goo blog サービス終了のお知らせ 

tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

クロイツカムのシュトーレンとクルミのはなし

2013年12月18日 | 料理、食材、レシピ









クロイツカムのシュトーレン。

ドライフルーツがぎっしりです


写真で大きさがわかるでしょうか?
大人の指先からひじくらいまでの長さがあります。


クロイツカムは、バウムクーヘンで有名なドレスデンの菓子店

老舗だけあって、さすがの美味しさです。


デュッセルドルフのハイネマンのシュトーレンと比べてみると、
ハイネマンのものは普通のお砂糖がまぶしつけてありますが、
クロイツカム製は粉砂糖ですね。

じゃりじゃり感が少なくて、私はクロイツカムのほうが好みでした。



こちらに来てから、ナッツ類やドライフルーツをよく食べるようになりました。


そういえば、ナッツのひとつ、クルミは
伝統的でとてもノスタルジックな食べ物だとみなされていているのだそう。

テレビニュースで、クルミの良さを見直そうという特集が組まれていました。


栄養面でとても優れていることやお洒落な調理法などが紹介されていましたが、

カメラの前の試食コーナーで、老若男女が殻を割ったクルミをほおばって
「なつかしーい!」なんて言い合っているのをみると、思わず笑ってしまいました

きっと温かく幸せな記憶がつまっているような感じがするのではないかな。


12月は、クルミやクルミ割り人形があちらこちらにデコレーションされて、
クリスマスシーズンの雰囲気に一役かっています。


バレエの『くるみ割り人形』もクリスマスの定番の催しですね。
キラキラしていて、夢がいっぱいの舞台で大好き!

ちなみにグリム童話のなかには、
めんどりがクルミを喉につまらせてしまうお話があるのですよ…







ナッツやクルミを使ったパンが美味しいお店にも行ってみたので、
また今度ブログにアップしようと思います。


クリスマスまでは穏やかな天気が続くそうで、ほっとしています。

今のうちにクリスマスマーケットめぐりをしておこうかと思っています。


かぼちゃコロッケと馬鈴薯こもごも

2013年12月15日 | 料理、食材、レシピ


 



冬至が近づいてきました

(ここでは21日が一番日が短くなるはずです。)


冬至といえば柚子湯やかぼちゃ!というわけで、
最近ヒットだったかぼちゃメニューのレシピを載せてみます






かぼちゃとじゃがいものコロッケ

パニエ(細かい洋風パン粉)を衣にしたクロケット風です。


茹でたかぼちゃとジャガイモを半々でつぶしたら牛乳を少し入れて、
ツナとみじん切りにした玉ねぎを炒めたものを混ぜ合わせ
生地をひとくち大に丸め、パニエをまぶしつけます。

その後、ひとつひとつにオイルをスプレーしてオーブンに入れます。


油で揚げても良いのですが、カロリーを意識してオーブン焼きにしました。



※焼き立てはとても柔らかいので、少し冷まして衣がしっかりしたら盛り付けます。



味のバランスが良くて大好き!

かぼちゃの甘みとじゃがいものホクホク感、ツナのコクがちょうど良い塩梅です。

かぼちゃだけ、じゃがいもだけでは、この感じが出せないのです。


フランケンワインに合わせると、ぴったりですよ  本当は白ワインだけれども…。


何かつけるならケチャップが合うと思いますが、お好みでソースやお醤油でも。

…夫よ、せっかくヘルシーな揚げないコロッケにしたのだから、

マヨネーズをかけのてしまうのはどうかしらねえ。。








じゃがいもをマッシュするもの、

コロッケやポテトサラダといった料理はとても好きなのですが、

けっこう手間がかかる割に、食卓では地味な存在になりがちな気がします。

おかずのメインになれず脇役に甘んじる、、といいましょうか。


写真の日も献立を少々考え、定番のきゃべつの千切りとの組み合わせはやめて、

しょうが焼きも一緒に盛り合わせました。


同じ揚げ物でも、カツレツだったら事情が違うと思いますが、

コロッケの日の献立って、なかなか難しい。。



ポテトサラダを作るときも、

付け合せにすると、なんだかお弁当のような感じがするし、

かといってこれを中心にするのもやりづらい、、と思います。


大きなサイズの個性的な器を手に入れたら、

どーんと盛ってみると良いかもしれません。



間に合わせの食器での限界が見え始めたこの頃、

ドイツで素敵な器をさがしてみましょう


いろり鍋でいろいろ

2013年11月29日 | 料理、食材、レシピ



  






