ケイシロウとトークアバウト

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煩悶店(はんもんてん)

2019-10-31 17:21:00 | 日記




二年前、
大学入学して間もなかったカッちゃんは、
楽しければ全て良しと言う人生観掲げて、
世の中の悲惨な出来事の数々を、
NHKの朝ドラ並の感覚で考えていた。
そんな苦労知らずのカッちゃんを見つめる父親は、
息子の将来を憂いた😞
苦労畑から這い上がった父親にとって、
苦労知らずが意味するものは、
鼻唄カマしながら、街を歩く素っ裸の生娘に等しいものがある(ケイジロウ、凄まじい喩えやな😳)。
そこで、
父親は、
二つ下の弟に相談した。
この人物は、
あの孤島で、
夏休みにカッちゃん引き取って、
早朝に、ニワトリ小屋の前で、
家族揃ってニワトリの鳴き真似したり、
果てしなく、
庭の砂粒拾いをさせた叔父さんやった。
相談を受けた叔父さんは、
カッちゃんに、
悩むことの大切さを教え、
とあるサロン風の店に連れて行った。
店の名は、
煩悶店(はんもんてん)と言う。

店内、
明るい照明の中で、
5SOS(ファイブセカンズオブサマー)の音楽が、
賑やかに流れている。

カッちゃんは、テーブルに着かされた。
すぐににこやかな紳士が現れ、
カッちゃんに一礼して座り、
「羽根アリを数匹見かけたら、もう家の内部はシロアリに喰われていると思って間違いありません。家は崩れます」言うて、
一礼して、立ち去った。
カッちゃんの顔が曇った。

次に、たくましいマッチョ男が来て、一礼して座った。
そして、
「イスラム国は間違いなく、海外派兵の自衛隊に攻撃します。同時に、日本国内に連続テロを起こします。そうなると、日本の世論は、宣戦布告の機運となり、戦争になります。ところが、アメリカ軍の後ろ盾も虚しく、戦争は長期化して、徴兵制が敷かれ、あなたは戦地に行かされることでしょう。その時、あなたが生きている確率は50%で、死ぬ確率も50%です」言うて、
一礼して、
立ち去った。
カッちゃんの顔は、更に曇った。

今度は、
白髪のジジイが来て、一礼して、座り、
「あなたが高齢に達する時、国家予算は破綻寸前で、更なる少子高齢化社会は、あなた方の面倒を見れず、姥捨山政策が取られる事でしょう。あなたは山に捨てられます」言うて、
一礼して、
立ち去った。
カッちゃんの顔の曇りに深刻度が増した。

今度は、
凄まじい美女が現れて、一礼して、座り、
「近い将来、性転換奨励法案が可決され、個人保護法に守られた性転換者が溢れ出し、あなたがその時に抱く女性も、性転換者である確率がとても高い状態となっていることでしょう」言うて、
一礼して、立ち去った。
カッちゃんは、
ただただ、
絶叫😱😱😱‼️した!

ケイジロウ、煩悶店(はんもんてん)、ガチ怖🙀❗️


カジヤ

2019-10-30 21:34:00 | 日記




ある男が連続放火の容疑で逮捕された。
男の名前は梶谷(かじや)。
梶谷は、放火した後、
自ら消防署に「火事や❗️」と通報していた。
が、
余りにも、
梶谷の通報の多さと実際の火災現場との因果関係を調査した際、
どうしても、
梶谷は怪しく、
実際、
梶谷は犯人やった。

梶谷の実家は、
昔、
鍛冶屋(かじや)をしてて、
梶谷自身も、
鉄をその熱で変形させる、
炎の魅力の虜になっていた。

梶谷の現在の仕事は、
ハウスクリーニングやった。
いわゆる、家事屋(かじや)ということになる。
でも、
放火しまくることで、
梶谷の裏の顔は火事屋(かじや)。

まとめると、
梶谷(かじや)の実家は元々鍛冶屋(かじや)で、
現在はハウスクリーニングという名の家事屋(かじや)やけど、
裏では連続放火という火事屋(かじや)やったということなんやけど、
非常にややこしい😿

