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怪魚昔話まとめ③-旅21~30-

2021-04-08 10:35:00 | 近況報告@富山
twitter再開をキッカケに、
過去63回の旅路を(ほぼ)毎日1旅
1枚の写真にコメントを添えて継続更新しています!


「怪魚昔話まとめ①-旅1~10-」
「怪魚昔話まとめ②-旅11~20-」の続き。












『情熱大陸』出演以降、番組撮影依頼が爆増、
2013年は過去最高の10回海外遠征/年を記録、
2014年も8回海外遠征/年を記録していく(次回更新に続く)

テレビクルーが同行する時点で時点で
予定調和ではない“旅”は難しい
んだけど、
釣果に関しては“演出”せずに済むよう(本当はディレクターもしたくないハズ)
に、全経験値を注入。
自分には“仕込み”など不要、それを結果で示し続けた。
(それは自身の釣り人としての信用と、
“怪魚”というムーブメントそのものを守ることでもあるからね)

普段プライベートでは「どうしたら釣れるか」よりも
「どうしたら釣れないか」、NGラインの検証を意識して釣りをしているので、
取材となればその一線を超えなきゃいいだけ……
釣り自体は単調になるけど、1回勝負の緊張感は、それはそれで背筋が伸びる。

また、お膳立てされ、素人さんでも釣れる環境で、
「ガチの釣り人が“釣る”だけに集中できたら、
これだけのことができるんだぞ!」

って事も、世に問えたんじゃないかな?と思ってる。
結果世界を飛び回るタレント(特に女性)さんの体調を心配するように……。
男の自分ですら年10回も時差ボケ繰り返すと、体にキたからね(汗)

そんな状況でなお、上記10写真のうち3枚は自腹の“旅”だ。
“旅行”のスケジュールをぬって、“旅”に出る。
「それでこそ“怪魚ハンター”だ」と今振り返って思う。

地上波TVに出過ぎることには様々な意見、自身にも葛藤があったけど、
1つだけはっきり言えることは、黎明期の『DearMonster』にとって、
これ以上無いテストを重ねることができたのは事実だ。

その後につながるチャンスを与えてくれた『情熱大陸』には、今は感謝しかない。

次回「怪魚昔話まとめ③-旅31~40-」に続く……

ロドフ2021-3全文

2021-03-25 21:38:00 | 近況報告@富山
■特集オレ:「青色の福音」
四季には色があるらしい。春は青春、夏は朱夏と呼ばれるように。
去年は青物に狂ったぼくだったが、今年の春はもう一つの青に挑戦しようと決めていた。
3/20(日)初釣行日、期待を胸に釣り場に向かったが、結果は思いがけないものになった。
 その日は雨が降っていた。川はじわりと増水してきており、状況は悪くないと思われた。
11:50頃、うつらうつらとしていると、手元のリールから断続的に糸が引き出された。
反射的にあわせをくれてやると魚が首を振って暴れる様子が伝わってくる。あまり大きくない様子だが、慎重にやりとりを続けていると水中で魚が翻り、体の色を反射させた。
この時、疑念が確信に変わる。同時に、自分がこの世でもっとも幸福な一人だと思えた。
弱った魚が水辺に横たわると僕は喜びを爆発させた。その魚はまさしくアオウオだった。



 こういう「まさか」が起こってしまうのも釣りの面白いところだと思う。一方で、通い詰めた末の一匹の喜びも格別である。ぼくの青春はすでにほとんど終わってしまったわけだが、とにかく釣りという遊びの浮気性な二面性がぼくたちを水辺に呼び込んでいるのは間違いない。そして、春は別れの季節でもある。釣りの女神は嫉妬深い。やっぱりそうだ。


(菅野くん、宮崎さんありがとうございました!)

