tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

4月のあれこれ ナポリ旅行のいきさつや雑感

2015年04月01日 | 生活



ナポリより帰宅しました。

帰ってくると早速オルカーン(嵐)に見舞われ、今日はヒョウが窓に叩きつけています。
ああ、北国に帰ってきちゃったな。。


短い旅行でしたが、予定を詰め込んだのとアクシデントが重なったので、
脳内アドレナリンが大量に分泌されて(?)かなりハイテンションになっていたらしく、
帰ってきてからは反動が来てぼんやりしています。

一日中歩き回って睡眠時間も少なかったもんね。

旅行の最終日(3月29日)にはサマータイムが開始され、前日夜に時計を1時間進めて寝ることに。
…ということは、もともと少ない睡眠時間から、さらに1時間削られるわけで。。


4月は旅行の疲れを癒すことからスタートです。

今月の第1週はイースター休暇なので、ゆっくりできそうです。






空港からタクシー…のはずが、なぜか陸路でナポリ入り。


いろいろな事情で予定していた飛行機、ナポリ直行便に乗れず、
翌日にローマへ飛んでそこから特急列車でナポリへ向かうことに。



〈ここから緊張と弛緩の繰り返しであります。〉



ローマ駅では、列車を乗り逃がしてしまったの。
イタリアの列車はアナウンスがひどくて、遅延も日常的なの…。
この日もインフォメーションとは違うホームに列車が来て、静かに出発してしまったの…。

乗車できなかった人たちがあふれ、もしやナポリにたどり着けないのでは…という考えが頭を過りましたが、
後発車のチケットに代えてもらうことができてひと安心。

3、4番ホーム間のレッドボックスでチケット変更を手配してもらえました。


人が集中して満席だったので、夫と席が離れてしまったのは残念でしたが、
ビジネスシートは快適で、夕暮れの景色も楽しめました。



ナポリ中央駅からはタクシーでホテルへ向かったのですが、
とにかく渋滞がすごくて、クラクションが鳴りまくり、すっかり雰囲気に気圧されてしまうことに…ひぃ。

運転手さんは押しが強く、これは悪名高いタクシーナポレターナのぼったくりなのでは…?
ここでもまた緊張が高まります。

いえ、運転手さんは公正できっちりした仕事をする方だったのですが、
まあ合流ポイントや信号のない交差点に突っ込んでいくときなんか、すごく気丈夫なのですよ。(良く言えば…ね。)


ホテルに着くころには、とっぷり日も暮れ、心細さMaxです。
タクシーのドアを係員さんが空けてくれ、暖かいロビーに通してもらったときには、
はふゅ~~~、、、(←この辺まだまだお気楽。)



でもね、チェックインが一日遅れると事前にホテルへ連絡していたのが
うまく伝わっていなかったらしく、レセプションのスタッフが長々と確認に追われているではありませんか。
どうも予約していたお部屋はすでに埋まっていそうな雰囲気…;

何かあるときには、ホテルグループ全体の窓口へメールすることになっているのですが、
本部から現場への連絡がうまくいっていなかったみたいです。


もしやここまで来て宿無しになってしまうのかしら…ヒィ。
心細さを通り越して、何だか気が遠くなります。
横を見ると、夫の目にもうっすら涙が。。

ああ、彼も限界が近いか…。
そうなったら、私がもうひと踏ん張りしなければ(!)気を取り直しました






お部屋の窓からの眺め。



結局予約していたグレードのお部屋はふさがってたのですが、
代わりのお部屋へ案内していただけました。

ひと通りお部屋や設備を説明してもらって、「ごゆっくりどうぞ」となって、
もうここまで来ると、膝からくずれましたん。。

本当にリラックスできる、良いお部屋でした。






別の日、夕暮れのルンゴ・マーレ。


このまま寝てしまおうかとも思いましたが、
食事処の予約もあるので、再び喧騒のなかへ出ばっていきましたとさ。

何だかんだあった割には、あまり疲れを感じなかったので、
やはり脳内でいろいろな物質が勢いよく放出されていたのかな






お土産いろいろ。


滞在中は危ないこともなく、無事に過ごせました。
短い時間でこなせたのは、計画していた旅程の半分ほどでしょうか。


諸々ありましたが、どうやらナポリにはまってしまったようで、
(アドレナリン効果?)
今度はゆっくり行きたいな~ というのが総じての感想でございます。


また街の様子など、写真をアップしますね!




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