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寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

石坂遊廓跡の表と裏(前編)

2008年05月19日 | 

にし茶屋街の喫茶店の脇道は緩やかな傾斜の下りになっている。坂から平地に変わる辺りに「いしさか2のはし」がある。「泉用水」を跨ぐ小さくて短い橋で、これを渡った所が石坂遊廓跡になる。石坂の地元での読み方は「いっさか」だ。

石坂遊廓跡A

スナックやスタンドの看板が出ている界隈は増泉町*丁目にあたり、昼間でも不気味だ。よどんだ空気にドロドロとした情念のようなものを感じる。金沢は戦災を受けていないのでここには遊廓・赤線時代の建物が残っている。その数は富山、高岡両市とは比較にならないほど多い。

小料理店のプレート

開発から取り残された一角で風俗営業小料理店というプレートを発見した。赤線廃業後は民家として使用しているのがほとんどであろう。こういう曖昧な表現をしたのは、この町の一部で昔と同じ商売が行われているからである。

石坂遊廓跡B

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西茶屋資料館の展示を眺める

2008年05月19日 | 

「吉米楼」の跡地には西茶屋資料館が建つ。外観は当時の茶屋の造りを再現しており、二階に上がると茶室の雰囲気を無料で味わうことができる。

派手な装飾の部屋には太鼓や三味線が置いてあり、旦那が芸を見て酒を飲んだ様子が思い浮かぶ。資料館を出た私は怪しい界隈に足を向けた。ガイドには絶対に載らぬ一角である(苦笑)

二階に再現された茶室の趣き

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