先日ブログにアップしたいろり鍋。


家で使うにはちょっと照れるな~と思わないでもないのですが、、

使い始めてみたところ、鍋として器として何かと便利でした。


火にかけて調理をしたらそのまま出せるので、
夫が遅くなる日には具材を鍋にセットしておき、帰ってきたらすぐに仕上げてテーブルへ運べます。

一般的な丼のサイズで扱いやすいところと、手間いらずで温かく美味しそうに見えるのが気に入いりました



11月に活用したときの写真を挙げてみます。






味噌煮込みうどん。

冷え込む夜には、ほっとするものを
お餅もはいってなかなかボリュームがあります。






つみれ、ちくわぶ、こんにゃく、じゃがいもの煮物。

エビ、豚肉、鶏肉を取り合わせたつみれが良い味だしてます






麻婆豆腐。

以前中華街に行ったとき麻婆豆腐が土鍋に入って出てきたことがありまして、
熱々の鍋から料理をいただいたのが美味しそうだったのを思い出して合わせてみました。

和っぽい雰囲気のいろり鍋ですが、案外こんな感じもいけるのではないでしょうか。
写真だと湯気がうまく写らず、残念。。






煮込みハンバーグ。

洋食はどうかな、割とまとまっているでしょうか?
レストランなどで鉄のプレートを見慣れているためか、そこまで違和感はなかったように思います。








振り返ってみると、11月のブログ記事は食べ物のことばかり

家にいる時間が長いと食が楽しみになるのはやむを得ないのでしょうかねえ。



ムール貝の楽しみ

2013年11月17日 | 料理、食材、レシピ






冬のお楽しみ、ムール貝。 


2キロで5ユーロ前後と手ごろなのも魅力です。
リクエストを受けて白ワイン蒸しを作りました


以前レシピをアップした記事はこちら →「ベルギーのムール貝とムール・マリニエールのレシピ」

前菜、メインどちらにも使えて、便利です。


美味しい出汁がとれるので、貝の身と一緒に盛りつけてパンにひたしていただく他、パスタやラーメンのスープ、炊き込みご飯といろいろ活用ができます。






翌日はこのスープでパエリア風のご飯を炊きましたよ~


なぜパエリア「風」かというと、サフランが手元になくて入れられなかったからです…


具材は、キッチンにあるものなら何でも!
今回は、エビ、サバ、そら豆、トマト、玉ねぎでした。

レモンを絞っていただきます。


ムール貝の出汁がよくきいていました






鶏むね肉の赤ワイン煮

2013年11月15日 | 料理、食材、レシピ






先日の赤ワイン煮込みが会心の出来ではなかったので、もういっちょ!


開ける予定のワインが繊細な感じのものだったので、鶏肉で作ってみることにしました






以前、鶏むね肉のクリーム煮を御馳走になったことがあったことがあって、
しっとり仕上がったむね肉に濃厚な旨味が加わり、とても美味しかったのが印象に残っています。


肉が硬くならないように気をつかいましたが、結構いい火の通し加減になったと思います

いんげんをもう少し中央に配置すれば綺麗だったかな…。






煮こみを作るときに、最初に煮て濾したあとの野菜ってどうしていますか?


ちょっと気になってしまい、捨てるのは何となくシノビナイ…、

ほうれん草をホワイトソースで和えたものと重ねてグラタン仕様にしてみました。


良いリメイク方法を考えていきたいです。






ワインはこちらでした。

鹿肉とプラムの煮込み

2013年11月10日 | 料理、食材、レシピ






ひと月ほど前、ブルゴーニュから配送したワインが到着したので、合いそうな料理を作ってみましたよ。


ちょうど冷凍の鹿肉が手に入ったので、ジビエにしました

ドイツの森には野生のシカが多数生息しているとのこと、
鹿肉も高級食材としてとても人気があるのだとか。


どうやって料理しようかと考えたのですが、
食べたことのある鹿料理というと、カルパッチョやパスタソース、ロースト系、、

家でもうまくできて赤身をいかす調理法が良いかなぁ…ということで、赤ワイン煮にすることに。
プラムを一緒に煮込んで風味を加えてみました。





鍋のなか。


が、しかし、、

解凍を急ぎすぎてしまい、肝心のお肉が硬くなってしまいました

思い通りにはいかないものです。しょんぼり…。


ソースはとても美味しかったので、翌日ポークソテーにかけて、そして残った肉はほぐしてラグーソースにしました。。






コクのある肉の使い方としては王道ですな…。

美味しくいただきました。






合わせたワインはこちら。

煮込みにもはいっています。贅沢!


