ワールドカップ(W杯)アジア3次予選が行われた2月29日、E組のバーレーンがインドネシアに10-0で勝った試合に対し、「不正行為」がなかったかどうか、FIFAがその後に声明を発表、調査している。最終予選への進出を競っていた3位バーレーンは、このホームの試合で8点差以上の勝利が絶対に必要だったが、何とそれをクリアしたのだ。
しかし、もう1つの条件は、2位につけていたカタールの「負け」。バーレーンは勝ち点を「9」としたものの、カタールは「10」。終盤で2-2に追いつき、引き分けによる“上積み分”だけバーレーンは届かなかった。結局、同組の進出は1位イランと2位カタール。3月9日にC組2位だった日本を含め最終予選の組み合わせがあり、それまでに調査結果が出る。
それにしてもインドネシアの“異例の大差負け”。開始3分、インドネシアのゴールキーパーが反則を取られて「一発退場」が発端である。ハイライトの動画しか見ていない。はっきりとは言えないが、シュートを防ごうとして相手選手をつかんだのか、腕に触れたかどうかも微妙。あとはワンサイド。「審判批判」「八百長」の声もあった。
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