富士山周辺でツリシュスランに出会うことができました。
とても珍しいランで、もちろん初めて出会いです。
昨年夏、このランを探すため双眼鏡片手に上ばかりを見ながら歩いたこともありますが
残念ながら見つけることはできず、
その上、買って間もない双眼鏡をどこかに落としてしまったいわく付きのランでもあります(泣)
ツリシュスランは、たとえ見つけても高い位置なので撮影はとても厳しく、
この時も200mmレンズに付け替えて撮ってみたのですが、トリミングしてようやくこの程度です。
ツリシュスラン
この日はあいにくの雨で、条件は揃っていませんでしたが、何より見頃のツリシュスラン
を愛でることができたことはラッキーでした!
お次はハクウンラン。
折り紙のやっこさんを思わせる小さなランです。
ユーモラスな形は一度見たら決して忘れることはありません。
薄暗い樹林帯を雨が一層暗くして傘をさしての撮影はなかなか大変です^^;;
ハクウンランには、茎と萼の色が白と茶色があるそうで、白の方は比較的見つけやすいのですが、
茶色は簡単に見つけることができません。
必死で探すも、どれも緑色ばかり…
緑でも十分に嬉しいのですが、やはり茶色も見てみたいもの^^;;
そんな中、先生が見つけてくださいました。
う~~ん、正直言って緑色の方が美しいですね!アハハ
そして、ジンバイソウも見ることができました。
6月ごろ、葉を教えてもらっていたのですが、その場所からは消え去り(?)
別の場所に咲いていました。
ジンバイソウは、登山中によく出会うキソチドリに似てると感じました。
同じツレサギソウ属ですから当然といえば当然ですが、葉が全くちがいます!
キソチドリは出会う機会が多いので、ついスルーしてしまうのですが、
今度、キソチドリに出会ったらもっとしっかり観察してみよっと!!
昨年初めて出会ったムカゴソウですが、今年はちょうど良い具合に咲いていました。
といっても、ムカゴソウはランの中でもかな~り地味で目立たない存在。
これがランだと教えてもらわなければ、私などは気づかずに通り過ぎていたことでしょう!
でも、よく見ると小さな花がぎっしり咲いているのがわかります。
昨年はほとんどが果実になってしまってましたが、今回は花を見ることができて良かったです。
「秋の花」オケラが着々と準備を進めています。
オケラ
足下には愛らしい花も…
オオバフタバムグラは帰化植物とのことですが、可愛いですね~
あまり勢力を伸ばすと嫌われて、抜かれてしまうから程々に咲いてね!
オオバフタバムグラ
イヌハギはとても珍しい植物だそうで、一斉に注目を浴びていましたが。私は
あまり綺麗だと思わなかったので、いい加減に撮っていますね~^^;;
花の部分をアップで撮るべきでした。反省!!
イヌハギ
この草原には、マツバニンジンが咲くのですが午後だったので、
残念ながら花を見ることは叶いませんでした。
代わりに
一番人気の座を仕留めたのは、愛らしいヒナノキンチャクです。
すでに巾着になったもの、これから咲くもの、色々あって見飽きませんね!
ほんと、可愛いです^^
他にも色々。
ツルフジマカマ
ヒキヨモギ
コオニユリ
エゾノカワラナデシコ
バアソブの蕾
バアソブ
キキョウ
ツリガネニンジン
マツムシソウ
スズサイコ
ネジバナ
カナビキソウ
草原の夏は急ぎ足で秋への衣替えの真っ最中でした。
魅力的な花がそこかしこに咲き乱れる草原。
9月になる前にもう一度行ってみようかな…
201
かなり高い所なので探すのも撮影も大変ですよね。
今年は尾瀬の方で見ることが出来ました。尾瀬の植物目録には「ツリシュスラン」はなく「ヒロハツリシュスラン」しか記載がないのでヒロハなのだと思いますが、いろいろな個体を見ていると悩ましくなってしまいます。とりあえずヒロハにしてありますが・・・ 近くでマクロ撮影したいですが難しいですね。
高倍率のコンデジが便利です。岩場とか登山道から離れた植物を撮影するにも重宝するので検討してはいかがでしょう?
てばまるさんの記事を拝見していましたので、高倍率のコンデジの威力の凄さを感じていました。
光学60倍はさすがに大きく重いので、せめて30倍ぐらいで何とかならないかとアレコレ物色しているのですが、揺れに揺れて未だに購入に至っておりません。
結局買わなかったしてね^^;;
欲しいものがあり過ぎて困ってしまいますね~
尾瀬のヒロハツリシュスラン、見てみたいですね^^