大根もち風ライべクーヘン?

2013年11月07日 | 料理、食材、レシピ


食欲の秋です。

ドイツ風を意識したスナックを試作しました。







ドイツのお祭りやちょっとしたイベントに行くと、ライべクーヘン(Reibekuchen、またはライプクーヘン Reibkuchenともいう)というお好み焼きかパンケーキのようなものを売る屋台をよく目にします。

じゃが芋を主体に、玉ねぎや卵を加えて揚げ焼きにしたもので、スーパーにも並んでいます。
付け合せになり、おつまみになり、おやつにもなり、主食としても可。
使い勝手が良く、とてもポピュラーに食べられています。


モチモチした粉ものが食べたいと思い、大根もちや昔ながらのお焼きの食感に近いようにアレンジして写真の様になりました


具は薄切り玉ねぎとかりかりに炒めたみじん切りベーコン。

薄力粉:片栗粉=1:1 のお粉と具材をよく混ぜ、生地がもったりするまで水を加える。
(ドイツで手に入る片栗粉の代用食品、じゃが芋粉の「モンダミン」を使用しました。)

フライパンにゴマ油、サラダ油を合わせて風味よく焼いたら出来上がり!


ネギを飾って、無国籍風です。


ライプクーヘンにはりんごのピューレを付けることがありますが、ここでは酢醤油でしょう


表面がパリッ、なかがモチモチ、ムチムチして美味しいです。
具もいろいろ応用がききそうです。


最近、粉類の保管について話題になっていますが、開封したお粉を使いきってしまいたいときにも便利かもしれません。


また作りたいレシピでした。



ポンデケージョを作ってみました

2013年10月29日 | 料理、食材、レシピ





昨日はドイツ各地で嵐でしたが、いかがお過ごしでしょうか。


冬時間が始まり、家で過ごす時間も長くなりがちです。

というわけで、何か楽しい気分になるものを。。と思い、ポンデケージョを作ってみました


クックパッドの葉っぱさんのレシピ「じゃがいもでポンデケージョ♪」です。


じゃがいもが手に入りやすいので気軽に作れます。
生地をしっかり混ぜるのがポイントでしょうか。


もちもちっとしていて美味しいです。

可愛らしい見た目から、「御腰に付けたきびだんご♪」なんて思わず口をついて出てきます。


チーズの他、胡麻やココアも合うそうなので、今度試してみましょ~

あら、絵文字リストにキジがいない。。





*** おまけ ***




猫じゃないよ、ライオンだよ。

おみやげのカラスミで。。

2013年10月06日 | 料理、食材、レシピ





今度はパスタにしました

先日のウニといい、カラスミといい、偏向がはっきりと出ています…。


ペペロンチーノの要領でスパゲッティを作って、仕上げにカラスミをたっぷり和えます。

これはマグロのカラスミを使っています。
ボラのものに比べて、若干味が濃いような気がします。

イタリアのカラスミは全体的に割とさらっとしているように感じます。

日本のねっちりしたカラスミも懐かしい~
長崎出身の知人が送ってくださったっけ。。


イタリアンパセリがあると、やっぱり写真に映えますね。
あっ!うしろに製氷機が写りこんでる。。






おみやげのウニ缶で…。

2013年10月03日 | 料理、食材、レシピ


イタリアにてウニの缶詰を買ってきました。

訪れた場所は海の近くではなかったのですが、
マーケットを探索していたときに美味しそう~、とつい手が伸びてしまいまして。。


濃厚なウニパスタにしようかな、なんて思っていましたが、
夫のリクエストを聞いて、うに飯にすることに


ドイツの我が家では、「ちびくろちゃん」なる電子レンジ炊飯釜を使用しています。
炊き込みご飯は大丈夫かな?と少し心配しましたが、思いきっていつもの分量や時間で作ってみることに。

出汁とウニで炊き込みご飯にして、炊き上がったら残りのウニをのせて蒸らします。






炊き上がり写真。
どさーーーっとウニを投入

この器がちびくろちゃん。
軽量、コンパクトながら、いつも良い仕事をしてくれます





ご飯茶碗に盛った図。
あさつきを散らして写真を撮れば綺麗だったな。。


地中海のウニは比較的あっさりしたお味でした。

ふぃ~~、まんぞくまんぞく