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ケイシロウとトークアバウト

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根拠なき願望

2025-05-04 02:34:00 | 日記




画像は映画『十九歳の地図』や。
新聞奨学生が集金に行く家の地図を勝手に作って、
様々なコトを起こす。
特にこの猫を抱いたおばさんからは、
主人公の青年に、
「信心しなさい。功徳があるわよ」と宗教勧誘されるが、
主人公は、
「放せ!この貧乏人が!」と激しく言い返してしまう。
(明らかにどこの宗教団体かがわかり過ぎる描写やったので強い印象を残した)




画像は一転してエルサレム。

かつてこの地にアブラハムという人物がいた。
アブラハムには子供が無かったので、
エジプト人の側女ハガルと関係して、
イシュマエルという男の子を授かる。
ところがアブラハムの正妻サラがイサクという男の子を身籠る。
アブラハムは2人の子をそれぞれに祝福した。
イシュマエルはイスラム教の祖となり、
イサクはユダヤ教の祖となる。
つまり、
イスラム教もユダヤ教=キリスト教も、
アブラハムという人物からの流れによる。
そして、
どちらも砂漠の中から生まれた宗教やった。

砂漠は少雨の上に、
不毛の地。
昼は極暑、
夜は極寒、
サソリとマムシのテンコという悪条件にあって、
他人を信用するという世界観を持つ余裕は無い。
明日死んでも当たり前という地に生まれたイスラム教とユダヤ教は、
呼び名が違うだけの同じ神を崇拝する。
この信仰によるコミュニティが身の安全を守ってくれるが、
自分らを守る為に、
他のコミュニティを攻撃する。
そしてその文化は、
砂漠に染み付き今に至る。

前置きが長くなったが、
GWということもあってか、
会いたくもないババはんがやって来て、
政教分離という意味を知ることなく、
連立与党のとある政党に入れてくれと頼む。
俺が、
裏金や商品券や統一教会で解党デモまでくらってる自民党と組んでる限り清き一票は無いことを告げると、
こう言った。
「人の目には、裏金も商品券も統一教会も悪ですけど、仏の目には、裏金も商品券も統一教会も善なのです」、と。
完全完璧な胸糞回答やった。
それで、 
映画『十九歳の地図』のワンシーンが蘇った訳やけど、
この人たちの最終目標である王仏冥合(おうぷつみょうごう。法華経信仰による世界統一のこと)は実現するか?

答えは100%NO❗️❗️

四季があって、
降雨による豊富な水に、
生活水準も高い国で発展していく仏教が、
アンで砂漠に馴染むやろうか⁉️
インドの本仏教からギリシャ正教まで滅ぼしたのはイスラム教やった。
理由は、
コミュニティ問題。
本当に王仏冥合を実現できると確信出来るのなら、
砂漠で布教すれば自ずと答えはわかる。
慈悲を示すことは即ムエルト(スペイン語で死の意)。
それに、
現在、
人口増加してるのは、
中東のイスラム国家圏と、
南米のカトリック国家圏だけで、
仏教国は人口減少にある。
どうしても王仏冥合したいのなら、
キリスト教の復活思想を加味するしかない。
やから、
王仏冥合は、
理念的な願望だけで、
現実的やない。
100万年経っても無理❗️
やからババはん、
清き一票言うて王仏冥合を拝む🙏前に、
砂漠の生活して来て、
またお願いしなさい。
その時はまじめに対応するから。