■今月の散財
金額:58,500円

GTルアー×2
メタルジグ 6個

■今月の釣行 
日数:4日 金額:88,000円

上記のアオウオの他、トンジギでも好釣果!マグロの漬けとステーキが最高にうまかった





■私立・釣旅妄℃学園(男子校)
今月の釣りガール:「マルコス」さん
https://twitter.com/marucos91?s=09

マルコス本人について語れることはほとんどなかった。動画を見る限り、等身大な感じがすごく伝わってきたし、外見にも人柄が表れている気がして「この人実は・・」みたいな妄想が捗らなかったんだよね。それはタレント的な仕事だと非常に大事な才能だと思うし、それだけこのマルコスという人物が優れているのだと思う。
マルコスと我々の共通点は釣り旅の経験があるということ。
ぼくは一緒にブンサムランとか行ってみたい。もし、マルコスが物足りないっていうのなら、アマゾンでもアフリカでもどこにだって一緒にいけるよ。だって、これまで行ったことがあるから。女性と行く釣り旅って一体、どんなんだろうね?

全文はこちらから↓
https://ameblo.jp/monsterfish334/entry-12663921859.html

Photo & Text by Atsushi Furuta
Edit by Takuya Kozuka



<小塚追記>


(フルタのアオウオ、ロッドは『MV-65』ブランクに
『MX-∞』グリップの組み合わせだったそうな)

やっぱり彼らはホンモノ故に、核心を突くなぁと思った。
“怪魚ハンター”を自称し、そしてそれを辞めていった(行きつつある)
YouTuberに僕自身が思うところを、うまく言語化しているように思う。
以下、リンク先の全文より抜粋。

フルタ:(前略)我々が常々、理解してほしいと望んでいた「釣り旅」に女の子が理解を示したとたんに急に拒絶反応を示すのなんなんですかね?

J:(中略)ぼくらが拒絶しているのは女の子ではなく価値観の変化だよ。そうなったら老害なんだ


「女の子」を「YouTuber」に、そして、
今後生まれ来るであろう新たな表現者に置き換えると、納得できる。
そして今、彼らを見て感じる感情は、
10年前に僕を見て先輩諸氏に感じさせた感情なんだろうな
、とも思う。
“捏造疑惑”をはじめとするオトナ(老害)たち・釣りギョーカイからの圧力は、
まぁ、必然だったのかもしれないね。

個人的には、自身の“現金玉”(原始的クラウドファンディング)
によるムベンガ釣行(2009年)は、
“怪魚”新時代を拓いたエポックだったと思うし、
“釣りガール”として新しいカタチを示したエポックは、
「りんか」(ブログは2009年から)だと思っている。
(雑誌デビュー&周知に関しては、ライターとして自分も一枚噛んだ)
どちらも“10年ひと昔”、前時代のコンテンツだと客観しつつ、
時代に即し、その両方を融合したかような新時代のチートコンテンツが
「マルコス」さんだ、というのが僕の認識
だ。そりゃ人気出るだろw


(コメント欄のレベルに、「世間ズレしないようにしよう」と思ったw
ショーバイだけ考えるなら、ここに当て込まなきゃなんだね……ふぅ)

タイムリーに先週末、旧・エイ出版関係、
現『PEAKS』社さんからの依頼で、FUNQフェスというオンラインイベントへのマルコスさんの出演に際して、
写真提供させていただいた&その縁で1時間マルコスさんのトークを聞いていた。
コロナが明けたら釣りに行ってみたい魚は「グーンシュ」と「ムベンガ」
「そうそう、この魚、小塚さん。有名な方!」(だったかな?)
少なくとも、僕の存在は認識してるんだと。

“怪魚”や“釣り旅”の魅力を
1匹に至るまでのストーリーと認識している点
は、
「釣れたら嬉しい」じゃなく、
「釣れなかったら悔しい」と感じてしまうセミプロやオトナの“海外遠征”よりも、
僕は好感を持って聞いていた。
タックルがどうだ、テクニックがなんだ、ではなく、
それ以上に語ることがありすぎるんだろうな
と、微笑ましかった。

フルタやJは激しく嫉妬しているみたいけど(笑)、
1まわり以上歳が離れているせいかもしれないが、僕はそこまででもない。
「女だから許せる」も、実際あると思う。
(昨今の過敏すぎるジェンダー論には辟易している)
嫉妬する点があるとすれば、
ゼロ(釣り自体が素人)からのチャレンジだったら、
僕以上に“釣り旅”を楽しんじゃってんじゃないの?
ってこと。
「オファーに協力(写真提供)しない、ってのこそ“老害”だよな」とも。
自分がされて嫌だったことはしないでおこうという良識はあるつもり。

