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愛用テープご紹介

2006-07-14 01:10:25 | オーディオ

ラジカセ時代からTDK派だった私は、たまにmaxellとかSONYに浮気はしましたが結局、高域がシャキッとしたTDKが好きですぐにTDKに戻ってしまいました。ですので、百花繚乱状態だった当時のテープをいろいろトライすることはしませんでした。それだけが今でも心残りですね。

今日は現在私が愛用しているテープをご紹介します。まだ生産しているもの、流通在庫のみのもの、ヤフオク等で入手するしかないもの等々様々です。

Dscn1263 <左>AXIA PS2(ハイポジ)

<右>AXIA PS1(ノーマル)

既に生産終了、流通在庫のみ。100円ショップに大量に出回っていましたが残り僅かという状態です。AXIAはデザイン優先というイメージがありましたが、なかなかの実力派!パワフル感はありませんが変な癖が無く使い易いテープです。AXIAの実力を知ったのはDC(ダブルコーティング)のテープを知人から頂戴した時です。低ノイズかつスッキリ伸びた高音にビックリ、画像のタイプはDCではありませんがお薦めできるテープです。

Dscn1262 <左>maxell XLⅡ(ハイポジ)

<右>maxell XLⅡ-S(ハイポジ)

両方とも海外製、XL-ⅡはmaxellのWEBショップで今でも購入できます。XLⅡ-Sは購入できるかは不明。私はヤフオクでゲットしています。かつては低域が豊か過ぎて好きではありませんでしたが、今では逆にその豊かさが好きになってしまいました。XLⅡ-Sのハーフは密度に高い樹脂を使っており手にズッシリとくるものです。maxellのいいところはハーフがとてもシッカリしている点です。いくら磁性体がよくてもハーフがしっかりしていなければヘッドとの当たりが安定せずいい録音はできませんものね。

Dscn1264 <左>TDK MAEX(メタル)

<右>AXIA K-METAL(メタル)

当然ながら両方とも既に生産中止、残念ながらヤフオク等で入手するしかありません。MAEXはリファレンス的な音で、まずどのデッキでも安定した録音ができます。K-METALは多少デッキとの相性があるようですが癖の無い良いテープだと思います。MAEXは某公共放送「プロジェクトX」の放送に合わせ、TDKが世界中の流通在庫を調べ、集めてWEBショップで限定販売をしました。2005年2月のことです。なんと粋なんでしょ!TDKさん大好きです。(^ε^) この時、カセットを愛する者として「独り占めはいかん!」ということで自制、しばらく購入を控え様子をみていたのですが案外と在庫が減っていかない・・・。じゃあ、ということでオーダーをポンと入れたところWEBショップからメールがきました。「確認ですが...20ケースは20本の間違いではありませんか。1ケースには10本入っており20ケースでは200本となります」(爆) もちろん200本欲しかった訳で、これでも控え目にしたつもりだったのですが・・・。「はい!間違いございません」と返信したのは当然です。

まだまだご紹介したいテープは沢山ありますが、今日はこの辺にしておきましょう。


懐かしいカセットテープ

2006-07-12 01:22:59 | オーディオ

いやー、いいカセットテープが手に入りにくくなってきました。どのメーカーも音楽用から撤退し、流通在庫が100均に流れていましたがそれも底をついたようで近所のお店からは100%姿を消してしまいました。世代交代の激しいメディアの世界では当たり前のことなのでしょうが、実に寂しい限りです。(-_-;)

Dscn1258 これが私が愛用していたカセットテープです。TDKのAD、AD-X、特に上の初期ADは皆さん見覚えがあるでしょうね。特徴のある横ラインの入ったパッケージ。お小遣いが溜まると、1本・2本という単位で買っていました。今でも立派に聴けるのが嬉しいですね。

Dscn1260 初期タイプは始めからラベルは貼られていましたが、下のタイプではシールになっていて自分で貼るようになっていました。手元に残っている300本ほどのADは全部重ね録り防止用にツメは折られていません。何故って・・・貧乏性なだけか?(苦笑)

某公共放送の人気番組「プロジェクトX」でもTDKのカセットテープが取り上げられました。放送は2005年2月15日・・・「スーパー・ダイナミック!SD...」それはそれは感動ものでして、しっかりTDKのビデオテープで録画してあったりします。(*^0^*) 番組のなかで出てきたデッキがナカミチのドラゴンだったりして、カセット・ファンにはなかなかの内容でした。

Dscn1261そのTDKも今ではLHタイプは絶滅しLNタイプの“AE”のみになってしまいましたが、このテープ、なかなかの実力派でバカにはできません。輪郭が少々立ち過ぎる傾向がありますが十分な性能です。不満は、ハーフをもう少し奢ってあげれば・・・という点だけですね。

カセット・ファンとしてはメタルテープが既に絶滅した今、せめてハイポジの延命とLHタイプの復活を期待したいところです。ハイポジはWEBショップ等でTDKでは“SA”、マクセルでは“XLⅡ”(ともに海外向け(海外製))を入手することが出来ます。一部のカセット・ファンは海外へ行ったついでに購入してくることもしているようです。「海外土産にカセット!」まことに立派な心がけとは思いませんか!

最後に一言...「復活してくれぇ~ TDK AD!」                       わんこのお願いです。


たむたむラボ夏仕様?

2006-07-10 23:58:32 | オーディオ

先週は毎晩チマチマと配置換えをしておりました。理由はひとつ!「暑いぃー」これにつきます。AMPとリスニング・ポイントの距離は2mほどでした。熱気を頬に感じるのです。これはこれで操作性が良いという利点があるのですが・・・うちのAMPは発熱量が只者ではないのです(^_^;) 特に石AMPのDCD-S10ⅢLは“かげろう”がゆ~らゆ~らと立ち上り、フライパンを上に乗せれば目玉焼きが普通にできるんじゃないかと思うほどです。

Dscn1253 どうせ移動するなら、かねてより気になっていたTVもSPの間から退けようということで大掛かりな配置換えになりました。結果、左の写真のように仕上がりました。「なんか、すげー普通(-_-;)」っていう感じですね。以前の配置がチト変わっていたと言えば変わっていましたが・・・(苦笑)

肝心の音ですが、これが予想に反してなかなかいい感じになったのです。まずTVがなくなったのが大きいのでしょう。空間表現、特に奥行き感が増してくれました。あと、高域の描写が鮮明、かつ力強くなりました。これはAMPをラックから出しコーリアンボード製の台へと変更した(以前、Mammothさんから頂戴したもの)ことが効いているような気がします。

Ultimate_collection 鬼束ちひろ / The Ultimate Collection (2004年)

彼女の作品は録音の良いものが多いので試聴用にしています。ボーカルをポンと前面に置くものではなく自然に配置しています。声量があるのでしょう、マイクからの距離を感じる録音が多いです。ですから空間表現がうまくいっているとあっと驚くほどいい感じで歌ってくれます。

部屋の音響特性を測定してから配置換えの連続でしたが、ここにきてようやく落ち着きが見えてきました。SP、AMPを意識せずに音楽に浸れる時間が増えてきたのは嬉しいことですよね。 \(^ω^)ノ