
阿部啓一郎が弟アベケイ(阿部啓介)の所有する小型船を、
勝手に名義変更して、
ギャンブルの借金払いに使用したことで、
啓介は呆れ果ての果てに至る気持ちをもって、
啓一郎との絶縁を表明した。
この一連の流れを継ぐカタチが、
俺とススムさんが再会した7年前に、
ススムさんと啓一郎の再会で再び噴出して、
啓一郎は啓介にすべての借金を返すことを、
当時の俺のメインブログやったlivedoorブログで宣言した。
ちょうどこの渦中にあって、
「Everyday、カチューシャ」を聴いていたケイザブロウは、
従兄弟たちの揉め事に心配でたまらなくなって、
ケイシロウに相談した。
ケイシロウは啓一郎と啓介には兄弟問題ということから一切タッチしなかった。
けど、
イマ、
ナンらかのアクションをしないと、
この啓一郎と啓介が終わることは予測できた。
しかし、
ノータッチを貫くケイシロウにケイザブロウは、
「阿部家の立てなおしはいつですか?」としつこく尋ねてくるので、
ケイシロウはうんざりしながら、
「動くのはイマだろ。鉄は熱いうちに打てというからね」とアドバイスした。
ケイザブロウは喜んで、
「ケイシロウ!兄さまの祝福を受けなさい!」と言い、
飛び出して行った。
そして知り合いの鍛治工の工場に行って、
オレンジ色に熱せられた鉄を、
ハンマーで打たせてもらった。
ケイザブロウは満足した。
これで、
啓一郎と啓介の仲直りが実現すると。
数日後、
啓介は啓一郎と絶縁を宣言して大阪に行った。
阿部家で動揺広がる中、
ケイザブロウは自身の動揺を抑えようと様々な童謡を歌った🎤
そしてケイシロウに、
「よくも兄さまをあざむきましたね。罰として甘栗の皮剥きをさせますからね」とキレたので😠
ケイシロウはナンのことかと尋ねると、
ケイシロウのアドバイス通りに、
鍛治工の工場で熱い鉄を打った話しをした。
ケイシロウは呆れ果て、
鉄は熱いうちに打てというのは、
物事が動いてるこの時に良い方向に行くよう取り計らうことだと説明して、
言葉の通り、
鍛治工の工場に行って熱い鉄を打ってもナンの解決にもならないことを教え、
言葉のあやという意味を教えた。
すると、
ケイザブロウは、
新しい女友達に、
琴波乃亜弥(ことばのあや)という綺麗な女性がいてそれに夢中になっていることを告げた。
啓一郎と啓介の絶縁問題に無関係な事柄ですべてを放置しようとするケイザブロウの態度に、
ケイシロウも、
心に、
「俺も啓介のようにケイザブロウと絶縁するぜ」と思ってしまうんやった。
ケイシロウの言葉通り、
ケイザブロウはケイシロウへの多額の借金をギャンブルで溶かして、
自己破産手続きして逃げ通しをはかったことから、
ケイシロウに絶縁された。
今から3年前やった。
ケイザブロウは涙を流しながら、
空想の中で、
神社のお百度参りを毎日欠かすことなく、
ケイシロウとの関係復帰を目指しているという。
一方、
ケイシロウは、
「俺の新しい兄貴は凶公」と言ってくれたおかげで、
ケイザブロウは啓一郎に、
ケイシロウを阿部家より絶縁するように進言したが、
弟の啓介がいないイマは、
アホのケイザブロウよりケイシロウが、
自分にとっては都合のいい従兄弟なので、
啓一郎は、
ケイザブロウを阿部家より追放して、
ケイシロウを阿部家継承の骨肉だと宣言した。
ケイザブロウは啓一郎のこの自己中な仕打ちを恨み、
空想の中で毎日丑の刻参りをしている。
ケイシロウの方は阿部家などどうでも良かったから、
啓一郎に、
ハヨ啓介に詫びて仲直りしろと、
いつも言っているという。