いつもお世話になっております。
3月に入りました。とうとう平成が2カ月で終わりますね。
昭和生まれの私には、生まれた年の元号が2つ前になるのがちょっと悲しいです。
いつの日か誰かに、『生まれ昭和!?』と言われる時が来るんだろうな…(´-ω-`)
既に元号は決まっているみたいですね。
私はカレンダーや手帳の関係もあるから、発表を早くしたらいいのになにやってんだ!?と思ってはいましたが、
よくよく考えると、発表が早いのは確かにおかしいですね、政府の言い分が正しいです。
そもそも発表が早いと天皇陛下に失礼です(´・ω・`)スミマセン
気になりましたので元号について、簡単に調べてみました。
名詞(熟語)など日常で使用されているものは使ってはいけないようです(当たり前か・・・)
且つ、一般的に誰でも知っている(読める)漢字の組み合わせと決まっているようなので、
辞書などに載っている熟語でなく、私達が聞きなれない、でも簡単な漢字の組み合わせが元号になるという事です。
これって言わば人名みたいなものですよね。
もしかしたら、人名被りあるかもしれません(#^^#)
あとは近い元号の頭文字被りもダメなようで、明治の『M』、大正の『T』、昭和の『S』、平成の『H』は使われないそうです。
個人的に、次の元号の頭文字は『K』ではないか?と勝手に思っております。
もちろん不吉な連想をする漢字もダメとの事『死』『苦』とか。
って、上記の字は極端でした。そんなもん選ぶわけないです・・・(;'∀')
もっと曖昧な漢字で、調べてみると実はあまり縁起の良くない漢字を使用しないという事ですね。
ということで元号を考えてみました( ̄ー ̄)
『明来(めいらい)』こんなんはどうでしょう。明るい未来です。
って言ってもこれは頭文字が『M』で明治と被るのでダメです。
でも多分こんな感じなんでしょうね。
いや~何になるか気になります。
さて、本題に移ります。
今回のブログですが、久々に現場の話を致します。やっとですね(;^ω^)スミマセン
少し特殊なケースなので、このブログが参考になるかはわかりません。
紹介する依頼内容ですが、
まず敷地と道路の高低差が4mほどあり、スロープ(コンクリート)で建物まで歩くようになっていました。
※車の侵入は不可※
スロープの勾配が急で、雨の日や雪の日の上り下りが危ない為、階段に変更できませんか?との依頼でした。
■現況写真


現地を見た時には最初、このままスロープの方がいいのか、それともお客様がおっしゃる通り、お金かけてでも階段にした方がいいのか本当に悩みました。
もちろんお客様の依頼なので、素直に階段に変更すればいいのですが、
今回のケースは、一般住宅の中では規模の大きい階段になります。
当然、工事費用がかかります。
いざ階段の工事をして、やっぱりスロープのままの方がよかったですね。じゃ話になりません。
ここは慎重に考える必要があると考えました。
距離、広さ、高低差などを測り、一度会社に戻り、図面に数値を入れて確認してみました。
使いやすいかどうか、危なくはないのか、金額を抑える方法はないか、色々考えてみましたが、
図面に書いてみると、それなりにうまく階段で納めることができることがわかり、お客様の要望通り、階段で行くことに致しました。
内容としましては、現在あるスロープコンクリートを階段の下地として、極力使う方向で提案しました。
全部壊して一から作るのはさすがに現実的ではなかった為です。
■工事開始 ※写真は特定されてはいけないのでいつも通り加工します※


・スロープのコンクリートを利用して階段を作成するように提案しましたので、距離を測って階段作成位置に配筋します。
■階段下地コンクリート

・傾斜面に直接下地ブロックを積むのは難しい為、
下地コンクリートを打設、ブロック面の高さをレベル(水平)にします。
※外構では階段等を作成する時に下地にコンクリートブロックを使用することは多いです※
■階段下地ブロック積み

・コンクリートでレベル(水平)にしましたので、コンクリートブロックで階段の高さを考えながら積み上げていきます。
写真は、普通コンクリートブロックを積んでいますが、この部分は全て埋まって見えなくなる部分となり、見える部分は、化粧ブロックを積みます。
・わかりづらいですが、写真左側には、将来階段の下に水が溜まらない様、排水できるように致しました。理由は後で説明します。
■盛土工事


・さあ、地獄の盛土(流調砕石)です(笑)
図面作成時に段割を考えましたが、高低差でさすがに階段の一部がスロープコンクリートよりはるかに高い為、大量の盛土必要になりました。
※この盛土がある為、『スロープのコンクリート→盛土→階段仕上げコンクリート』とコンクリートが盛土をサンドイッチする形になってしまう為、水が溜まらない排水を入れました※