・・・ヤバい思想だなぁとは思いつつ、
“釣り旅”が“登山”のように、新しい冒険として正当?認知されるためには、
釣り旅人から死人が出ないといけないんだろうな、とか考える。
「コンゴに行くなら・・・その筆頭がマルコスさんだなw」
と思い、『PEAKS』担当者さんに、
必要があれば僕の連絡先を伝えてくれるよう申し添えた。
1週間経って連絡はない(それでいい)。
グーンシュはノリで釣れちゃうかもだが、ムベンガはうっかり死にかねない。
が、まぁ、登山ほどは死なない(だろう)。
その危なっかしさも魅力のとしてウリなのだとすれば、、
死んだら死んだでそれも表現の1つ、楽しませてもらおう!笑



(表現するために冒険すること、その最期について。
2020年開高健ノンフフィクション賞が栗城さんについての本と知り、読了した。
氏が命を燃やした“冒険の共有”は、
これも10年ずれ込めばツイキャスやYouTube等のリアルタイム配信など、
今後ますます簡易&軽量化、インスタント化が進むだろう。
僕自身、2015年に挑戦&落選→大幅に再編集され『怪魚を釣る』に新書化されたが、
それに際しても「書く(表現する)ために冒険する(釣行する)」難しさは、
身に沁みた・・・“老害怪魚ハンター”は、時代をまたぎ、さて!?笑)

実店舗プレオープン!

2021-03-13 06:55:00 | 近況報告@富山

(先週水曜、地元・富山県西部では今季初“爆沸き”レベル。
新月大潮まわりの今週末は・・・)

春ですね〜!
大手を振って
「みなさん富山へお越しください!」
とは言えない不思議な春ですが、
雪国の民にとって、春は感慨深いモンです。


(カラーチャート他、メガバス社詳細ベージがUP
僕からの詳細解説は、まずは『ルアマガ+』さんでご覧ください)

『BATRA-X』も長い冬(紆余曲折の開発)を経て、
いよいよ春(発売)へ向かっています!



(先日アクション動画が公開されました)

そして“ご時世”がら慎ましやかな告知になりますが(笑)、


(夢の90upピーコック(レプリカ)がお出迎え)


(屋外トークスペースも準備)

MonsterBASE富山店(実店舗)
が先日、新月大潮に合わせてOPEN!

詳細はまずは店長タクト君のブログ記事を読んで貰えばと思いますが、

万事「この釣具店は、斬新で、合理的!」という、
時代に則した、モンキスらしいお店ができればなと。

こんな時代、だからこそ、実店舗。
『DearMonster』と同じように、世の中を面白い方向に変えて、
後に続く人にも希望を与えるようなお店を、いち早く(笑)

緊急事態宣言明け(希望)の4月の新月大潮まわり、
次回開店予定の本オープン(4月9日&10日)までには、
コンセプトや、開店までのストーリなどをまとめたいと思います。



(3月7日に関東の緊急事態宣言が解除されてれば、ね…。
全ての情報を木曜公開と意図的にギリギリにしましたが、
プレオープン初日の金曜(夕方)には地元・富山県の釣り人が
何名か足を運んでくださったり、他県からお花が届いたり。感謝!)


(既に北陸最強のライギョ用品取扱店と言ってよろしいかとw
自社モンキス製、元祖『BATRACHUS』も、数量限定在庫。
皮はあれどパーツが届かなくてね……私物で組みました。
WEB・お取扱店では、春の全国出荷まで、今しばらくお待ちください)


メガバスブログにも寄稿させてもらいましたが、
富山の春のこんな絶景を楽しみ・・・)




こんな釣りを楽しむ・・・『HUNTERS』の川合くんもアクセル上げてきたぞ)

そんな春の富山の小旅行に、
“お昼の楽しみ”を1箇所増やせたらなと。



(『Dear Monster』現行全機種展示&プロト、生産終了モデル等も。
何をどこまで見せるか、それが問題だ)

「フラッとお立ち寄りください」と言いたいところですが、
ご時世がら、来店前には事前連絡をお願いします!
店長(タクト君)は常駐しますが、僕(オーナー)はいない時間も結構あるので。
長話になることが予想されるので屋外スペースを用意してありますが、
密になる場合は、時間をずらしていただくお願いもすることも
ございますので、ご了承&ご安心を。


とはいえ、まだまだ越県移動は自粛が望ましい・・・
並行して、インスタで“ゼロワンフォトコン”はじめました。


(地元でも楽しむ春のため。詳細はコチラで。
首都圏の方々、今しばらく“雪解け”まで頑張ってください!)

