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新・高岡フィッシングショー2020

2020-03-05 17:26:00 | 近況報告@富山

(実はこっそりインスタやってまして・・・)

今週末(3月8&9日)は西日本フィッシングショーで
九州に行く予定だったのだけど、中止になりまして。
3月のホタルイカ接岸に合わせて予定してた「高岡フィッシングショー」も
告知する前、始まる前に終わりまして・・・笑

まぁ、今週末、予定も空けていたわけで
「新・高岡フィッシングショー」を決行!

詳細は以下↓
https://monsternet.base.ec/blog/2020/03/05/142830

学生時代「持ち込み可」の試験でビール持ってきた奴に感心したけど、
まぁ、そんな柔らかい頭でポジティブにー!
自分もビール(と酔ったタクトくん)持ち込みますので、
興味のある方はコタツでぬくぬくご参加いただけたら~。

「コブラスネークヘッド」なう。

2020-02-20 09:29:00 | 近況報告@富山
ライギョ(Channa属)を巡る旅は、アジアを広く深く釣る旅になる。
小型種を含めれば30種以上記載されているライギョ。
インド滞在中、詳しい友人から
「最近“コブラスネークヘッド”が細分化さレましたよ!」と聞いた。

インドシナ半島~ボルネオ島のマルリオイデス(marulioides)種と、
それ以外のアジア圏に広域分布するマルリウス(marulius)種。
体側斑紋系ライギョはザックリこの2種だと、生息地基準で頭に入れていた
&インドで釣って「コブラ系はクリア!」と思っていたが・・・


(marulius種。2014年、インド・カーヴァリー川水系でスピナーにて)


(marulioides種。マレーシアにてスピナーベイトで)

カーヴァリー川と同じ南インドでも、西岸に流れ出す川の個体群、
俗称イザベラスネークヘッドはmarulius種から細分化され、
pseudomarulius種となったそうだ。


(pseudomarulius種。フロッグにて)


(個体差も大きかった。1匹1匹釣り愛でる愉しみは、
タナゴやピーコックバスにも近い)

アジア圏他地域のコブラスネークヘッドも、
さらにいくつかに分かれたらしい。
自分が釣った&撮影した画像に限っても、


(auroflammea種。メコン川水系にて、メタルバイブで。たしか92cm)

コイツは“メコン・コブラ”なんて俗称がついていくんだろうなぁ。
ミャンマーのイラワジ水系上流にも別種記載された
“イラワジ・コブラ”(aurolineata種)がいるらしい。
・・・また、旅する理由が増えてしまった(笑)

移入種なので生息地からの種判別は危険だけど、
過去に出会ったコブラにはこんなのもいる。


(フロリダにて。フロッグで。現地友人に船を出してもらって)


(全身が黒化しているけれど、尾びれの付け根、
皆既日食のような赤斑が特徴的な個体だった)


(タクトくんの。上の魚と1km県内なので、同じ種と思われるが、
こいつは尾びれの赤斑が目だ高bないなぁ。フロッグにて。たしか87cm)

トーマン(micropeltes種)、カムルチー(argus種)、そしてコブラ。
上記3種を指して「世界三大雷魚」と呼ばれている(現状自分からだけw)けど、
長さでで一番は、コブラだろう。
現地友人曰く、信頼できる情報で128cmまで確認されているそうな。

琵琶湖のバスの世界記録もそうだと思うけど、
環境の良い新天地では、生態系のバランスが再構築されるまで、
生き物は極端に多く&デカくなる傾向が見られる。
(日本のカムルチーが在来生息地よりでかいのもそう、
そしてたしかカムルチーの世界記録はアメリカで記録されていたはず)
移入種なら、“ゲームフィッシュ”として釣り遊ぶことにも罪悪感が薄い。


(MV-75とバトラクスにて)

在来生息地のアジアでは、どちらかというとレア種の印象で
狙って数やサイズを求めていけるエリアを僕は知らないが、
フロリダ半島南部は、コイツがカバーの優先種になっている。
コブラは、性格が慣れ親しむカムルチーに近い。
カバー周りのフロッグゲームがメインの釣りになる。
ファイトも口閉じだから、
口開けファイトのトーマンのようにバーブ有りが有利ということもない。
地に足ついた、自力開拓&水路打ちという日式雷魚スタイルでOK、
カムルチーオフシーズンの日本の雷魚マンにも、
それ単体で遠征する価値があると思う!
個人的には、南米へ行く際の中継地点として数日寄り道し、
とりあえずメーターオーバー目指して継続的にサイズを追っていくつもり。

・・・以上、雑誌に書ききれなかった部分(コブラに限っても)でした。
月末発売のFielder誌・連載『怪魚料理』をお楽しみに!


