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ブログの更新が滞っております。(汗)
一応、次のように軽い山歩きはしているのですが、
11/8 小楢山
11/15 浅間隠山
11/23 牛奥雁ケ腹摺山
何分、お花が少なくなるこの季節はどうしても気分が乗りません(^^ゞ
それでも、記憶がこのまま遥か彼方に消え去るのを防ぐため、簡単に記録を残すべくアップすることにしました。
とりあえず、順番どおり小楢山から、、、
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小楢山に登るのは二年半ぶり、二度目になります。
前回は「母恋し路」から小楢山、妙見山を越えて鼓川温泉に下る縦走コースでした。
丁度、春の芽吹きの時期で、大好きなスミレが咲き乱れ、山頂から見える富士山の優美な姿に圧倒されたものでした。
今回は秋も深まった11月8日、小楢山に登るのは初めての夫と二人で山頂を目指すことになりました。
登り始めは、いまひとつスッキリしない薄曇り、このまま雲が取れなければあの美しい富士の姿は拝めないだろうと半ば諦めモードでした。
【山行日】2009年11月8日(日)
【コース】オオーチャードビレッジフフ(07:50)------父恋し路入口(08:40)------母恋し路入口(08:45/09:00)------雨乞い沢(09:15)------幕岩分岐(09:50)------小楢山山頂(10:05/30)-----幕岩(11:05/15)-----大沢山(11:20)-----白雲の滝(12:00)------林道(12:15/30)-----父恋し路出口(12:30)------オーチャードビレッジフフ(13:10)
【行動時間:5時間20分(休憩含)】
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登山口の「オーチャードビレッジフフ」はホテル、レストランが併設された立派な施設ですが、現在は閉鎖されています。
ぶどう畑の中をくねくね登っていくと随所「オーチャードビレッジフフ」と書かれた道標があるので忠実に従えば間違いなく辿りつくはずです。
ちなみに、我家のおバカなカーナビは、ありえないトンチンカンな案内ばかりでしたので、カーナビを信じなくて賢明でした。^^;;
<オーチャードビレッジ・フフの最奥にある駐車場>
10台ぐらいは止められそうな駐車場、私たちは二番手でした。
林道への入口には動物の進入を防ぐ扉が設置されていました。
ここから長~い林道歩きが始まります。
林道といっても、余程のことがない限り(前回は山菜取りの車が進入してきました)車は入ってこないので、道幅の広い登山道と思えば林道歩きも苦になりません。
<父恋し路入口>
名残の紅葉を眺めながら歩くこと50分、父恋し路の入口です。
父恋し路は下りに使う予定です。
父恋し入口から5分で母恋し路の入口に到着、ようやく林道歩きから開放です!
あれれ、様子が違います。(汗)
<工事中の母恋し路入口>
山肌が削られ、林道が奥へ奥へと延びています。
以前とは景色が一変…でも、あの案内板とあのベンチ、確かに見覚えがあります。
小楢山へは案内板の前を通過して、まっすぐ進んでいたはずですが、林道は大きく右に曲がりっています。いったいどこへつながっているのでしょう?
入口は脇に設置された階段を上っていくようです。さて、林道から開放され、いよいよ山道らしくなってきました。
登山道は静かなもので、全く人の気配を感じません。
<雨乞い沢>
雨乞い沢は、やはり涸れていました。
<妙見山との分岐>
左に行けば、幕岩、妙見山方面、右に曲がればすぐに小楢山山頂です。
山頂手前で「あ、たんべぇさん…?」と声をかけられビックリ(^^ゞ
声の主は、Mさんのお友達で両神山にご一緒したことがある「数の子さん」でした。
お久しぶりの再会に嬉しいやら恥ずかしいやら・・・^^
お山でのバッタリはやっぱりいいものですね~
<小楢山山頂より>
期待以上の美しい富士が雲海にぽっかり浮かんでいました。
今日はいまひとつすっきりしないお天気だったので、展望はまず望めないだろうと諦めていたのでした。
こんなに美しい富士山が拝めるのなら、デジイチ持ってくるんだった~~
焼山峠側から登ってきた団体さんで、山頂はにわかに賑やかになりました。
小楢山は、焼山峠から登ってくる登山者が圧倒的に多いようです。
やはり、あの長い林道歩きが嫌われているのでしょうか?
この後、一杯水経由で幕山へ行きます。
<焼山峠分岐>
落ち葉がフカフカで気持ちいい~~
<幕岩の登り>
<幕岩山頂>
幕岩の一番てっぺんは眺望バッチリ!
