峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

仙台育英がV3

2005年12月26日 | ランニング
 冬の都大路を走る全国高校駅伝が25日、西京極陸上競技場を発着点に行われた。男子(7区42.195㌔)は宮城の仙台育英が2時間05分04秒の記録で3年連続6度目のV。女子(5区21.0975㌔)は興譲館(岡山)が1時間06分54秒のタイムで初優勝した。

 3日前に大雪が降り、各校とも直前の試走調整が大変だったという。トラックは整備されていたが、競技場の隅にはまだかき集められた雪が残っていた。

 男子を制した仙台育英は、トップに立った後半5、6、7区で差を広げVゴール。区間賞は6区の釜石慶太だけだったが、力が平均していた。渡辺高夫監督はレース後に笑顔のインタビュー。「去年はいわばドリームチーム。今年は普通のチームだったが、V3は努力したたまもの。ドクターに助けられたし、選手にも感謝しています」。それでも、後半に好調選手を置いていて「どこかの区間で先頭に立てば、そのままいっちゃうと思っていた」と自信もちょっぴり。

 入賞は8位まで。その8位には洛南が食い込んだ。アンカーがゴール前の直線で猛スパート。きっちり前の選手をかわしたのは鮮やかだった。

 女子は1区から興譲館の独走に終わった。女子の仙台育英は7位。

 NHKテレビが長時間の実況中継(女子のゴール後、男子がスタート)。どの選手もいい表情を見せていた。それぞれ“思い出のクリスマス”になったことだろう。
コメント (1)
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