赤ちゃんがオシャブリを咥えベビーカーの中に座っていた。2~3歳くらいのかわいい女の子。少しするとグズりだし泣きだした。
スワッ! 予想されていたこととはいえ、恐れていた事態だ。
親は懸命になってあやす。だが赤ちゃんは泣くのが商売。仕方ないと言えば仕方ない。
ラッシュの時間は少し過ぎていたとはいえ、混み具合は尋常ではない。
こういう混んだ電車に乗せなくてはならない事情があるのだろう。でも、ちょっと子供がかわいそう。
しかし、泣きだす子供をあやす親も可哀想。周りも、聞こえぬ表情でいるが心は穏やかじゃないはず。
しばらくしてあやした効果で泣き止んだ。ああ、よかった。
赤ちゃんがこっちを向いている。目があった。僕は頬を緩め笑った。すると赤ちゃんは不思議なものでも見るように、じっとこちらを見つめている。その真顔はもしかして泣きだすときの序章? 僕はもっと表情を崩した。
まだキョトンとしている。まだ足りないのか? 目いっぱいの笑顔を作った。
……。僕らの間に束の間の静寂が生まれた。
そのすぐあと火がついたように赤ちゃんが泣き出した。
マズイ! 僕は何食わぬ顔で車窓に目を移した。
あんな面白い顔を間近で見せられたら、思わず漏らしちゃうよなぁ。
赤ちゃんがオシリを咥えベビーカーの中で屁をこいた。
キミがこいたんじゃないのか?
キミはすぐに人のせいにするからなぁ。
キミの尊敬するさいたまんぞうも言っていただろう。
「臭いのはオレじゃない。キミだろう」ってな。
臭いとか汚いなんてことは、たいしたことじゃない。
要はアニキという偉大な人物を宣揚できるかどうかにかかっているんだ。
歴史は彼を放っておかないだろう。
20年後が楽しみだ。
ひとつだけ教えてあげよう。
あの子はボクなんだよ!?
泣くと思いましたよ。
今まで泣いてたので機嫌が悪い
いくら面白い顔のおじいさんでも急には笑えない心境でしょうね
そういや、おいらも久しぶりに、なにやら書いたわ。
ん? 何を書いた?
そうそう、そういうことだったんよ!!!
>赤ちゃんがオシリを咥えベビーカーの中で屁をこいた
うむ。君は、オシリか屁だね。
この話をしておくと、君は話し続ける。
いいね~~^^
ところで、あの赤ちゃんは君だったのか?
生まれ変わりか?
ああ、そうか、君は女の子になったのか、今度は。
それも、また人間の姿に?
また人間に生まれ変われるということは一番素晴らしいことなのだ。
いいなぁ~~。僕なんてきっとアリさんがいいところだ。^^
ん? 君、まさか!!^ ^;;
お~~~~い!!!
お~~~~~い!!!
まんなんだぶ、、、、まんなんだぶ、、、、
オイオイオイ!^ ^;;
いい屁をする貴重な人だった。
>いくら面白い顔のおじいさんでも急には笑えない心境でしょうね
このまま、通過してしまいそうだったが、チトばかしnorinoridonnの巧妙な罠を見つけたのら。
あのね、、、、、『いくら面白い顔のおじいさん』、、、、この一節。
ちょっと不自然、おかしいと思わないか?
僕の顔は完ぺきに整いすぎているから、おかしな顔を作る時というのは相当な努力をするのだよ。Aさんみたいに、最初から崩れていると楽だろうな。Aは誰かって?
それは秘密だよ!!! アニキンの名誉にかけて、それだけは言えない^^
もうあれから・・・・年、たったかな?
今は、田舎で田畑を耕しています。
今日は小休止。家で、ごろん(笑)
今度遊びに来てね、ぐーちゃん。
ホンキにしますよ。^^
でも、家、知らないし、、、、、、!^ ^;;