
カッちゃんがどうしても電車に乗らないといけなくなった時のこと。
その電車は満員電車でぎゅうぎゅう詰めやった。
カッちゃんは身動きが取れないまま、
視線が、
隣の吊り革につかまってるオヤジの横顔を見る以外に仕方がなくなった。
すると吊り革のオヤジがカッちゃんの視線に気付き、
「馬鹿❗️そのつぶらな瞳で俺の横顔を見つめるな❗️」と怒鳴った!
カッちゃんが呆気に取られていると、
オヤジは、
「俺みたいなオヤジに構うんじゃねー!この電車には俺よりも若い男はたくさんいるじゃないか!」と強く言うので、
カッちゃんは慌てて、
「ぼ------僕は------」と言いかけたが、
いきなり、
カッちゃんの周囲に大きなスペースが空いてしまった。
カッちゃんが他の男性乗客達を見ると、
みんな怪訝そうにカッちゃんを見つめながら、
無理矢理くっつき固まっていたんやった。