7日からの三連休で実家(長野県上田市)に里帰りしました。ロードスターを駆っての大阪からの帰京はこれで3回目となります。週間天気予報をみて「ひょっとすると雪がパラつくかも」とは想定していましたが、8日午後から降り出した雪は想定外の大雪になり、とうとう中央道は一部で通行止めとなってしまいました。往路は素晴らしい好天に恵まれ気持ちよくドライブ、復路は「果たして大阪までたどり着けるのか?」という状態になってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/21/724aa6d08f30380e2a97edeacdac8a22_s.jpg)
《画像は8日朝の実家の庭の様子》車に積もった15cmほどの雪を下ろした後の状態です。
雪を下ろす前の画像を撮ればよかったのですが(苦笑)
太平洋側(箱根の様子がニュースになっていましたね)はひどかったものの、幸い日本海側はさほどでもないことが分かりましたので次のルートで大阪へ向かうこととしました。長野道〜北陸道〜名神ルート(約600Km)、通常のルート(450Km)と比べ大幅に迂回することになります。実は9日の昼前に通行止めは解除になったのですが、実家から高速へ入る前に和田峠という標高が約1,500mの難所があり、おそらく高速へたどり着く前が一苦労だろうとの判断もありました。迂回ルートは<長野><新潟><富山><石川><福井><滋賀><京都><大阪>のなんと8府県を通過。長期休暇での気ままな一人旅でしたら、それこそのんびりゆったり寄り道しながら楽しめたのですが、翌日は仕事が待っていると思うと「早く着かなきゃ」と先を急ぐばかり。
さらに、大阪府に入ってから燃料切れ警告ランプが点灯!「えっ、なんで。燃料は満タンに入れたはず・・・」いつもの高速道路ルートの通行止め情報、雪道ドライブの緊張感、家族への連絡等々で平常心を失っていたのでしょう。燃料満タンにしたところで、迂回ルートで600Km走るとなると満タンでギリギリの距離なのです。ロードスターの燃料タンクは40L、15Km/L走行と厳し目にみると走行可能距離はちょうど600Kmとなります。冷静に考えればメーター上で実走行燃費17〜18Km/Lなのですから680〜720Kmは走行できるはずなのですが、点灯しているランプを見て、さらに残り走行可能距離表示を見せつけられると焦るばかりです。残り走行距離表示が60Km、40Km、20Kmと刻々と減る・・・、ナビの目的地までの距離とほぼ同じ・・・。まるでサスペンス映画の主人公が悪者に追い詰められていく過程のようです。(T◇T;;;
なんとかガス欠で走行不能という事態は避けられたのですが、今回の雪ではいろいろと勉強させられたというのが実感でした。天候を馬鹿にしてはいけないこと、平常心を常に持っていなければ正しい判断ができないこと、etc。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/5f/418a7da3c6c68a49f5364591d9544c50_s.jpg)
《画像は現時点の走行距離》5ヶ月で8,937Km(平均の月走行1,800Km弱)
今回の三連休は約1,000Kmを走行。
<降雪時のロードスターで気がついた点>
①鋼板面と比較して、当然ですが幌に積もった雪はなかなか溶けない。
②ワイパーをオートモードにしておくとエンジン始動時にワイパーONとなり、
重い雪でワイパー駆動部が痛む可能性あり。
③LEDのヘッドランプは発熱量が少ないのでカバー面についた雪は溶けにくく、
走行中に光量不足となりケースがある。
雪に慣れた方は当然雪を払う道具を常備し雪を払ってから運転するでしょうし、ワイパーはガラス面から離して(立てる)駐車するでしょう。雪国で育ちながら、すっかり雪とは縁遠い環境に慣れてしまった自分に反省した次第です。ただ最新のスタッドレスタイヤは進化していますね。過信は禁物ですが、安心して悪路を走行することができました。注意点としては、やはりこれも基本的な話ですが、高速走行中の水溜り部分を通過する際は要注意です。特に軽量のロードスターでは簡単にトラクションが低下してしまいます。加速して走行車線から追い越し車線に移る際に水溜りがあり、お尻がスッと滑る場面がありました。NDロードスターはハンドルからの情報量の多い車です。タイヤからの情報が刻々と伝わってきます。体が感じる車の動きと合わせることで車をドライブしていることを楽しめる車となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/21/724aa6d08f30380e2a97edeacdac8a22_s.jpg)