ケイジロウ、
事の本質はどこから見抜けばいいのか?と言う疑問符の中を、
俺らは、
常々、
泳ぎ、泳がされている。
考え過ぎやろか🤔ケイジロウ。


GEOの店の中オノウコは歩く

2019-10-29 19:08:00 | 日記




以前、
オノウコがGEOに行くと急に言い出したので、
シブさんと俺も仕方なく同行したことがあった。
オノウコは、風邪気味やったから、
俺は、心配して、
「大丈夫か?」
と聞くと、
「大丈夫よ」と咳しながら答える。
シブさんも心配して、
「あんた、体に障るよ」と言うと、
オノウコは、
「駄目よ。スケベ!」と答えた。
障るを触ると勘違いしたらしい。(ナンデ、そんな勘違いするんやろか🤔)

早速店内に入る。
オノウコは映画が見たいと言って映画コーナーに行く。
そして、
一本のDVDジャケットケースを手に取ったので、
借りるかと思ったら、
裏の説明筋書き読んで、
「あぁ、感動した」と喜んで、元に戻した。
(裏ジャケットの筋書きだけ読んで映画見たことになる訳やけど、ケイジロウ、安上がり過ぎねぇか⁉︎)

次にオノウコは、
父親のパパウコに頼まれた映画探し。
外国映画やけど、タイトル忘れた言う。
俺は一応映画マニアやから、
どんな特徴あるか?色々尋ねた。
そしたら、昔の映画で、
日本の有名なプロ野球チームと同じ名前やと言う。
更に、
車に突っ込んで死んだ有名な俳優が出てるなどと言った。
俺は不審に思い、
「車に突っ込んでやなくて、車が突っ込んでやないか?ジェームズ・ディーンみたいに」
言うたら、
「題名、思い出した。タイガースや!」言うて喜ぶから、
「ジャイアンツや!」と訂正させてもらった。(ケイジロウ世代は、この馬鹿さ加減を理解するのは、ちびっと難しいよ)

今度は、
シブさんが音楽CDコーナーに行った。
そして、オノウコに、
「あんたフォーク好きね?」と聞くと、
オノウコは、
「ううん。ウチは、箸🥢がいい」と答えた。
ホンマに話にならん女や!!

でも、
ケイジロウ、
俺はTSUTAYAよりGEOの方が好みや。
やって、
接客サービス凄まじくエエもん👍





まきばの少女カトリシンコ(加鳥信子)

2019-10-28 19:53:00 | 日記



カトリシンコ(加鳥信子)という、少女がいた。
実家は、牧場経営。
自然と動物に囲まれた、
楽しい生活を送っていた。
なのに、
牧場は、
長男が継ぐことになり、
カトリシンコ(加鳥信子)は嫌々ながら都会に出て、
とある会社の営業事務で生計立てるようになった。

都会の生活の味気なさ😿
些細なことなのに様々なトラブルが生まれ、人を翻弄する。
カトリシンコ(加鳥信子)は、
次第に、
不機嫌にため息つくことが多くなり、
実家のある方角見つめて、涙ぐんだ。

そんなカトリシンコ(加鳥信子)を見つめていた職場の上司は、
彼女を不憫に思い、
一週間の有給休暇を与えた。
大喜びしたカトリシンコ(加鳥信子)は、
すぐに実家の牧場へと帰っていった。

帰郷したカトリシンコ(加鳥信子)は、
荷物を部屋に置くと、
すぐに、
昔のように裸足になり、草原を駆けた。
暖かな日差し受けて、
カトリシンコ(加鳥信子)は、
しあわせ感じた。

一週間が過ぎるのは速い。
カトリシンコ(加鳥信子)は、
会社に戻っても、
いつも気落ちするようになって、
病気になり、
入院して、
死んだ。

死因は、
マダニに咬まれたことによるライム病。
カトリシンコ(加鳥信子)が、
牧場の草原を駆けた時、
マダニに咬まれた可能性がある。
都会に長くいたカトリシンコ(加鳥信子)は、
自然の生活への感覚が鈍くなっていたんやなかろうか?
でも、ケイジロウ、
大好きな牧場で、
日の光とそよ風受けて、
うれしく草原を駆け抜けたカトリシンコ(加鳥信子)に、
悔いはなかったと俺は信じている。
まきばの少女カトリシンコ(加鳥信子)、
享年十九歳🙏

ケイジロウ、
草原を走る時は、
裸足で走るなよ。
サンダルもアカン!
必ず、スニーカー履けよ。
マダニに笑う者🤣は、マダニに泣く😭
ケイジロウ、
これこそが、
まきばの少女カトリシンコ(加鳥信子)が教えてくれた格言や!


