いつもお世話になっております。
今回は、思い出深い現場を紹介していきたいと思います。
今更ながらまずは仕事の紹介を=*^-^*=
弊社の仕事は、主に建物廻りの工事をする、『外構工事』をしております。
これだけだと、一般の方は、外構ってなに?と疑問を抱きますね。
実際、普通の生活をしていて、外構という単語は出てこないですからね。
外構工事というのは、お客様の土地に、
ブロック塀を外周に作ったり、フェンスでぐるっと囲んだり、
車を止める部分にカーポートやコンクリートを打ったり、
門扉やインターホン・照明等をつくったり、植樹をしたりする事です。
要約しますと、屋外に生活や、趣味をする為に必要なものを作る工事です。
植樹もするので、造園工事でしょうか?とよく聞かれますが、少し違いますが、
似たようなものです。と答えることもあります( ^ ^ )
新築をした場合に入ることが多い外構工事ですが、
場所が山の斜面あり、車が入れない現場もあります。
その時にどうやって工事するんですか?とお客様に聞かれますが、『根性でします(笑)』
ではなく、重機(クレーン車・ポンプ車)などで作業をします。
ですが、それじゃ普通の現場ですので、今回のテーマには含まれませんね。
長くなりましたが、本題です。
今回紹介する現場は、上記の条件なのに、本当に根性のみで最後までしてしまった現場を紹介します(爆)
下の写真がその現場の入り口です。
道路幅が≒1000mm弱で、車は入れません。
尚且つ、急勾配です。一輪車で押すのにも気を抜いたら進むことができなくなります。
奥にチラッと見えますのが新築の建物です。
その建物の廻りをなんと!!全てコンクリートを打って欲しいとのことでした∑( ̄ロ ̄|||)ナント
ただでさえ、土地全てにコンクリートを打つ事はあまりないのですが、
尚且つ、この条件!!弊社はコンクリートは全て一輪車で押します(例外もあります)
正直、現場を見た時、予算を考えて、見積金額どうしよう?と考えることが多いのですが、
今回は、この工事を完成させる事ができるのか?が先に浮かんだぐらいです(ー∇ー;)
実際、建物が建っている時点で、出来るのは間違いないんですけどね(爆)
家建てる方が、当然大変ですからね(ー∇ー;)
まずは、きっちりした図面を作成する為に現場を測りました。
寸法やマス位置、外周の距離を測ってましたのでその作業は3時間かかりました(┬┬ω┬┬)
本来は、土地の寸法がでている丈量図というものがあるのですが、
今回はそれが簡易的な丈量図でしたので、一から測るしかなかった為です。
これが、その時の図面です。
なんとかお客様に説明できる図面を作成しました。
内容は、敷地をコンクリートでほとんど打ち、外周をフェンスで囲む工事となっております。
重機が入らないため、 人力で土をスキ取り、一輪車で車のところまで運んで、ダンプに積む作業を繰り返します。
この写真は、ガラなどを集めた様子です。とりあえず表に運び出しました。
この後、下に見える弊社のダンプに運んで積みます。
こちらが、犬走りコンクリートを打つ部分です。
山の斜面にある為、ガラが多いですね。
この写真の部分にコンクリートを打つ為、砕石を敷いて転圧をして、
下地を固めなければいけません。
当然それも全て一輪車で急勾配をひたすら往復してやりました。ほんとひたすらに・・・
あ、やりましたという表現はちょっと悪いですね。やって頂きました<(_ _)>
私はしていないので(ー∇ー;)職人に怒られます。
これが砕石を敷いて、転圧し下地が完成した写真です。
どうでしょうか?
最初の写真に比べ、かなり雰囲気が変わり、見た目も良くなったと思います=*^-^*=
しかし、かなり作業はきつかったようです。
普通ならこの㎡数の下地調整なら、
2~3時間もあれば終わりますが(㎡数的にはそんなにないです)
丸1日ちょっと、かかったようです(ー∇ー;)
そりゃ、1往復するだけでも時間が結構かかりますからね。
さて、非常に長くなりましたので、今回はこの辺にしたいと思います。
続きはまた後日、更新しますので、おたのしみに~(=^0^=)