教師の世界には、授業をお互いに見せ合って、研究を深める時間がある。
授業研究会(通称 授業研)である。
教師は、「研修」が法律に明記されている。
「研修」は、「研究」と「修養」を合わせている。
研究(けんきゅう)とは、ある特定の物事について、
人間の知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、
その物事についての事実を深く追求する一連の過程のことである。
語義としては「研ぎ澄まし究めること」の意。『Wikipedia』
人間修養(にんげんしゅうよう)
自らを高め目標に近づけること。ここにおける目標とは肩書きなどではなく、
自分を理想の人物に近づけることをいう。中庸には「己を成すは仁なり」とある。
古くには、学とは人間修養のことであった。修身と同意。『語彙辞典』
さて、今回は、「研究」
昨日、3年生の国語少人数の授業研があった。
私は、記録。
B4・1枚で構造的に記録した。
記録し、授業が終わるとすぐ印刷して配る。
授業の全体像が分からなければ、B4・1枚ではまとめられない。
授業は、「修飾語の使い方・理解」であった。
今年の研究の凡例となる授業だった。
次の点が上げられる。
①予習を含んだ授業展開となっていた。
※予習の出し方については、課題となったが、
指導案(1時間の指導計画案)から意識され、予習のあり方が問われた。
今回の収穫は、予習が「達成感を高めるツール」になる可能性があることが
分かったこと。
さらに、授業の見通しを持たせる意味があることが分かった。
②評価基準が明確である。
評価とは、教師のものではなく、子どものものである。
授業の中で向上するためには、評価が明確で、
子どもも知っておく必要がある。
曖昧だと子どもにとっても教師にとってもわかりづらい。
今回の授業は、達成基準A:「修飾語が2つ以上含んだ文が書ける。」である。
分かりやすい。
ノートを見ればすぐに分かる。
ここで論議されたことは、評価のタイミングであった。
1時間の中で2度、評価することが出来たら達成Aをあげられる子がいたのだ。
この子の変容は、素晴らしい。
ある意味、最初からできていた子より向上度合いが大きいと言える。
できれば、2度、評価することが共通理解された。
③子どもの理解の仕方を学ぶ
ある子は、自分の体験した中で文章を作成した。
逆に言うと「自分の体験した中」でしか文章が書けない。
つまり、「自分の体験」の層を厚くすることが
文章を豊かにすることに繋がる。
さらに、修飾語の理解をするために漠然と「くわしくする言葉」と
押さえるのではなく、「何を」「くわしくする言葉」が検討された。
その手法として、「KJ法」が取り扱われた。
※KJ法(-ほう)とは、
文化人類学者川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)が
データをまとめるために考案した手法である。
データをカードに記述し、カードをグループごとに
まとめて、図解し、論文等にまとめてゆく。
KJとは、考案者のイニシャルに因んでいる。『Wikipedia』
これがまた良かった。
「いつ」「どこで」「誰と」「どのように」などの切り口で
理解が進んだ。前述の子は、この分類でぱぁーーとひらめき、
文章をくわしくすることが出来たのだった。
メタ認知できた訳である。
以上3点が次の研究に引き継がれていく。
授業研究会(通称 授業研)である。
教師は、「研修」が法律に明記されている。
「研修」は、「研究」と「修養」を合わせている。
研究(けんきゅう)とは、ある特定の物事について、
人間の知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、
その物事についての事実を深く追求する一連の過程のことである。
語義としては「研ぎ澄まし究めること」の意。『Wikipedia』
人間修養(にんげんしゅうよう)
自らを高め目標に近づけること。ここにおける目標とは肩書きなどではなく、
自分を理想の人物に近づけることをいう。中庸には「己を成すは仁なり」とある。
古くには、学とは人間修養のことであった。修身と同意。『語彙辞典』
さて、今回は、「研究」
昨日、3年生の国語少人数の授業研があった。
私は、記録。
B4・1枚で構造的に記録した。
記録し、授業が終わるとすぐ印刷して配る。
授業の全体像が分からなければ、B4・1枚ではまとめられない。
授業は、「修飾語の使い方・理解」であった。
今年の研究の凡例となる授業だった。
次の点が上げられる。
①予習を含んだ授業展開となっていた。
※予習の出し方については、課題となったが、
指導案(1時間の指導計画案)から意識され、予習のあり方が問われた。
今回の収穫は、予習が「達成感を高めるツール」になる可能性があることが
分かったこと。
さらに、授業の見通しを持たせる意味があることが分かった。
②評価基準が明確である。
評価とは、教師のものではなく、子どものものである。
授業の中で向上するためには、評価が明確で、
子どもも知っておく必要がある。
曖昧だと子どもにとっても教師にとってもわかりづらい。
今回の授業は、達成基準A:「修飾語が2つ以上含んだ文が書ける。」である。
分かりやすい。
ノートを見ればすぐに分かる。
ここで論議されたことは、評価のタイミングであった。
1時間の中で2度、評価することが出来たら達成Aをあげられる子がいたのだ。
この子の変容は、素晴らしい。
ある意味、最初からできていた子より向上度合いが大きいと言える。
できれば、2度、評価することが共通理解された。
③子どもの理解の仕方を学ぶ
ある子は、自分の体験した中で文章を作成した。
逆に言うと「自分の体験した中」でしか文章が書けない。
つまり、「自分の体験」の層を厚くすることが
文章を豊かにすることに繋がる。
さらに、修飾語の理解をするために漠然と「くわしくする言葉」と
押さえるのではなく、「何を」「くわしくする言葉」が検討された。
その手法として、「KJ法」が取り扱われた。
※KJ法(-ほう)とは、
文化人類学者川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)が
データをまとめるために考案した手法である。
データをカードに記述し、カードをグループごとに
まとめて、図解し、論文等にまとめてゆく。
KJとは、考案者のイニシャルに因んでいる。『Wikipedia』
これがまた良かった。
「いつ」「どこで」「誰と」「どのように」などの切り口で
理解が進んだ。前述の子は、この分類でぱぁーーとひらめき、
文章をくわしくすることが出来たのだった。
メタ認知できた訳である。
以上3点が次の研究に引き継がれていく。
長っ!! 長いですね