・・・ってな感じで、開店準備に行ってきまーす!
(本日公開予定だったHPは諸事情により延期……進めてるんだけどね。申し訳ない)






怪魚昔話まとめ②-旅11~20-

2021-03-09 17:12:00 | 近況報告@富山
twitter再開をキッカケに、過去63回の旅路を毎日1旅
1枚の写真にコメントを添えて継続更新しています!


前回「怪魚昔話まとめ①-旅1~10-」からの続き……













この時代(2008〜2012年、23〜26歳)を振り返ると、
ピラルクー&ムベンガを釣って本を書き、
学生時代が終わって、震災が起こり、
“怪魚マガジン”が動きだして、ヒロトが死んで、
そして、2012年9月、モンキスを起業した。

この時代のトライ&エラーが、今に繋がっていると実感する。
旅21からはいよいよ、『DearMonster』が登場するよ!

次回「怪魚昔話まとめ③-旅21~30-」に続く……

怪魚昔話まとめ①-旅1~10-

2021-02-26 10:23:00 | 近況報告@富山
twitter再開をキッカケに、過去63回の旅路を毎日1旅
1枚の写真&MAX140文字で継続更新しています。













10回更新の度に、こうしてまとめていければなと。
当時は書けなかったこと、今になって思うことを添えています。
正義感が行きすぎて、書きすぎたりもしていますが……笑

10年前、学生時代の旅を振り返って強く思うのは、
「同行者は選んだ方がいい」ということ。
一期一会の旅になるからこそ、素性の怪しい人間と関われば、
その後10年以上に渡って苦しむハメになる(こともある)。

具体的には
①魔薬や買春をやる旅人とは一定の距離を置くこと。
(モラルハザードしているため、トラブった時“常識”が通用しない)
②希少生物等、密輸関係者に近づかないこと。
(辺境を行くとかなり高確率でリンクする。
生き物好きにとってディープな情報は興味深いが、長い目で見るとリスク大)

①はバックパッカー(自由旅行者)の恥部で、
実際、それを目的に海外に通っていると思っている一般人は少なくない。
やらない人にとっては迷惑極まる話だと思うし、
ピュアな若者ほど旅に出る傾向を感じるから・・・
老婆心ながら「後で後悔することになるかもよ?」と止めておく。
奥地はもちろん、都市部にだって、夜には夜の生き物、釣りがある。
わさわざ“予定調和なリスク”に突っ込んでいく必要は無い。
&それによる“予定調和なトラブル”を旅の武勇伝だとは、僕は思わない。
魔が差した、とか、好奇心で数回……くらいは否定も軽蔑もしないが、
恒常的に、かつ他人に嬉々として語るほど開き直ってる旅人には関わらないのが1番。
(僕自身、奥地で現地人に差し出された謎の嗜好品を口にしたこともあるが、
そういう体験は、せいぜい学生時代までだと思う)
そして、麻薬や買春をやってる旅人の周りにいる人間は、
同類(同じことやってる)だと、少なくとも僕はそのように見る。

旅に出たことの無い一般的人のモラル意識(世間の目)は、それ以上と想像する。

上海のユースホステルで、こんなことがあった。
「オレがエイズじゃなかったら、
エイズなんてウワサだよ」

男は避妊具の先端をカットし、パッケージにもどして、
その夜も色街に出かけていった……。
「そんな魑魅魍魎と“兄弟”になるとか、絶対イヤだわ」
僕(童貞)には縁の無い話だと思いつつ、
オトナになっても夜遊びはやめようと思わされた一件。

「怪魚昔話まとめ②-旅11~20-」に続く