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ケイシロウとトークアバウト

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満足パスタ

2025-05-30 20:01:00 | 日記




きょうのおランチは野菜とエビのトマトソースパスタ。
野菜とエビは軽い塩コショウで味付けされているんやけど、
トマトソースの濃厚な酸味と溶け合い、
パスタ麺のほどよい噛みごたえに大満足😋👍💯

本題や。

ケイザブロウは不治の病に侵されていた。
病名は、
慢性金欠病。
とにかく散財する癖を持つケイザブロウに、
懐が膨らむことはなかった。
ケイザブロウが、
自販機の釣り銭取り出し口にいつも手を入れるのは、
こういう理由からやった。

ある日、
この自販機の釣り銭取り出し口に850円の釣り銭があり、
ケイザブロウはそれを手にして、
自身の持ち金200円をプラスして、
パスタを食いに行った。

大好きなパスタは食えるけど、
酒とタバコを買う金はない。
そんな悲痛な気持ちにあった時、
注文していたナポリタンが女性店員の手で運ばれて来た。
その際、
女性店員は、
ケイザブロウに、
「タバスコをお持ちしますか?」と尋ねた。
ケイザブロウは、
「タバスコよりタバコを持って来なさい」と返答した。
当然ながら、
せせら笑い対応の後スルーされてしまった。

ケイザブロウはパスタを食い終わると、
夢よもう一度と、
あちこちの自販機の釣り銭取り出し口に手を入れつつ、
その行為に一夜を明かした。



今村さん~あと一歩の人違い

2025-05-30 00:03:00 | 日記




俺らの知り合いに今村さんという肥満でいつも暇な男がいる。

俺がDAISOに買い物に行く途中、
今村さんがいたので、
「今村さん!」と声をかけたが人違いやった。
それだけ似てたデブやった。
俺が間違いを詫びて立ち去ろうとすると、
相手は俺に、
「謝らなくていいんです。だって僕の旧姓は今村ですから」と言った。

人違いの原因は、
見た目やった。
そして人違いがわかった時点で、
今村という個性の違いで相手は俺の知る今村ではなくなる。
なのに相手は、
旧姓が今村だから謝ることはないと言うが、
ケイシロウ、
この場合はどう相手に反応すべきか🤔




一心走太(いっしんそうた)~駆け抜けろ人生❗️

2025-05-29 01:29:00 | 日記




牧カオリの勤務する会社に、
クミという女性新入社員が入ってきた。
牧カオリと同じ営業事務で、
パソコンで一取引先との受注関係一切を任せられることになった。
そして、
他の社員達が忙しくパソコンと格闘している中、
クミは、
ひとりの私服社員がナニもせずに席に着いているのを見た。
この社員は、
一心走太(いっしんそうた)という名の青年で、
数年前から勤務していたという。

クミは、
心に、
「会社のお荷物さんかな?」と呟いた。
すると、
課長がいくつかの封書を一心走太(いっしんそうた)のところに持ってきて、
どこどこの支店、どこどこの営業所に届けるように指示した。
一心走太(いっしんそうた)は席から立ち上がり、
「一心走太❗️ただ今よりお届けにまいります❗️」と大声出して、
室内から駆け去った。
そして一心走太は社内から歩行路に出て、
そのまま封書類を持って猛スピードで走って行った!
その様子をじっと見ていたクミは釈然としない表情を浮かべた。
そこに牧カオリが来て、
「一心走太(いっしんそうた)のおかげで郵便料金が節約出来るのよ。あの書類は速達書留にあたるから、一心走太がいなければ、イマの高い郵便料金に苦しめられていたことでしょう。ありがたいことよ」と言った。
しばらくすると一心走太は帰って来て、
同じことを繰り返すんやった。
それは、
翌日もその翌日も続き、
クミは一心走太(いっしんそうた)の会社内での役割を知った。
が、
心に、
「まるで現代の飛脚だわ」と思った。

時が経ち、
クミは会社慣れし始めた。
入社当初の緊張も緩み、
ミスが多くなった。

ある日、
一人暮らしのアパートで、
深夜にベッドで寝息を立てて眠り込んでいたクミは、
いきなりガバっと跳ね起きて、
「ガッチョーん❗️❗️」と叫んだ!!
アンと😳
発注品数のゼロをひとつ多く付けていたミスにいきなり気づいたということやった。

クミは朝一番に会社に駆けつけて、
すぐにパソコンを立ち上げて修正しようとしたら、
もう修正されていた。
クミは、
昨日は時期外れの暑さから心に蜃気楼がかかっていたとか訳のわからん理由をたてて、
無理矢理自分を納得させようとしてたら、
牧カオリが近づいて来た。
そして、
「誰かが大きなミスをするとこだったみたい。それを一心走太が見つけて訂正作業してたらしいわ」と言った。
クミは、
そこで、
一心走太(いっしんそうた)が、
ただの飛脚もどきの封書届けばかりでなく、
各社員のパソコン上のミスのチェックまでしていることを知った。