・盛土は一輪車での運搬は階段があり、もう無理です。死んでしまいます(´;ω;`) なのでレッカーで入れていきます。
それでも階段の狭い箇所は近くに山にしてから、スコップで入れます、且つプレート(転圧機)が入らない為、人力転圧。
私も手伝いましたが、レッカーがあってもきつかったです。いや、きつすぎです。
・上記の図で気づく方は気づくと思いますが、スロープに比べて、階段の方がはるかに歩く距離が短くなってます。
1/3ぐらい距離を短縮できております。
■階段コンクリート打設


・いきなりぶっ飛びますが、階段の見えるところは、化粧ブロックを積み、コンクリートを打設して終了です。
化粧ブロックは上からの雨水が流れ、将来真っ黒に汚れる可能性が高い為、最初から汚れを前提とし濃い色を選択しました。
コンクリートの打設も、やはりレッカーです。
この段差、人力で打設したら・・・やっぱり死にます(爆)
■仕上がり


・仕上がり状況です。
階段がたくさんある為、ポール灯や門柱に照明を配置、高齢の方が来た時の為に、手すりも配置致しました。
実際に使ってみると、スロープよりもはるかに楽になりました。
本当に体感ではっきりわかるぐらい身体が楽です。
お客様にも喜んで頂いて、安心しました(#^^#)
こちらの現場は紹介はしておりませんが、外構工事もしております。
階段工事は敷地上の外構工事が終わった後、最後の工事で進めております。
敷地上はスロープの方が、材料運搬の際に一輪車が走れる為、都合が良かったからです。
毎回毎回レッカーを使用するのはさすがに費用が掛かりすぎますからね(;^ω^)
だから私、このスロープを一輪車で何十往復も階段工事前にしてたります。
相当大変だったと思われるかもしれませんが、実は慣れっこなので大丈夫なんです(;^ω^)
もちろん最初はきつですし、疲れないわけではないのですが、
不思議と慣れたら一輪車でこの傾斜上がるの、意外といけるんですよ(爆)
私はこちらの現場より、より過酷な現場を数回経験してますからね(*`・ω・´*)キリッ
長くなりましたが以上です。
去年の10月から書き始め、やっと今、無事にUP出来ました(-_-;)
本当に久しぶりの現場のブログです。
こちらのお客様がこのブログをみたら、今更かいっ!と突っ込まれてしまいますね(爆)
投稿したい現場が他にあるのですが、そちらは多分、わかる人がみたらわかってしまう場所なのでUPはしないと思います。
どこかいいところがあったら、時間はかかりますが、ブログで紹介しますね(#^^#)
それまでは、また私の雑談にでも付き合って下さい。
それでは、また!!(・ω・)ノ
3月に入りました。とうとう平成が2カ月で終わりますね。
昭和生まれの私には、生まれた年の元号が2つ前になるのがちょっと悲しいです。
いつの日か誰かに、『生まれ昭和!?』と言われる時が来るんだろうな…(´-ω-`)
既に元号は決まっているみたいですね。
私はカレンダーや手帳の関係もあるから、発表を早くしたらいいのになにやってんだ!?と思ってはいましたが、
よくよく考えると、発表が早いのは確かにおかしいですね、政府の言い分が正しいです。
そもそも発表が早いと天皇陛下に失礼です(´・ω・`)スミマセン
気になりましたので元号について、簡単に調べてみました。
名詞(熟語)など日常で使用されているものは使ってはいけないようです(当たり前か・・・)
且つ、一般的に誰でも知っている(読める)漢字の組み合わせと決まっているようなので、
辞書などに載っている熟語でなく、私達が聞きなれない、でも簡単な漢字の組み合わせが元号になるという事です。
これって言わば人名みたいなものですよね。
もしかしたら、人名被りあるかもしれません(#^^#)
あとは近い元号の頭文字被りもダメなようで、明治の『M』、大正の『T』、昭和の『S』、平成の『H』は使われないそうです。
個人的に、次の元号の頭文字は『K』ではないか?と勝手に思っております。
もちろん不吉な連想をする漢字もダメとの事『死』『苦』とか。
って、上記の字は極端でした。そんなもん選ぶわけないです・・・(;'∀')
もっと曖昧な漢字で、調べてみると実はあまり縁起の良くない漢字を使用しないという事ですね。
ということで元号を考えてみました( ̄ー ̄)
『明来(めいらい)』こんなんはどうでしょう。明るい未来です。
って言ってもこれは頭文字が『M』で明治と被るのでダメです。
でも多分こんな感じなんでしょうね。
いや~何になるか気になります。
さて、本題に移ります。
今回のブログですが、久々に現場の話を致します。やっとですね(;^ω^)スミマセン
少し特殊なケースなので、このブログが参考になるかはわかりません。
紹介する依頼内容ですが、
まず敷地と道路の高低差が4mほどあり、スロープ(コンクリート)で建物まで歩くようになっていました。
※車の侵入は不可※
スロープの勾配が急で、雨の日や雪の日の上り下りが危ない為、階段に変更できませんか?との依頼でした。
■現況写真


