どこか心の隅っこにしまってある歌声ってありませんか?
まだ自分が小さい頃に聴いた美しく懐かしい歌声、多感な青春時代によく聴いた流行り歌、ほろ苦い思い出とともにしまってある大切な歌声・・・。
少し前のこと、ふとTVのチャンネルを変えたら某歌番組で懐かしい曲を歌っている女性シンガーの姿がありました。曲はユーミンの『卒業写真』、歌っていたのは山本潤子さんでした。そうです、赤い鳥、ハイ・ファイ・セットのあの山本潤子さんです。
素晴らしく透き通った声、言葉一つ一つを実に丁寧に歌い上げる姿に思わず聴き入ってしまいました。「そう! こんな素晴らしい歌声のシンガーが日本にはいたんだ」
それまで彼女のCDは一枚も持っていませんでしたが、あっという間に5枚のCDをゲットしてしまいました。赤い鳥(1969年~)、ハイ・ファイ・セット(1974年~)、ソロ活動(1994年~)、その他のユニットを含め現在でもバリバリに活動されているんですね。
オリジナルの音源は当然のこと素晴らしいのですが、セルフカバーした曲(『The Best』1998年に収録、10曲中7曲が再録音されています)、カバーアルバム(『SONGS』2007年)も実に素晴らしい仕上がりです。
心の奥まですーっと届く山本潤子さんの歌声、ほんと癒されます!(^‐^)