クミは牧カオリに、
そんなパソコン技能を持っている一心走太(いっしんそうた)をナンで封書類の走り使いをやらせているのか尋ねた。
牧カオリは、
一心走太(いっしんそうた)自身がそれを望んでいることを教えた。
クミは納得がいかず、
「封書類持って走るよりパソコン業務してた方が楽ですし、昇進も早いはずです!」と言い張った。
牧カオリは、
「自由に野を駆け回る鹿を動物園で保護することと、そのまま野を駆け回らせることと鹿にとってはどちらが幸せかしら?」と、
問い返した。
クミは、
「でも、年齢とともに体力は衰えていきます。一心走太(いっしんそうた)さんをこのままにすべきじゃありません」と答えると、
牧カオリは、
「あなたは吹き付ける風を捕まえることがお出来になるの?」と更に問うた。
クミは納得した。
一心走太(いっしんそうた)は風であることを。
人生という名の平原に吹き付ける風であることを。




それでも僕は繰り返す😭

2025-05-27 22:51:00 | 日記




カッちゃんのダチのかんちゃんは、
入社したばかりの会社で、
事務職にあって、
毎日を頑張るが、
ミスが多い。
そしてかんちゃんの部署の上司は、
口やかましい。
ミスをしたかんちゃんを40分近く叱る。

そんなときかんちゃんは、
3日ほどの休みを取り、
一人暮らしのアパートで、
年末に録画したNHK紅白とゆく年くる年を見る。
そして除夜の鐘が打ち鳴らされるのを見て、
カッちゃんに電話して、
「新年おめでとう」と言う。
カッちゃんも「おめでとう」と返して、
かんちゃんは、
一年の計をたてて、
3日後に職場に戻る。

が、
1週間後にまた失敗して😞
上司に怒られ、
3日間の休みを取り、
録画されたNHK紅白を見てゆく年くる年を見る。
除夜の鐘が打ち鳴らされるのを見て、
カッちゃんに電話して、
「新年おめでとう」と言う。
カッちゃんも「おめでとう」と返す。
その後かんちゃんは、
一年の計をたてて、
3日後に職場に戻る。

一週間後、
またかんちゃんはミスをして上司に叱られて、
3日間の休みをもらって、
録画されたNHK紅白とゆく年くる年を見る。
除夜の鐘が打ち鳴らされるのを見て、
カッちゃんに電話して、
「新年おめでとう」と言う。
が、
カッちゃんは、
「かんちゃん。もう飽きた」と返信した。
かんちゃんは慌てふためき、
「僕に------僕に------年末年始をくれ!!」と喚きながら3日後、
会社に戻るが、
上司から、
「お前に永遠の年末年始をやろう」と言われた。
かんちゃんは、
休み過ぎを理由に、
懲戒解雇になるところを、
常務の計らいから、
自主退職というカタチにされた。
そして、
毎日をアパートにこもり、
録画されたNHK紅白からゆく年くる年を見て、
除夜の鐘が打ち鳴らされるのを見る。
そして、
新しい職場が決まるまでの日課となるカッちゃんへの電話で、
「新年おめでとう」と言う。
カッちゃんは、
「リセットすればいいってもんじゃないよ」と言い返すも、
「今年もよろしくお願いします」と言ってあげるという。



ユスリカ

2025-05-27 07:57:00 | 日記




牧カオリの友人が大阪万博に行った。
ユスリカが大量発生しているというニュースは聞いていたが、
まさかここまで飛び交っているとは思わなかった。
マスクしても、
下手したら、
マスクの中にまで入ってくる。
フードコートにも来てるみたいなので、
食事をする時は、
タンパク質が多く摂れることやろう。

ユスリカは汚水を綺麗にする益虫。
これを万博の邪魔になると殺虫剤撒けば殺生行為になると牧カオリは断言した!
友人は、
牧カオリに、
「じゃああなたが万博に行ってみればいいじゃないの」と言い返すと、
牧カオリは、
「大阪万博の会場は、もうユスリカの楽園。人が足を向ける地ではなくなった」と言う。

牧カオリは、
大阪万博のユスリカ画像や動画を見て思う。
「ユスリカ、時が来たら、晴れた空を真っ暗にして、万博の暗部として、人々に届け」と、
米津玄師の『パプリカ』のサビを思わせるような風刺というよりヘイト詩を心に浮かべる。

元々、
昨年からユスリカが現れることを知ってたということなら、
せめて、
水を綺麗にしてたらこんなことにはならなかったんやろうけど。

ユスリカが目に入って、
警備員に報告したら、
「痛そう😦」と言われただけで済まされて、
仕方なく自費で眼科に行った人もいるらしい。
そこまでして大阪万博に行く魅力があるのか?
あるのなら、
それに越したことはないけれど------