あす22日に終業式を迎える学校が多い。小学2年生の孫も「冬休みに入ったら遊びに行くよ」と電話の向こうで、はしゃいだ声。
先週初め(12日)彼は風邪で39度近い熱を出し、学校を休んだ。というより、親が“休ませた”。本人は、熱が出ていても学校へ行きたい、と泣いてごねた。それまで皆勤を続けていて、皆勤賞が消えてしまうからだ。「1日休んだら治るよ。無理して学校に行って、熱が下がらないで入院するようになったら、もっとイヤでしょう」などと、なだめたり、すかしたり。最後は説得できたらしい。
次の日はもうすっかり元気。18日には予定の水泳記録会でクロールと背泳各25㍍を張り切って泳いだそうだ。欠席したのを孫が思い出さないよう、風邪のことは、こちらから話題にしないようにしている。
「風邪と親の対応」について、ある私立中高の学園長からこんな話を聞いた。
「普通、私たちの感覚では“今日、子供に熱があるので休ませます”と学校に連絡しますよね。ところが、某中学で“今日、熱が出てますから学校へ行かせます”と電話で母親がおっしゃるんですって。“保健室で寝かせてもらって、もしひどいようなら先生の方で病院に連れて行って! その方が安心だから”と。それを他の学校に話したら“そう、うちもそうです”という返事。学校にケアを頼むのが、当たり前と考える保護者が増えているようです」
親にも事情があるだろうが、コメントに窮する。冬休み。保健室もお休みだ。
先週初め(12日)彼は風邪で39度近い熱を出し、学校を休んだ。というより、親が“休ませた”。本人は、熱が出ていても学校へ行きたい、と泣いてごねた。それまで皆勤を続けていて、皆勤賞が消えてしまうからだ。「1日休んだら治るよ。無理して学校に行って、熱が下がらないで入院するようになったら、もっとイヤでしょう」などと、なだめたり、すかしたり。最後は説得できたらしい。
次の日はもうすっかり元気。18日には予定の水泳記録会でクロールと背泳各25㍍を張り切って泳いだそうだ。欠席したのを孫が思い出さないよう、風邪のことは、こちらから話題にしないようにしている。
「風邪と親の対応」について、ある私立中高の学園長からこんな話を聞いた。
「普通、私たちの感覚では“今日、子供に熱があるので休ませます”と学校に連絡しますよね。ところが、某中学で“今日、熱が出てますから学校へ行かせます”と電話で母親がおっしゃるんですって。“保健室で寝かせてもらって、もしひどいようなら先生の方で病院に連れて行って! その方が安心だから”と。それを他の学校に話したら“そう、うちもそうです”という返事。学校にケアを頼むのが、当たり前と考える保護者が増えているようです」
親にも事情があるだろうが、コメントに窮する。冬休み。保健室もお休みだ。