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ケイシロウとトークアバウト

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ナニごとも最後は沈黙の中に

2025-04-30 22:24:00 | 日記




今回はヨウイチの母親マスミが、
会社を辞めて独立して、
パソコン業務の個人事業主として出発するときのできごとを書き込みする。

マスミは社内でもデキるオンナやった。
とにかくパソコン業務において、
マスミの右に出るものはなかった。
そんなマスミも、
個人事業主として、
会社組織に縛られずに自由に仕事をしたいという想いから、
退職というカタチをとった。

早速、
マスミが所属する課で送別会が開かれる運びとなった。
ホテルの一室を借りて行う送別会に、
マスミも今まで見送る側として何度も参加したが、
今度は自分が送り出されることに、
現実感が伴わなかった。
そして、
この送別会の目玉は、
課長が、
石垣牛の高級ステーキをプレゼントすることをマスミは知っていたので、
石垣牛をもらったら、
旦那や子供達に内緒で食おうとマスミは心に思った。

送別会が始まり、
お別れの言葉や花束にマスミは涙ぐんだ😢
そして課長が、
「マスミさんにプレゼントがあるんだ」と言ったので、
参加者はヒソヒソと「石垣牛」と囁き合った。
マスミも感動のクライマックスとなった。
課長は、
「石垣牛です!!」と大きく言って、
以下の物を渡した。




マスミは放心したようにこの石垣牛ステーキせんべいを手に持ち、
「ナンや⁉️これは😡」と課長に凄んだ。
課長は「石垣牛ですけど」と言ったが、
マスミはガチギレして、
「ナンじゃいおんどれは❗️イマまで円満退職したモンにはモノホンの石垣牛ステーキやってナンでわしには石垣牛ステーキせんべいや❗️」と怒鳴りまくった!
課長は困って、
「私はイマ経済苦なのですよ」と力無く反論したが、
マスミの怒り💢はおさまることなく、
「覚えとけよ❗️お前。いつか魚の開きみたいにしてやっからな❗️」と更に怒鳴って、
送別会を後にした。

現在、
マスミは、
個人事業主としてそこそこに生活しているが、
会社にあっての様々な思い出と喜怒哀楽、
石垣牛ステーキせんべいに大噴火🌋したできごとも含め、
すべてのできごとは、
過去という名のファイルに綴じられ、
劣化していく感覚を覚えるようになった。
ひとりで仕事をすることの寂しさに加え、
還暦間近のマスミにとって、
すべてのできごとは沈黙の中に沈んでいくとしか思えないわびしさが心にあった。
マスミは無力さしかないと信じ込んだ。
すると息子のヨウイチから、
今度の誕生日は石垣牛のステーキをご馳走するとLINEが入った。
マスミは、
この息子からのLINEメッセージを見ながら、
気が付けば、
心の無力さは消え代わりに貪欲さと行動力に満たされている自分を感じた!




いつも夢見て

2025-04-30 02:04:00 | 日記




一昨年の冬。
牧カオリは宮城県に行った。

そこで、
牧カオリは風雪に揺れる松ぼっくりを見つめながら、
「目を閉じて眠りの中で、日光降り注ぐ南国のヤシの実の夢を見なさい」と呟いた。

昨年の夏。
牧カオリは宮崎県に行った。

そこで牧カオリは、
記録的猛暑の中で日に炙られる、
ワシントンヤシの小さなヤシの実を見つめながら、
「目を閉じて眠りの中で、風雪に揺れる北国の松ぼっくりの夢を見なさい」と呟いた。

そして今牧カオリは、
腸閉塞で入院した叔母さんの病室で、
宮城県で撮影した松ぼっくりの写真と宮崎県で撮影したヤシの実の写真を見比べながら、
「人の一生なんか、永遠という時の中では瞬きに等しい。だから私たちは永遠という夢を見続けないといけない」と呟いた。
叔母さんはベッドの上で牧カオリに、
「夢も永遠もいいけど先生呼んでちょうだい。かんちょうしてもらうから」と言った。
牧カオリは叔母さんを悲しげに見つめて、
「詩心を持たないブリキの心をお持ちね、あなた」と言った。
叔母さんはムキになり、
「詩心よりウンチしたいのよ❗️あたしは❗️」と怒鳴った!

あらゆる行為、
あらゆる想い、
生まれては消えて消えては生まれる。
そういう意味でケイシロウ、
俺らは夢の中で生きてるかもな!


落日の白雪姫

2025-04-29 02:12:00 | 日記




映画作品はもちろんのこと、
映画が大コケした時は、
主演俳優までけなされるが、
今回の『白雪姫』はポリコレ路線をゴリ押ししたディズニーが悪い👎
けど、
『白雪姫』のイメージを損なう発言やSNS投稿したレイチェル・ゼグラーこと白雪姫も悪い👎
白雪姫は、
原作版を小馬鹿にする挙げ句、
王子様をストーカー呼ばわりして、
おとぎ話の世界観を壊した。
更にX(旧Twitter)で、
トランプ大統領支持者のムエルト(スペイン語で死の意)を祈り、
一映画女優が政治の世界に口出しするという愚かさを演じた。
(演じるのは映画の中だけにするのが映画俳優やなかろうか🤔)

これらの愚行の数々が、
ネガティブな結末を生む遠因になったことを白雪姫は知らない。
確かに映画は下のゲのげの出来😨😨😨
映画監督とプロデューサーの責任問題になるのがフツーなのに、
どういう訳か、
白雪姫のせいにされた。
アメリカの興行成績から世界興行成績までサイテー記録。
それにもメゲずに白雪姫は日本にプロモーション来日した。