現地を見た時には最初、このままスロープの方がいいのか、それともお客様がおっしゃる通り、お金かけてでも階段にした方がいいのか本当に悩みました。
もちろんお客様の依頼なので、素直に階段に変更すればいいのですが、
今回のケースは、一般住宅の中では規模の大きい階段になります。
当然、工事費用がかかります。
いざ階段の工事をして、やっぱりスロープのままの方がよかったですね。じゃ話になりません。
ここは慎重に考える必要があると考えました。
距離、広さ、高低差などを測り、一度会社に戻り、図面に数値を入れて確認してみました。
使いやすいかどうか、危なくはないのか、金額を抑える方法はないか、色々考えてみましたが、
図面に書いてみると、それなりにうまく階段で納めることができることがわかり、お客様の要望通り、階段で行くことに致しました。
内容としましては、現在あるスロープコンクリートを階段の下地として、極力使う方向で提案しました。
全部壊して一から作るのはさすがに現実的ではなかった為です。
■工事開始 ※写真は特定されてはいけないのでいつも通り加工します※


・スロープのコンクリートを利用して階段を作成するように提案しましたので、距離を測って階段作成位置に配筋します。
■階段下地コンクリート

・傾斜面に直接下地ブロックを積むのは難しい為、
下地コンクリートを打設、ブロック面の高さをレベル(水平)にします。
※外構では階段等を作成する時に下地にコンクリートブロックを使用することは多いです※
■階段下地ブロック積み

・コンクリートでレベル(水平)にしましたので、コンクリートブロックで階段の高さを考えながら積み上げていきます。
写真は、普通コンクリートブロックを積んでいますが、この部分は全て埋まって見えなくなる部分となり、見える部分は、化粧ブロックを積みます。
・わかりづらいですが、写真左側には、将来階段の下に水が溜まらない様、排水できるように致しました。理由は後で説明します。
■盛土工事


・さあ、地獄の盛土(流調砕石)です(笑)
図面作成時に段割を考えましたが、高低差でさすがに階段の一部がスロープコンクリートよりはるかに高い為、大量の盛土必要になりました。
※この盛土がある為、『スロープのコンクリート→盛土→階段仕上げコンクリート』とコンクリートが盛土をサンドイッチする形になってしまう為、水が溜まらない排水を入れました※

・盛土は一輪車での運搬は階段があり、もう無理です。死んでしまいます(´;ω;`) なのでレッカーで入れていきます。
それでも階段の狭い箇所は近くに山にしてから、スコップで入れます、且つプレート(転圧機)が入らない為、人力転圧。
私も手伝いましたが、レッカーがあってもきつかったです。いや、きつすぎです。
・上記の図で気づく方は気づくと思いますが、スロープに比べて、階段の方がはるかに歩く距離が短くなってます。
1/3ぐらい距離を短縮できております。
■階段コンクリート打設


・いきなりぶっ飛びますが、階段の見えるところは、化粧ブロックを積み、コンクリートを打設して終了です。
化粧ブロックは上からの雨水が流れ、将来真っ黒に汚れる可能性が高い為、最初から汚れを前提とし濃い色を選択しました。
コンクリートの打設も、やはりレッカーです。
この段差、人力で打設したら・・・やっぱり死にます(爆)
■仕上がり



・仕上がり状況です。
階段がたくさんある為、ポール灯や門柱に照明を配置、高齢の方が来た時の為に、手すりも配置致しました。
実際に使ってみると、スロープよりもはるかに楽になりました。
本当に体感ではっきりわかるぐらい身体が楽です。
お客様にも喜んで頂いて、安心しました(#^^#)
こちらの現場は紹介はしておりませんが、外構工事もしております。
階段工事は敷地上の外構工事が終わった後、最後の工事で進めております。
敷地上はスロープの方が、材料運搬の際に一輪車が走れる為、都合が良かったからです。
毎回毎回レッカーを使用するのはさすがに費用が掛かりすぎますからね(;^ω^)
だから私、このスロープを一輪車で何十往復も階段工事前にしてたります。
相当大変だったと思われるかもしれませんが、実は慣れっこなので大丈夫なんです(;^ω^)
もちろん最初はきつですし、疲れないわけではないのですが、
不思議と慣れたら一輪車でこの傾斜上がるの、意外といけるんですよ(爆)
私はこちらの現場より、より過酷な現場を数回経験してますからね(*`・ω・´*)キリッ
長くなりましたが以上です。
去年の10月から書き始め、やっと今、無事にUP出来ました(-_-;)
本当に久しぶりの現場のブログです。
こちらのお客様がこのブログをみたら、今更かいっ!と突っ込まれてしまいますね(爆)
投稿したい現場が他にあるのですが、そちらは多分、わかる人がみたらわかってしまう場所なのでUPはしないと思います。
どこかいいところがあったら、時間はかかりますが、ブログで紹介しますね(#^^#)
それまでは、また私の雑談にでも付き合って下さい。
それでは、また!!(・ω・)ノ
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