古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

インストール    綿矢りさ

2018-07-07 10:51:58 | 小説の紹介
当時17才の少女が(おそらく処女である)のデビュー作。その



綿矢女史も34才になられた。いまさら、なんでインストールの


書評をやらかすのか……そりゃ、今まで読む機会がなかったからで



すよ。気にはなっていたけれど、この歳になって、読んでみて、



17才でこんなに書けるなんてスゴいよ。僕が十七歳の時なんて



狂ってるだけで、なんも書けなかったよ。


小学生と高校生がエロチャットでひと儲けするって話なんだけど、


それも、当時は斬新だったようだ。一番は、綿矢女史が美形だった


ことだろう。このあと、蹴りたい背中、へと伝説は続いていくこと


になる。


フレッシュで、ホント、楽しく読んだけど、今更、僕がどうこう言



うわけもなく、カノジョは生ける伝説、レジェンドだよ。

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