大洲市にあるエクステリア設計者のブログです

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愛媛県南予 落雪による屋根の被害 修理 保険

2018年03月22日 11時06分21秒 | うんちく・小ネタ

信じられないぐらい遅すぎですが、明けましておめでとうございます(笑)
本年も宜しくお願い致します。

今年初めてのブログとなります。
いやぁ~少しずつですが暖かくなってきましたね( ̄▽ ̄)
昨日は20℃という、動いたら暑いぐらいの気温でした。
花粉症を持っていない方に限りますが非常に過ごしやすい季節になってきて嬉しい限りです。
花粉症の方は、むしろ一番最悪な時期だと思います。
完全に他人事で申し訳ありませんが、なんとか乗り切ってもらいたいです(^^;

※ブログの書き始めから、時間が経ってしまいましたので無視してください(;^ω^)※


さて、弊社がある愛媛県大洲市、いわゆる愛媛県の南予地域ですが、
今年、大雪が3回ありました。
愛媛県は大きく、東予・中予・南予と区別されておりますが、なぜか北方面ではなく、南が一番雪が降ります。
これは日本列島の地形が関係しているのですが、割愛致します。

近年、大洲市は大雪(積雪30cm以上とします)は年に1回あるかないかぐらいですが、
今年は3回、これは初めて・・・・だと思います。私が覚えてないだけかもしれません(;'∀')

必然、大雪の為、現場に出ることができなくなり、1週間以上は現場がストップすることになりました。
現在、工期の遅れを取り返すべく現場の方々は必死に働いております。
設計は、そこまで雪の影響がありませんので、普通に仕事をしております。・・・と言いたいところですが、そうでもありません。

※時間が経ちましたので取り戻しました※


ここからがブログの本題なりますが、
大雪の為、建物の屋根からの落雪によるカーポート屋根・テラス屋根が破損し、修理依頼が来ております。
その数、弊社だけでも10件強・・・・10件なんて大したことないなと思われるでしょうが、弊社ではこれは多いと思います。
例年ならば落雪によるカーポート修理依頼は平均0~3件ぐらいです。

あまり被害がない理由として考えられるのは、
やはり今までの大雪の経験から、落雪の被害の事も考えて外構を提案しております。
お客様自身も体験や周りから聞いた話で、落雪の被害を認識している方が増えている傾向にあるようです。
私が落雪の説明した際に理解されていた方が多くなってます。

ただ理解していても、今回の雪では10件以上の被害が出ました。
意識して取り付けていても、今年は想定外の雪が降ったということになりますね。


ここでカーポートの破損に関して、私の考えを述べたいと思います。
強調致しますが、あくまで私の独断と偏見です。
裏付けはしていない状態での発言ですので、全てを鵜呑みにはしないでください。
ある程度は合っているのではないかな?と思ってはいます。

カーポート屋根やテラス屋根は、積雪による破損はそう簡単には起こりません。
もちろん『耐積雪〇cmまで』というものがあるので、ある程度雪が積もったら長い棒などで雪を落とすことは前提でありますが、
仮に『20cmまで』と書いていて、20cm積もった途端、壊れるようなものではないのは確かです。
※最近、雪の重みで屋根が変形してたけど戻りました。と話は伺いました※

屋根破損被害のほとんどは、建物の屋根からの落雪による被害が圧倒的です!
というか、私が知る限り、落雪でしか破損がありません( ̄□ ̄)!!
もし他にあった場合は、『記憶にございません』と言って逃げる予定です(爆)
※補足 台風など強風被害は含みません※

ですので今から、愛媛県南予でカーポート屋根やテラス屋根を考えている方は、建物の屋根の向き(雪の落下方向)を確認してから設置を検討してください。
意識して屋根設置すると、落雪による破損はほぼ大丈夫です。
※ちなみにカーポートの取付説明書には落雪による破損に関して記載されてます※

なぜ絶対と言い切れないかですが、
それは隣地の屋根からの落雪、倉庫や母屋などの落雪があります。
自宅の屋根ばっかり意識して設置すると『そっちかよ!!』ということがありますので注意が必要です。

しかし、落雪は十分あり得るとわかっていたとしても、どうしてもその場所に屋根を付けたい方も多々おられると思います。
その場合は、対策は2つしかないと考えてます。←多分まだあります(^^;


まず一つ目は建物の屋根に雪止め金具を設置すること。
雪止めの説明は割愛しますがネットで調べればすぐわかると思います。
シンプルな作りで、本当に効果があるのか私自身、半信半疑でしたが、これがやっぱり効果があるようで破損被害が少なくなりました。
ただし絶対ではありません!雪止めを付けたとしても落雪で破損する場合はあります。ここ注意が必要です。
費用ですが、足場を再度組む必要がありますので、足場代が馬鹿になりません。
新築考えている方は、足場を組んでいるときに雪止めを付けることをお勧め致します。

もう一つは、破損覚悟で臨むことです(爆)・・・ではないのですが・・・いや、ある意味あっています(;^ω^)
保険には詳しくはないのですが、カーポートやテラス屋根が破損したときに適用される保険があるようです。
その保険に入れば破損した際の修理代が出るようです。
恐らく全額出るようです。もう一度言いますが、そこは詳しくないです(^^;
結局、屋根が破損して修理しないといけないので根本的な解決には全くなっておりませんが、金銭的被害、そして精神的被害は最小限で済むと思われます。
この場合、落雪で破損する覚悟の為、巻き込まれて怪我だけはしないように気を付けてください。


以上です。
文字だけで申し訳ありませんが、現在屋根を取り付けようと考えている方、
既に付けており、今後落雪による破損がありそうな方、上記の事を意識すると問題が一つは解決します。
あくまで一つですが、知らないで失敗したということを一つずつ減らしていければいいなと私は考えております。

長くなりましたが、少しでも参考になればと思い書きました。
既に知っている方が大多数だとは思いますが、読んで頂きありがとうございました。

それでは!(・ω・)ノ