たまごの晩餐Ver.3

たまごの徒然なる日記です。3回目の引っ越しをしました。

親知らずを抜きました。

2013-01-30 22:42:05 | Weblog

上の親知らずは、10年ほどまえに抜いたのですが、

今度は下の親知らずが、真横向きにはえてくるという事態。

隣の歯に向かって、完全に攻撃態勢で生えてきました。

で、予想通り、虫歯になって、予想通り、

「抜くしかないですね」

予想外なことに、

「向きが悪いので、大きい病院で抜いてもらってください。紹介状かきますから」

なぬーーーーーーーーーーーーーー

 

というわけで、意を決して本日、歯を抜きにいってきました。

 

「おはようございます、河野さん」

あなたは先日の研修医と思われるY先生。

そして、処置台へ。

「今から麻酔します。」

(あなた、誰ですか?)

という私の心の声が聞こえたのか、

「あ、口腔外科のAです。」

(へぇ、レジさんくらいですかね?)

麻酔が聞いてきた頃、再び

A先生がやってきた。

そして、左側には、また見覚えのない若者が。

(む?)

私の予想を裏切ることなく、その二人によって私の親知らずは抜かれた。

そちらの左のお兄さん、誰の許可を得て

私の口に指をいれとんじゃ。

あまりの痛さと、知らない人に処置をされる不安で、

思わず涙が出た。

ちなみにこの後、麻酔を追加してもらったら痛くなくなった。

「今から縫いますねー」

(縫うのか、口の中を。)

ウィーーーン??

縫合中に動くリクライニング。

焦るレジと研修医。

「はい、ちょっと椅子がうごきまーす」

 間違って踏んでしまい、私の椅子を動かしてしまったことはやむを得ないので、

わざとでなければ許しますよ。

でも、

謝らんかいっっ。

タオル被ってても分かるわいっ。

ここには看護師おらんのんかいっ。

しかし、なにせ口を触られているのでさすがの私も何も言えない・・・。

 

そうこうしているうちにすべて終了。

そしたら私の担当研修医と思われるY先生がどこからともなく登場し、

抜歯後の注意事項の説明をし始める。

先生がいなくなったら、看護師さんがやってきて(いたのね。)

「先生の説明でわからないことはないですか?」

と。

すばらしき、役割分担。このナースの登場により完全に苦情を言う気も失せた。

会計へ行くと、ファイルを提出して、番号をもらって、

電光掲示板に番号がでたら、ATMみたいなやつで支払いをして、

帰りに薬局によって、薬をもらって、さっき先生に聞いた内容をまた薬剤師さんから聞いて、

家に着いた。

 

こりゃ、患者はベルトコンベアーだなあ。

でも、こういうしくみを作ったのも我々なんだし、仕方ないのかなぁ。

 

もしも、臨床に戻ることがあったとしても、

大きい病院には勤めないだろうな~。

 

たまご。

 

 

 

 

 


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