<幕岩より、南アルプス遠望>
11月3日、鈴鹿の山からの帰路で見た南アルプスの山頂付近は真っ白に雪化粧だったのに、今日は雪が少ないように感じます。
<金峰山方面>
もちろん、富士山も八ヶ岳もくっきり見渡すことができます。
さてさて、幕岩でのんびりしていると、ガヤガヤとにわかに賑やかになりました。
山頂で一緒だった先ほどの団体さんかな?
では、私たちが先に下りて場所をお譲りしましょう!!
<大沢山頭>
ここから左に曲がると「父恋し路」への急な下りが始まります。
すごい急坂は、完治していない捻挫の左足首にひびきます。
慎重に歩けば道迷いはないと思われますが、落ち葉で登山道がはっきりしない所もあり、赤テを探さなければならない箇所もありました。
<屏風岩>
大きな一枚岩の屏風岩
冬枯れの父恋し路をゆっくり歩いていくと、心地よい水音が聞こえてきました。
「どっかに沢があるのかな~?」と辺りをキョロキョロしていると…
いきなり岩の隙間から伏流水が溢れ出ています…
う~~ん、おいしそう!あの水を飲みたい!!
この沢は「白雲の滝」という名前だそうで、「水場」とは書かれていません。
が、飲んでみましたよ~とってもおいしい水でした。
ついでだから2Lほどお持ち帰りもさせていただきました。
この滝、このすぐ下で、再び地中に潜ってしまい消えてなくなりました。
濾過されて再びどこかで湧き出すのでしょうね~
<滝の傍に安置された、とぼけたお顔の二体のお地蔵様>
<姫百合地蔵>
次々に登場する石仏、この山が信仰の山であった証です。
なかなか変化に富んだ面白い登山道です。
ようやく林道に合流…と思ったけど、何だか変…
設置された案内板をよく見ると…(画像クリックで拡大)↓
なになに、、「現在地」はフムフム…ということは、やっぱりここは、林道を右に行くのですね~
という訳で、半信半疑ながら林道を右に折れ、暫らく歩きました、どう考えてもやっぱりおかしい。やはり返すことにしました。
案内板のある場所に戻ってきてわかったことは、この林道は突っ切らなければならなかったということです。
見つけにくい(?)場所に消えかかった案内がありましたとさ(^^ゞ
とはいえ、道標を確認しなかった私たちにも反省すべき点はありますが、この立派な案内板は設置場所が違っていますよ~~!!
15分ほどのタイムロスで済んでよかったです^^
約3分で、見覚えのある林道に着きました。よかった!
そうそう、ここですよ!案内板はこの場所に設置すべきです。
小楢山は地図にない新しい林道がどんどん延びているので注意が必要ですね!
<ヤクシソウ>
<リュウノウギク>
<林道出口のゲート>
駐車場では、団体さんを待つ大型バスが待機していました。
焼山峠からこちらにバスを回したのだそうです。
今回は父恋し路を下山に使いましたが、逆ルートの方が歩きやすかったのではないかと感じました。
父恋し路は「旧道」と表示されているだけあって、母恋し路よりかなりの急坂でした。
もっとも、足首が本調子ならそれほど感じなかったかも…
8月の富士山での負傷がこれほど尾を引くとは思いもしませんでした。
道迷いといった、ちょっとしたハプニングもありましたが大事にいたらずよかったです!
あんまり、さなえさんのサイトをジャックするのは悪いので、こちらに直接伺いました。マキノスミレきれいですね。マキノスミレは残念ながらまだ一度も見たことがありません。岐阜の母校の裏山で、マキノとシハイの中間種(葉と葉柄は直立しているのですが、葉の裏側が紫色)はあるんですが、マキノはまだ。。。うらやましいですね。
さて、黒岳のお話。男池も昨年4/12に行きましたよ。ヒナスミレに加え、ユキワリイチゲ、アズマイチゲなどが咲いてました。ユキワリが九州に咲いているとは、やっぱり恐るべし黒岳です。
男池周辺はまだ寒くこの時期では、ここらよりも男池よりも標高の低い所、湯布院に向かう途中の道沿いに多かったですよ。
先ほど拝見してきました。
とても充実した美しい写真ばかり、楽しませていただきました。
男池周辺に美しいヒナスミレがたくさん咲いているのですね~おまけにサバノオとの競演とは羨ましい限りです。
九州へは来春あたりに行きたいと考えていたところです。
車で焼山峠まで行くと、つまらなそうだし・・・と
なかなか行かれずにいた小楢山
このコースならいいですね。
スミレは、わんさか咲くんでしたっけ?
でも、展望の季節もなかなかですね。
富士山に会えると得した気分になりますよね^^
>スミレは、わんさか咲くんでしたっけ?
ええ、前回は縦走コースだったのですが、エイザン、アケボノ、サクラ、ニョイ、など様々なスミレちゃんが咲き揃ってました。
それもとびっきりの美人ぞろいです。
5月もオススメです^^