馬場亜子とマスラオの悪いのどっちや❗️

2019-10-27 15:40:00 | 日記



馬場亜子とマスラオは、
パチンコ屋の前に車を停めさせて、
何時間も遊んでいた。
このパチンコ屋の隣は、
地元で有名な魚屋やけど、
店長は、
元極道で、
気の短いオヤジやった。
馬場夫婦の車が邪魔なので、
店員に、
車を動かせ、と言わせにやった。
すると、
マスラオは、この店員に、
「貴様!こら。誰に向かってもの言うとんじゃ!」とガナって、蹴りを入れた。

驚き呆れて戻って来た店員を見て、
オヤジはぶちキレた!
それで、
おろしたてのワサビを盛った小皿を持って、
パチンコしていた、
馬場亜子とマスラオの目にワサビを掴んで投げ付けた!!
馬場夫婦は目を押さえて、絶叫した!!
ガチギレしたマスラオは、
「貴様!こら。誰にワサビ投げとんじゃ!」と凄んだ。
馬場亜子も、
「ワサビとか投げんじゃねえ!目が潰れるだろが。投げるならねり辛子投げろ!」と怒鳴った。
マスラオは、馬場亜子に、
「貴様!こら。ワサビも辛子も一緒じゃ!」とガナった。
魚屋のオヤジは、
「貴様ら!こら。いつまで車停めとんじゃ!」と怒鳴った。
マスラオは、
「貴様!こら。誰に向かって貴様と言うとんじゃ!ワシらは誠組の組長夫婦じゃ、こら」と怒鳴り返した。
店員の一人が、
馬場夫婦に、
店長も昔、
極道してました、とささやいた。
すると、
馬場夫婦は、あざ笑い🤣🤣
「どこの極道じゃ!こら。田舎モンやろが!」と言うと、
オヤジは、
「山口じゃ、貴様ら」言うと、
マスラオの顔から血の気が引いた。
けど、
馬場亜子は、高笑いして、
「山口⁉︎田舎じゃねぇか!虎ふぐと瓦そばしかねぇじゃないか」と言う。
マスラオは、馬場亜子に、
「貴様!こら。組の山口じゃ!都道府県じゃねぇんだよ!ババア」と言うと、
馬場亜子は、
「ババアじゃねぇ!馬場亜子じゃ、貴様!子が抜けとる言うとんじゃ!」と怒鳴って、
小刀でマスラオの腕を刺した。
マスラオは悲鳴を上げて、
「貴様!こら。誰の腕に刃物当てとんじゃ!!」と叫んだ。

魚屋のオヤジは、さらにイラつき、
「貴様ら!こら。いつまでここにおる気じゃ!ハヨ、車、動かさんかい!」と怒鳴った。
マスラオは、
「やかましいわ❗️ワシらは、娯楽しとんじゃ!まだ、動かんわ!」と、怒鳴り返し!
オヤジはガチギレして、
「貴様ら!!」と叫んで、
再び、ワサビを馬場夫婦の目に投げ付けた。
馬場夫婦は、絶叫して、車に逃げ込み、
マスラオが、オヤジに、
「貴様!こら。眼科で診てもろたら、ぶっ叩くぞ!こら」と凄んだ。
オヤジも、
「なんか貴様!今度来たら、おろして盛りつけるぞ!」と凄み返した。
馬場夫婦の怒号を乗せて、
車は発車した。
オヤジは、
「魚をさばく刃物が、あいつらの胸に刺さらんやったええけど」言うて、
店に戻り、
アジの三枚おろしを始めた。