幼い子供に向けて作ったのかもしれません。
ご家族の方はこの模様をみて、当時のご主人の想い出がきっと蘇ったのではないかと思います。


洗ってみて、不思議な感じがしました。
何年、もしくは10数年見えてなかったのかわかりませんが、
見えてなかったことで、改めて見えた時に想い出が蘇るきっかけになると思います。
成人して、県外に出てるお子さんたちが、帰省した時にこのイチョウの模様を見て、なにか思い出してくれると嬉しい限りです。


話が変わりまして、私も先月、娘が産まれました。
34歳を迎える今年、やっと父親になることが出来て感無量です。
これから、妻と娘、色々な想い出を作りながら、日々を歩んでいこうと思います。
地元ネタにはなりますが、私的にはエミフルに家族3人で買い物に行きたいです(*ノωノ)
特別なことではないただの日常ですが、
その何気ない日常が、振り返ると幸せだったりしますからね(*^^*)

何十年も先の話になりますが、今回の石のアプローチのように、
ある日、ふと思い出してもらえるような物を作ってみるのも有りかなと思った今日のこの頃でした。


今日は珍しく真面目に書いたブログです!
それでは、また!! ( ̄▽ ̄)/サイナラ~





ペットの為の簡易的なガーデンルーム 半分施主オリジナル作品です。 

2017年02月01日 16時58分12秒 | 現場完成写真
挨拶が遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。本年も(有)エクスガーデン川本を宜しくお願い致します。

※下記の文章は、1月上旬に書いていた文です※
あっという間の正月休みですが、いつものことですので、今年はそこまで終わる時の虚しさは感じませんでした。
連休が終わるのに凹まないということは、どんどんおっさんになっている証拠ですね(´-ω-`)
まあ、実際におっさんなのですが、やっぱりなかなか受け入れられないですね。
仕事場で子供と話しているときに、一人称を『お兄さん』と言うのか、『おじさん』と言うのか非常に迷います。
お兄さんはさすがにないですが、自分からおじさんとはどうしても言えないです。。。
父親になれば、気持ちも変わるのでしょうか。
しかし現在33歳(今年34歳)なので、もう受け入れないといけない年頃です。
・・・34!?
連休が終わった以上に凹んできました。
虚しくなってきたので雑談はもう止めます。



本日、ブログで紹介する現場は、
飼っているペットを外で放したいのですが、敷地の外に逃げないように簡易的なガーデンルームを作ってほしいとの事でした。

ペットとはネコちゃんなのですが、お客様は放し飼いはされない方でした。
外に出したときに敷地外に出て行ってしまうことがあったそうです。
現在は、家の中のみで飼って、外に出すときは犬と同じように繋いで散歩されております。


簡易的なガーデンルームというのは、どういうのを希望かと申しますと、

ガーデンルームは基本ガラス等で囲まれております。
その為、窓を閉じているともちろん、風は入ってきません。
当然、お客様がいないときに放したいので、
ガーデンルーム内ではありますが、ネコちゃんが外に出る時には、ガーデンルームは閉め切った状態となります。
それだと夏場は非常に暑いので、取り付けたとしても、
そこには、ネコちゃんが自ら入っていくことはないだろうと判断されました。

お客様が考えたのは、ガーデンルーム商品を使用して、ガラスは取り付けず、
ガラスが取りつくサッシ部分に外構工事で使われるメッシュフェンス取り付けて通気性を確保する方法でした。

わかりづらいので画像で説明致します。

■ベースとなるガーデンルーム LIXIL サニージュ

・ガーデンルームにも種類がありますが、ペットに使用しますので、比較的安価なタイプを選びました。
 上記の商品をガラスだけ全て無くして発注致しました。


■メッシュフェンス LIXIL ハイグリッドフェンスN8型

・よく目にするメッシュフェンスです。
 弊社はよくLIXILのメーカーを使用していたのと、この商品が今回の取付に適していた為、選びました。

上記の2つの商品を組み合わせます。

この施工は、通常の施工と異なる為、フェンスの取り付けがうまくできず、無理やり加工して取り付けになる可能性があります。
仕上がりが綺麗になるかどうかはわからないので、そこ部分はお客様に納得してもらってからの工事となりました。