日本に来た時点で、
白雪姫は映画作品の失敗のトラウマ抱えていた。
そんなこととはつゆしらず、
テレビ主演していた白雪姫に局側がリンゴを出した際、
楽屋で「嫌味か⁉️」とキレたらしい。

そして白雪姫は知名度まで奈落の底に落ちる




アンと、
堂々と自分が主演した映画を見に映画館に来た白雪姫を、
映画館の店員は知らなかった。
もう、
一般大衆からも、
全く相手にされず、
忘れ去られたレイチェル・ゼグラーこと白雪姫。
映画は再撮影やらプロモーション費用やらを、
映画の興行成績に照らし合わせて、
アンと😳
最終赤字が650億円にまでなるらしい。
(映画の再撮影を含む制作費からの損失は450億円)
これを、
映画『白雪姫』の全スタッフはレイチェル・ゼグラーのせいにして、
次回作での挽回に心を向ける。
が、
レイチェル・ゼグラーは、
主演予定の映画がすべて制作サイドから「ごめんなさい」対応されて、
お仕事が無くなってしまったという。

この『白雪姫』から学ぶこと。
自惚れという名の毒リンゴを食ってはいけない!!






明日の朝は------

2025-04-28 00:17:00 | 日記




モーさんの高校時代のこと。

当時絵画に興味を持っていたモーさんは、
ギャラリーでの期間限定の絵画の販売市に行き、
お気に入りの女性画を見つけた。
結構高いものやったけど、
この絵画を扱うアート会社が、
八つの染料を印象深い1句として表現しているという訳のわからん説明をしたが、
説明よりも実物に興味を持ったモーさんはそれを早速購入した。

翌日、
美術クラブの友人に見せびらかしていたら、
クラブの上級生が来て、
モーさんの自慢する女性画を見た。
そして、
「お前、それ、染料八句社(せんりょうやくしゃ)から買った絵だろ?」と尋ねるので、
モーさんはナンのことかと考え込むと、
上級生は、
「八つの染料が印象深い1句として表現されてると言われたろ?」と再び尋ねたので、
モーさんは慌てて、
「どういうことですか?染料八句社(せんりょうやくしゃ)の絵にナニかあるんですか?」と尋ね返した。
上級生は顔を曇らせて、
「俺の口から言えない。明日わかるよ」と言って、
急いで立ち去って行った。
モーさんは不安げに染料八句社(せんりょうやくしゃ)から買った女性画を見つめるより他になかった。

翌朝、
朝日がモーさんの目を覚ました。
そして染料八句社(せんりょうやくしゃ)から買った女性画を見ようとして、
ガク(愕)😱が入ってしまった❗️
アンと、
女性画が全部消えて、
真っ白になっていた。
その時モーさんは思い出した。
「八つの染料を印象深い1句として表現している」という意味を。
モーさんはガチギレした🤬
そして心に、
「ただの白い紙のどこが印象深い1句なんだ❗️」と毒付いた。

モーさんが知人から、
染料八句社(せんりょうやくしゃ)がインチキアート界の千両役者だと知らされたのは、
この一件から10年後のことやった。


快挙のセイリング

2025-04-27 01:22:00 | 日記




人気ホストの横須賀彗星の義弟アタル(2021年7月4日記事『横須賀彗星~俺の人生に悔いあり😡』参照)が13歳になった時のこと。

アタルは、
友達のカメオに、
「俺たち目立たねーだろ?ナニか悪いことして目立とうぜ」と言った。
カメオは、
「心にあることはなんでもしろよ!俺とお前と一体ナンの関係があるんだ!」と言い返した。
アタルは、
「いいこと考えた。ヨットハーバーに行こうぜ」と提案して、
カメオと二人でヨットハーバーに来た。

ヨットハーバーには誰も乗っていないヨットが係留されていた。
アタルとカメオはヨットに乗り込んだ。
そして、
係留ロープをほどき、
針金を上手に使って、
アタルはヨットのエンジンを動かした。
が、
初運転の為、
ヨットは急スピードで、
前方の中型帆船にぶつかり、
側面に大きな穴を開けた。

帆船の持ち主は「許さんぞ❗️」とアタル達を怒鳴ったので、
アタルはスマホ📱を出して、
「警察に自首します」と言って110番した。
帆船の持ち主は驚いて、
「こら!警察とか呼ぶな!!示談に応じろ!!」とわめいたが、
アタルは、
「嫌だ!ぼくはおまわりさんに叱られて更生したい!」と言い返した。

アタルと帆船の持ち主が警察を呼ぶ呼ばないで言い合いしていた矢先に、
警察が来た。
すると帆船の持ち主が警察に、
「ガキとヨットだけ調査して俺の船は調査するな!」と凄んだ。
が、
尋常じゃなく興奮する帆船の持ち主を怪しんだ警察は、
帆船をも調査することにした。
そして、
大量の覚醒剤が見つかり押収されることになった。

悪いことをするつもりが、
あの無茶な行動で、
犯罪が発見されたことから、
アタルとカメオは、
ヨットの盗みは小言だけで済まされることになった。

一方、
覚醒剤が見つかった帆船の持ち主は、
「あれば違法薬物じゃない!幻覚作用を持つメリケン粉や!」と言い張り、
結局、
懲役刑となった。