よくYouTubeで、
危なすぎる地域10選などがあげられるが、
そんな情報もない、
1990年代の大晦日での出来事。
バブル崩壊とともに、
非常に排他的な村に、
失業して夜逃げして来た家族がいた。
この家族が村に来て気付いたことは、
住民が、
挨拶どころか、
目を合わせることなくスルー対応する事実やった。
家族は、
村のあちこちを歩き回った。
そして、
寂れた神社を見つけた。
ここで、
過去に、
紀ノ川の氾濫で、
凄まじい洪水に、
幾度も見回われた歴史を知ることが出来た。
水神を鎮守する目的で建立された神社やった訳やけど、
この家族の目には、
賽銭箱に、
がっぽり中身があることと、
少しばかりちょうだいしても、
バレないという現実やった。
家族は周囲を見回し、
誰もいないことを確認して、
賽銭箱の中身をちびっとがめた。
夜になり、
紅白見てた家族は、
いきなり、
三味線の音色と人々の笑い声が、
家の外のあちこちから聞こえて来ることに気付いた。
家族が外に出てみると、
三味線奏でながら笑いまくるたくさんの村人に囲まれていた。
家族の長である旦那が、
「ナニゴト😨❓」と呟くと、
村長が笑いながら🤣
「よくも水神様のお賽銭を取りましたね。隠しカメラもあなた方を撮りましたよ」と言って、
ビデオテープを見せた。
更に、
三味線の音色が激しくなる中、
村長は笑いながら🤣
「お償いをしていただきます。でないと、ご家族に初日の出が顔を覗かせることはないでしょう❗️」と言った。
旦那は恐ろしくなって、
「お償いいたします」と言った。
家族は、
たくさんの三味線奏でる村人に囲まれて、
あの神社の横にある、
鐘撞き堂へと連れられた。
村長は笑いながら🤣
「108つに盗んだ額を掛けた鐘🔔を打ち、除夜のひとときとさせていただきます」と言い、
村人たちも笑いながら🤣同意した。
盗んだ額が大きかったので、
108つの108倍の1万1,664回鐘🔔を突くことで窃盗免除ということになった。
旦那が鐘を突き始めると、
あちこちから和太鼓が叩かれ、
三味線弾く村人は増えて、
笑い声🤣も更に激しくなった。
1万1,664回の鐘を突き終わるや否や、
村人たちは帰って行った。
旦那は過労のあまり倒れた。
そして、
体が麻痺して、
1週間寝込んだ。
翌年の大晦日。
夜逃げした家族を追った借金取りが来た。
村のあちこちを探し回る中、
あの水神鎮守の神社を見つけ、
やたらにゼニが入った賽銭箱見つけて、
中身をちょろまかした。
その夜、
夜道の車の中で、
計画を練っていた借金取りは、
いきなり車の周囲を、
三味線奏でて爆笑🤣する村人に囲まれた事実を知った。
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