※このメッシュフェンスの取り付けは最終的にお客様がご自身で取り付けることになりました※


■イメージ図(想像しづらいと思いましたので、無理やりイメージ図を作成しました)

・上記の説明と違うところもありますが、これはお客様と話し合いの結果、色々な対策を考えた結果です。
 細かく説明すると長くなるので省かせて頂きます。

・私の計算だとこんなイメージで出来上がる予定です(・ω・)ノ



それでは工事を開始します。

■まずは現状。

・既存物を撤去します。


■撤去後、ガーデンルーム組立開始

・申し訳ありません。撤去中の写真は撮ってませんでした(^^;


■ガーデンルームの柱を建てたら、デッキの土台となるコンクリートを打設

・下地の砕石を入れ、転圧。その後、型枠組みです。

・コンクリートを打設。

・これでガーデンルームの骨組みが完成しました。
 ガラスがついていないスカスカの状態で、かなり斬新です(笑)


■ガーデンルームの骨組みが完成したら、メッシュフェンスを取り付ける前にデッキを取付



※説明をしてませんでしたが、理由がありガーデンルームの内はリビングの高さに合わすことが出来なかった為、
 ガーデンルーム内に独立して木製デッキを取付し、リビングからの段差をほぼ無くしました※

・デッキはお客様の希望で、よく出る樹脂製のデッキではなく、イペデッキ(本物の木)を使用。
 もちろん樹脂製のデッキに比べては耐久性が落ちますが、木製デッキの中ではかなり耐久力のある木の種類になります。
 本物の木は味があり私も好きですね(#^^#)
 ですが、管理の面も考えるとやはり樹脂製デッキの方がよく出ることは確かで、私も本物の木は好きですが、
 樹脂製のデッキを勧めることが非常に多いです。


さて、いきなりぶっ飛んで申し訳ないのですが、次がメッシュフェンスを取り付けた完成写真です。
前述にも書いた通り、本来は弊社で取付予定でしたが、お客様がご自分で取り付けたいとの事でしたので、そのように致しました。
このお客様はDIYをよくする方で、ものすごく器用な方です。
普通にお金もらえるんじゃないかって思えるDIY作品もあります。

そういうのを見てきていましたので、ガーデンルームを組んだ作業員も、
『このお客様なら任せても問題なく取り付けできるので大丈夫でしょう。』と言わせたぐらいです。
当たり前ですが、フェンス取付費・加工費はちゃんと減少しましたよ( ̄▽ ̄)

過去にも何人か手先の器用なお客様を見てきましたが、今回はその中でも群を抜いてました。

■完成写真


・このような感じで仕上がりました。
 どうでしょうか?イメージ図を見て頂けるとかなり近い感じに仕上がっていると思います(* ̄▽ ̄*)


写真だけではわからないと思いますが、メッシュフェンスの強度少し弱かった様で、
お客様が自らホームセンターに行き、適当な材を探し補強してくれております。・・・さすがです。

■細かい納まり
今回のガーデンルームは引き戸の為、どうしてもデッキと引戸には隙間が出来てしまいます。
その隙間をメーカーに問い合わせて、寸法を確認したところ、ネコちゃんは恐らく隙間からデッキの下に行く可能性がありました。
よって、そこを塞ぐ方法を考えて、このような形になりました。


〇引戸を閉じている場合(隙間ができるので塞ぐ)


〇引戸を開ける場合は、この部材を外して引戸を開ける


ちなみに、この部材はお客様の自作となります。


■試しにネコちゃんを出してみました。
 

戸惑ってはいますが、うまく行ったのではないのでしょうか?
正直、私はその後を見ていないのでわからないのですが、今後も無事に出てきてくれることを祈ってます。

最後にお客様が自作で表札を作成し、余った固定金具を使用してフェンスに取り付けて完成です。



いや~器用ですね。
私はこういうのは苦手ですので、全く自信がありません。
最初のころはうまく行くかどうかかなり不安でしたが、予定通りに完成して一安心です(#^^#)
今回のような、オリジナルの作品はお客様の理解がないととてもじゃありませんが工事ができかねます。
本当にお客様に恵まれたと思います(*'ω'*)

また面白い作品ができましたら、ブログにUPしますね。

更新にとてつもなく時間がかかってしまいましたので、ここまでと致します。
それでは、また!!