《画像は8日朝の実家の庭の様子》車に積もった15cmほどの雪を下ろした後の状態です。
雪を下ろす前の画像を撮ればよかったのですが(苦笑)
太平洋側(箱根の様子がニュースになっていましたね)はひどかったものの、幸い日本海側はさほどでもないことが分かりましたので次のルートで大阪へ向かうこととしました。長野道〜北陸道〜名神ルート(約600Km)、通常のルート(450Km)と比べ大幅に迂回することになります。実は9日の昼前に通行止めは解除になったのですが、実家から高速へ入る前に和田峠という標高が約1,500mの難所があり、おそらく高速へたどり着く前が一苦労だろうとの判断もありました。迂回ルートは<長野><新潟><富山><石川><福井><滋賀><京都><大阪>のなんと8府県を通過。長期休暇での気ままな一人旅でしたら、それこそのんびりゆったり寄り道しながら楽しめたのですが、翌日は仕事が待っていると思うと「早く着かなきゃ」と先を急ぐばかり。
さらに、大阪府に入ってから燃料切れ警告ランプが点灯!「えっ、なんで。燃料は満タンに入れたはず・・・」いつもの高速道路ルートの通行止め情報、雪道ドライブの緊張感、家族への連絡等々で平常心を失っていたのでしょう。燃料満タンにしたところで、迂回ルートで600Km走るとなると満タンでギリギリの距離なのです。ロードスターの燃料タンクは40L、15Km/L走行と厳し目にみると走行可能距離はちょうど600Kmとなります。冷静に考えればメーター上で実走行燃費17〜18Km/Lなのですから680〜720Kmは走行できるはずなのですが、点灯しているランプを見て、さらに残り走行可能距離表示を見せつけられると焦るばかりです。残り走行距離表示が60Km、40Km、20Kmと刻々と減る・・・、ナビの目的地までの距離とほぼ同じ・・・。まるでサスペンス映画の主人公が悪者に追い詰められていく過程のようです。(T◇T;;;
なんとかガス欠で走行不能という事態は避けられたのですが、今回の雪ではいろいろと勉強させられたというのが実感でした。天候を馬鹿にしてはいけないこと、平常心を常に持っていなければ正しい判断ができないこと、etc。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/5f/418a7da3c6c68a49f5364591d9544c50_s.jpg)
《画像は現時点の走行距離》5ヶ月で8,937Km(平均の月走行1,800Km弱)
今回の三連休は約1,000Kmを走行。
<降雪時のロードスターで気がついた点>
①鋼板面と比較して、当然ですが幌に積もった雪はなかなか溶けない。
②ワイパーをオートモードにしておくとエンジン始動時にワイパーONとなり、
重い雪でワイパー駆動部が痛む可能性あり。
③LEDのヘッドランプは発熱量が少ないのでカバー面についた雪は溶けにくく、
走行中に光量不足となりケースがある。
雪に慣れた方は当然雪を払う道具を常備し雪を払ってから運転するでしょうし、ワイパーはガラス面から離して(立てる)駐車するでしょう。雪国で育ちながら、すっかり雪とは縁遠い環境に慣れてしまった自分に反省した次第です。ただ最新のスタッドレスタイヤは進化していますね。過信は禁物ですが、安心して悪路を走行することができました。注意点としては、やはりこれも基本的な話ですが、高速走行中の水溜り部分を通過する際は要注意です。特に軽量のロードスターでは簡単にトラクションが低下してしまいます。加速して走行車線から追い越し車線に移る際に水溜りがあり、お尻がスッと滑る場面がありました。NDロードスターはハンドルからの情報量の多い車です。タイヤからの情報が刻々と伝わってきます。体が感じる車の動きと合わせることで車をドライブしていることを楽しめる車となっています。