峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

石榴

2007年10月18日 | 
 ザクロ(石榴)が実をつけていた。赤いリンゴのよう。背丈が高く、写真を撮るには少し遠かった。おまけに池田市の城跡公園近くの民家の庭だから、ごそごそするのも、はばかられた。わが団地にもザクロの木がある…。同じように実がなっているはず。引き返して見た。
 
 やはり実がいくつかなっていた。色はリンゴほど赤くはない。黒っぽい赤で、光沢はいまいち。だが、ほぼ期待通り、熟して裂けかけているのもあった。葉に隠れていて、いい写真にするのはむずかしそうだった。こちらが位置や角度を変え、フラッシュをたいて、何とか撮ったのが団地のザクロの写真。“実りの秋”である。

 漢字では「石榴」とも「柘榴」とも書く。学名Punica granatum。英名Pomegranate。
 Punicaは北アフリカの「カルタゴ」を指し、granatumは「粒状の」というラテン語。英名のpomeは「リンゴ」、granateは「たくさん種のある」という古代ロマンス語が語源。昔から、この実を「リンゴのように感じる」人が多かったのだ。
 ちなみに、スペイン南部の地名グラナダGranadaも、意味は「ザクロの実」から。
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