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天地人「謙信の遺言」

2009-02-22 | 天地人
天地人「謙信の遺言」

謙信 v.s 信長軍。
「待っていたのよ、この時を」

謙信「しばし待て。戦を決するのは何だと思う?。大切なのは時じゃ。天が味方する時。」

鉄砲が雨に弱い事ぐらい信長軍だって解るはず。
ほんとうに謙信はどうやって勝ったのかな?。

雨が降るのを待って、夜襲。
慌てた信長の兵は、得意の鉄砲で迎え撃つってそんなバカなー。
鉄砲の戦に慣れてると白兵戦に弱いのかな?。

見事な采配で勝ちを収めた謙信。
しかし、欲の無い謙信は追撃しません。
加賀から近江へと攻め込めば京は目と鼻の先?なのに…。

信長「万に一の機を逸する者に天下は盗れぬ。…義などという考えに酔っておられるのは今のうちじゃ。上杉謙信、神を気取っていられるのも今の内よ。」

兼続は、謹慎を解かれ、弟の与七と一緒に春日山城に戻りました。
与七も景勝に仕えるのですね。

関東を平定してから上洛を目指す上杉軍。
越後には六万の兵が集まったそうな。
関東管領って言うのもなんですね。
北条が強いお陰で上杉の姓を名乗ることが出来たけど、越後に居る関東管領っていうのも、なんだか謙信には足枷になってるな…。

謙信「信長と戦うは己の欲の為ではない。信長を倒し足利幕府再興の後は越後に戻るまでじゃ。天下をとる事が義ならば、信長の行為も義ということになる。されど、信長の行いは義にあらず。わしは天下の万民に威を得るよりも気高きものがあることを知らしめたいのじゃ。それが人が人であることの美しさ。」

謙信「そなたをみているとまるで若い頃の自分を思い出すようじゃ。あやつらには迷いがない。じゃが兼続。そなたは迷うことだらけじゃ。だからこそ、見つけられるものがある。己の義じゃ。そなたもやがてそなたの義が見えてこよう。まことの義を見つけうる者があるとすれば、その者は己との戦いの中に孤独の身を置き瞑想を続けるのじゃ。わしはそなたこそ、わしの意志を真に受け継ぐものじゃと思うておる。」

次週、謙信死す

北条綱成(つなしげ) (PHP文庫)
江宮 隆之
PHP研究所

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