(ライギョ属は食っても美味いぞ)

旅63 マレーシア・インド雷魚旅

2020-02-10 16:27:00 | 近況報告@富山

(C.pseudomarulius)

アジア雷魚旅、3rdステージはインド!
とりあえずC.pseudomaruliusから。
前回投稿のC.marulioidesと似ているけど、
鮮やかなオレンジ色が目をひく。
ルアー釣り黎明期のこの国、船の手配がつかず、
やたら走り回ってるトゥクトゥク&岸釣りで沐浴場をランガン!
撃ち流したあと駐車位置まで戻ってこなくていい分、
レンタルバイクより時間を効率的に使えるかもしれない…笑。

個人的には、リザーバーの釣り、
象徴的な立木郡は木々の墓標に見えてあまり好きじゃない。
いち人間としてどこか申し訳なさを感じるのだけれど、
人間の生活と共存する水路や溝(ドブ)での岸釣り、
アーバンモンスターには、葛藤なくワクワクできる❗

スピナベでの高速ランガン…
バス釣りに狂ってた中~高校時代を思い出すなぁ。
が、本命が釣れず最終日・・・やっぱりドラマは待っていた!笑


(Channa diplogramma)

学名Channa diplogramma、
インド半島南部だけに生息する。
現地名は“砂の雷魚”を意味するけれど、
実際、何と呼ばれているかは伏せる。
情報をくれた友人曰く、現地呼称を知るだけで、
ひと苦労だったみたいから…笑。


(小型個体で、スポテッド模様が特徴的)

インドシナ半島のC.micropeltes(トーマン)とは別種だと、
近年になって分類学者の間で落ち着いたよう。
スポテッド・トーマンとでも呼びたい斑点に、
青い尻ビレが美しい。


(色味はどこかタヌキメバル(マゾイ)を思わせる)

アジア雷魚旅、3rdステージは逆転勝利☆

そして即日深夜、日本へ・・・。




出国

2020-01-28 21:22:00 | 近況報告@富山

(1月28日、モンベル展示会にて。7年ぶり?に服部さんと再会)

1月28日から2月7日まで約10日間、
アジアに雷魚釣りに行ってきます。
目指せ、雷魚五目(自身初2種含む)!

2月8日からの大阪ショーでは、
ホットな報告ができるかと。
PCは置いてきてスマホからの更新のため、
長文は難しいですが、随時近況報告します!


(新型肺炎の影響もあるのか関空激混み)

ハネムーン・モルジブ編

2020-01-14 12:01:00 | 近況報告@富山
いくつか下の『ハネムーン・釣り堀編』からの続き。

半日観光、半日釣り・・・「こんな機会でもないと」と、
タイで釣り堀(魚)を6箇所、エビを7箇所巡り・・・
タイ料理にやや飽きがきた僕らは、文化圏を変えることに。

目指すは、これまた「こんな機会でもないと」のモルジブ。
ハネムーンの聖地としてリゾート滞在が有名だけど、
近年は個人旅行スタイルで、かなりリーズナブルに行けると聞く。



首都から、
最もモルジブ個人旅行先として有名なローカル島(マーフシ島)へ。
観光が盛んと言っても、タイの観光地よりは随分静かで人は少ない。
リゾート島では岸からは釣り禁止な場所も多いと聞くけれど、
ローカル島では釣りも問題なく楽しめる。

砂州が綺麗と言うスルスドゥ島へ移動。



捌いたカジキマグロが日々捨てられる桟橋は、
魚が水面を黒くするほどに集まっていた。
ニザダイ系、スッゲー引くな・・・



オフショアキャスティング&ジギングには興味が薄く、
防波堤からの熱帯魚釣りなど、
知らない魚が次々釣れるライトゲームの方がモチベーションが高いけれど、
ショアGTなどが好きな人には、モルジブへの個人旅行は穴場かも。



自分は、インド洋全域にいると思うシーラカンスについて、
市場で軽く聞き込みしてみたり・・・モルジブには約1週間滞在した。
青い空に、海、喜ぶヨメ・・・とても楽しかった。

がしかしその時既に、僕の体には“お土産”が装填されていたのである(続く)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて。
旅好きが集まると、
“旅”と“旅行”の違いとはなんぞや、みたいな議論に度々なる。
ノンフィクション作家の高野秀行さんは、
「人が土地を通り抜けるのが“旅行”で、土地が人を通り抜けるのが“旅”だ」
と若い頃の著作で書いていて感銘を受けたが、
もう少しシンプルに
「“旅行”は土地の物語で、“旅”は人の物語」
僕は、そんな風にコトバにしてきた。
自分にしかできない物語を紡ぐのが“旅”で、
誰にでも再現可能なもの(故に自分も誰かの追体験)が“旅行”だと。

普段は人がやってない釣りを追求し、自己と向き合う“旅”をしているが、
「あえてベタなことをしてみる」こと、意識的に“旅行”をしてみるのが、
ハネムーンだからこその経験として、今回のテーマだった。
結果、現地モルジブではもちろん楽しくて、
写真もいっぱい撮ったし、見返しても綺麗なのだけれど、
いざ振り返ってわざわざブログで発信することは・・・ほぼない。
「楽しかったが、書くことはない」これがリアルな感想かな?

「“旅”とは言葉で残すもので、“旅行”は写真で残すもの」

“旅”と“旅行”の違いを、表現者として語るとそうなるなぁ・・・
そんな事を思った(振り返って思うようになった)モルジブ“旅行”だった。

<PS>
「写真ばかりではなく、言葉を紡いで欲しい」
そんな意見を最近コメント蘭でいただいて、
あえて言葉を紡ぐなら、「紡ぐ言葉は無い」になる。
それはそれ、これはこれで、今しばし“旅行”記にお付き合いを。


(アジアに戻って、緊急入院&夫婦で点滴・・・
次回カンボジア編は、やや“旅”の香りが強まります。笑)