tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

イタリア、ピエモンテ旅行 アルバ 2015年10月

2015年10月25日 | イタリア





白トリュフ見本市の会場入り口。



イタリア、ピエモンテ旅行の続きです


アルバには2泊しました。
普段はとても静かな街だそうですが、今時分は目玉のトリュフ祭りに加えて
中世祭りや市の開催が重なり、たいへんなにぎわいでした!







広場や道にはメルカートがたくさん出ています。
車の進入ができなくなってしまうので、近郊に住んでいる人には難儀なのだそうな。。

アルバにはスーパーが少ないので、ここで果物等を仕入れました。
完熟したブドウがとても美味しかった。







中央広場では、中世祭りの準備が進められています。







さあ、アルバのスペシャリテ、白トリュフの見本市に入場してみましょう

すごい人出です!ブースがたくさん並んでいます。










白トリュフ、黒トリュフ、灰トリュフ(そんなのも!)、トリュフ製品、
地域の特産品が並んでいます。

ただようトリュフの香り。。


奥に進むと、ピエモンテワインのコーナーがあります。
入り口でグラス2杯分の試飲が含まれているチケットを購入したのですが、
会場内にもレジがあって、ここでもワインチケットを単品で買うことができます。

試飲込みのチケットだと飲めるワインが限られてしまうので、
飲んでみたいメーカーがある場合には、後からチケットを購入したほうが良いかも。










会場の外にも専門店の屋台がたくさん出ています。







地産のポルチーニやヘーゼルナッツ、栗などもよく売られています。
あとはサラミや乳製品も、、目移りしてしまいます。









リストランテ、ピアッツァ・ドゥオーモにて。



好きな食べ物は?と聞かれて「トリュフ」なんて言えません…

年を重ねたら、「トリュフかけご飯」くらいは言ってみたいものです。
いまは、そうですね、、「大根おろし」や「かしわご飯」でしょうか。







別の食事処にて、名物パスタ、タヤリンの白トリュフがけ。
トリュフの香りもさることながら、バターの香りが馥郁と立ちのぼります。

イタリア料理と言えばオリーブオイルのイメージが強いですが、
北イタリアでは酪農が盛んで、オイルの代わりにバターが使われるものが多いのです。

アルプス山脈がすぐそこまで迫っていて、ちょっと行けばスイスやフランスですからね、納得納得。


それにしても、

おいしい~  おいしい~  おいしい~



ランゲの丘に感動がこだまします。

素材は新鮮そのものだし、都市部までいってしまうと
なかなかバローロ煮込みやバローロリゾットといった料理は食べられないし、、
素朴なお料理がどれも味わい深い。。

鳥の巣のヒナのように、運ばれてくるお皿を待つのでした。











中世祭りも始まります。
祝祭の子豚が調理され、饗されています。







ビールやワインの入った樽も次々に運び込まれます。







お祭りのスタッフや地元の店員さんは中世風のいでたち。

弓矢を使った射的のようなイベントやサラミダーツ当てなんていうものもあります。







これ、何だか分かりますか?
ボトルフィッシングというのだそうです。







名前の通り、竿を使ってワインボトルを釣るゲーム。

1ユーロを支払ってゲームに参加します。
糸の先が金属の輪になっていて、その輪をボトルの口に通すと景品としてそのワインがもらえます。







こういうものが好きな夫が先にやってみると、、あ、入った!

…喜んだのもつかの間、予行練習タイムでのことだったので、成功ならず。
3分の練習時間の後、同じく3分の本番が始まります。

中央の台に乗ったおじさんが、砂時計で時間を測り「いったん竿あげ!」、「始め!」と威勢よく声をかけます。


やってみると結構トリッキーで、輪がぐるぐると回転してしまい、なかなか嵌りません。







結局、一緒に参加した私がなぜか釣れてしまい…。
偶然に輪がひっかかって、そこからするすると。。

周りの人から、ブラービブラービ称えられました。 ちょっと恥ずかしい;

このお祭りのために詰められているワインだそうですよ







街中には、ワインショップも充実していました。







気になって入ってみたショップ。
水牛のチーズや加工製品を販売しているお店です。

モッツァレラ・ブラータやパストラミなど各種をテイクアウトしていただきました。
とても美味しかった。

ピエモンテ州、カラーリオ(Caraglio)の特産で、トリノ、サンレモ、クーネオにも支店があるようです。
“Moris”という名前です。







最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。