
韓国・大邱で開かれていた世界陸上が4日閉幕した。ブラジル、オーストラリア、ニュージーランドは、それぞれ女子種目の棒高跳び(ファバアナ・ムレル)、100㍍障害(サリー・ピアソン)、砲丸投げ(バレリー・アダムス)で金メダルを獲得した。共通しているのは掲げた国旗に「南十字星」が描かれていることだ。
3カ国はいずれも南半球の国。この星座は南の方でしか見ることができず、“十字”の形が国旗に採用されるほど親しまれているのだ。阪大外国語学部(旧大阪外大インドネシア語専攻)の同窓会が『南十字星会』と名乗っており、こじつけ的な愛着ながら、世界陸上では秘かに“南十字星”の国々を応援していた。
星座は十字のほかに地上から仰ぐと、右下(4時の短針方向)にもう1つ、ホクロのような「ε(イーター)星」がある。しかし、ブラジルはその位置が逆の左側になっている。天空から見下ろした図案だからである。(写真㊤中央にモットー「秩序と発展」の文字。pの字の下方に南十字星)。ロンドンの次、2016年夏の五輪はリオデジャネイロで開催される。
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