古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

あやしい探検隊 済州島乱入   椎名誠 

2020-11-06 07:19:23 | 本の紹介

角川文庫  2013年

 

韓国の済州島に総勢20名で乱入した旅のようすが

 

描かれる。韓国の人は日本人を憎んでいるので、睨ん

 

でくるんで、居心地はよくないと思うのだが、

 

そこんところは鈍いのか、ムトンチャクなのか、一切、

 

わかっていないようである。それはいささか問題あり、

 

なのではないか。韓国へ行くんだったら、そこんところ

 

をキリッと切り込んでいくべきではないのか、と思うのだが

 

自称バカ作家のノー天気なシーナ氏は(いったいオメ―は

 

ファンなのか? アンチなのか? こんなに読んどいて

 

アンチはねえだろう)たのしむことにしか頭がないらしい。

 

でも、きっとシーナ氏は人間がいいから、通訳のひととか、

 

いい人に巡り合うように運命づけられているのだろう。

 

台湾ニワトリ島乱入はここでも取り上げたような気がするが、

 

北海道篇は未読。いろいろ濃ゆいキャラがでてきて、騒ぐ様が

 

描かれてゆくわけだが、本人による手記もあって、いろいろ

 

な角度からみられるようになっている。

 

韓国のりをわしわし食う太田トクヤ氏をまねて、ボクも韓国

 

のりがあったので、わしわし韓国のりを食う、韓国のりおじ

 

さんと化していたのであった。

 

シーナ氏はこれを仕事といっているが、いやいやいやいや、

 

これは仕事じゃないでしょう。シーナ氏以外は。正真正銘、遊び

 

に決まってますッて、と思うおれっちだった……合掌。

 


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