本格的なヘッドフォンをゲットするならばコレしかないかなぁーと思っていました。ここ大阪ではマンション暮らしですので、帰宅後に気兼ねなく音楽を楽しむためにも、新年だし(意味不明)、円高から円安傾向に動いているし、ここは「えいっ!やー」と思い切りました。
オーディオファイルならば誰でも知っている定番中の定番モデルと言っていいでしょう。
シリコン・オーディオが全盛の今、ヘッドフォン・イヤファンはどんどん新しいモデルが出ていて、メーカーも実に多いですね。そんな中、旧モデルから熟成を重ねて2003年12月、この650となったものです。華美な部分は無く、洗練されたデザインで古さはまったく感じません。
大阪犬小屋では、SPはELAC君、今回ヘッドフォンがSENNHEISER君ということで音の出口はドイツ野郎ということに。
肝心の音ですが、一聴した印象は「とても聴きやすい音作りがされているなー」というもの。SPに例えると、音のピラミッド(中低域)がしっかりした大型SPで聴いている感じ。音の情報量は非常に多い感じです。オープンエアータイプ、コードは左右両方出し、大きめのイヤーパッドは耳をスッポリ覆います。重量は重さ(260g)は気になりません。少々パッドの締め付けが強いかなぁ・・・。
自宅にはSONY MDR-CD900ST(密閉タイプ、コードは片出し)を主に録音時のチェック用として使っています。このモデルは完全にプロ用で「原音に忠実」を目指したもの、用途が違いますのでHD650とはまったく違う音作りです。このCD900STはJPOPのスタジオ映像に嫌というほどよく登場しますね。
対照的な2台のヘッドフォンを手に入れてしまいました。(~0~;) HD650はもう少し聴き込んでからインプレすることとしましょう。
「いまさらワンコのインプレなんかいらねー!」 ・・・そうですよね、やっぱ (^ベ;)