現場力(げんばりょく)

理科は感動だ!を実践する感動サイエンスteacher。
つながりを活かして社会貢献活動する地域に飛び出す小学校教師。

他校との交流!!

2011-07-22 | 教育実践

19日に、隣の小学校の子ども達が、各クラスに3名ぐらい参加した。

 

隣の学校は、小さい。

複式の5・6年生。

複式でも力をつけている学校。

子ども達も物怖じすることが少なく、ハキハキとしていた。

 

私は、国語と社会を授業した。

 

国語:

隣の学校は、NIEの授業の研究校。

研究授業も見に行ったことがある。

そこで、その時使われた、教材を加工して、授業した。

教科書(東京書籍)で使われている

「新聞の投書を読み比べよう」で4パターンの投書のどれに納得したか

を書いた子どもの作文を教材にした。

隣の学校の子ども達もとても喜んでいた。

 

社会:

2本立てで行った。

1)3.11東日本大震災の授業。

隣の小学校は、川沿いにある。だから、防災意識を高めて欲しかったのでこの授業をした。

水難避難訓練は、まだあっていないそうだ。

おうちでも話し合って欲しい。

 

2)浮世絵の授業

TOSS八代のTOSSデーでいただいたCDを使って、授業をした。

15分の短い時間だったが、予習として浮世絵のことが分かったと思う。

外国への影響の部分ができなかったのが残念。

 

 

 

 


金賞を受賞!!

2011-07-22 | 教育実践

合唱コンクールは、金賞を受賞した。

 

とってもうれしい。

金賞に向けて、子ども達を盛り上げる一つ一つの手段がある。

 

自分は、形からはいるタイプ。

 

だから、子ども達を白い靴下でそろえたり、

指揮者は、教師は、ダブルのスーツで蝶ネクタイをしたり、

とこだわった。

 

指揮者の意気込みは、合唱に力を与える。

歌う前は、緊張をほぐすことが重要。

第一声で決まる。

だからの蝶ネクタイ。

子ども達一人一人と目を合わせて、スタート。

子ども達の笑顔で緊張が解ける。

 

 

金賞受賞するために

子ども達と工夫してきたことがあった。

 

一人一人にCDを持たせること。

そして、合唱カードに記入させていくこと。

 

こういった努力の積み重ねがあっての金賞である。

 

6年部は、これで一つ実績を創った。

 

次の目標は、水泳記録会。

 

小学校では6年生が一番楽しい。

 

 


合唱コンクール完結!!

2011-07-18 | 教育実践

合唱コンクールが完結した。

 

1ヶ月近く熱中させてくれた合唱コンクール。

学級作りにとてもよい。

 

初めての経験で、何をすればいいか分からなかったが、

指導力のある音楽専科。

中学の有名な音楽教師だった教頭。

心配して応援してくれた校長。

などなどに支えられて、やり遂げることができた。

 

 

私は、自分のクラスだけがよくなればいい、と思っていない。

昨年は、他のクラスにも影響を与えようと

全体指導を多く入れた。

 

でも、難しかった。

今回は、モデルとなることで影響を与えようと思った。

 

6年部の担任は、みなさん力を持っている。

 

できあがりは、うちのクラスが速かったが、

最後の合唱では、すべてのクラスが、迫力を持っていた。

 

学級対抗という枠があるので、

みんなが燃えられる。

すべてのクラスが向上したと言える。

 

それが、とてもうれしかった。

 

もちろん、自分のクラスに一番感動した。それは、変わらない。

いろいろと課題をクリアーしてきたからこその歌声だった。

 

男女の仲が悪いという人は、間違っている。

そんなことを家庭で言えば、良くなるどころか、悪くなる。

そんな心配を吹き飛ばすほどの

男子女子がお互いを尊敬しあって、協力している歌声だった。

 

その後の懇談会。

 

子ども達が家庭で頑張ってきたことを聞いているうちに

涙が出てきた。

 

一生懸命、子ども達を育てようという保護者と教師の集団である。

 

見ている方向が同じだと感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


合唱コンクールに向けて

2011-07-12 | 教育実践

合唱コンクールでクラスの団結力を高める。

 

歌を歌う

 

ということは、心を開くこと。

恥ずかしい

失敗を笑われる

受け入れる土壌がない

という雰囲気だと声を出せない子どもがいる。

 

だから、「全員成長」なのだ。

 

すべての子が自分の最高のパフォーマンスを見せる。

 

これが、団結力を高める一つの手段。

 

 

私の学校には、音楽のプロフェッショナルの先生がいる。

 

指導をお願いして分かった。

違う。

 

合唱に引き込む。

自分のワールドに引き込む。

 

熱中して歌った20分。

 

ずいぶんと見違えるようになった。

 

どの分野でも同じだが、様々なプロの手法とプロらしい評価の方法がある。

 

音楽は耳。

 

聞き分ける耳がなければ、きちんとした評価は難しい。

 

私には、その音の違いを聞き分ける耳はない。

 

しかし、音の違いを聞き分ける耳を持つ人を出会わせることはできる。

 

そのスタンスで、専門家との出会いを大切にしている。

 

 


学級レクリエーション

2011-07-10 | 教育実践

学級レクリエーションが保護者の学級長を中心として行われた。

 

とてもおもてなしの心が行き届いた企画だった。

カントリーパークの食材は、地産地消。

ピザも米粉を50パーセント使っているらしい。

お米も熊本産。

バームクーヘンもおいしかった。

 

子ども達もそれぞれに作業をして、とても楽しそうだった。

 

私も子ども3人を連れて参加。

妻にとっては、久々の休日だっただろう。

 

こんな行事の時は、ほとんどをお任せにしている。

子ども達の意外な一面を見ることができる。

一番は、片付けに表れる。

率先して取り組んでいる子どもは、途中の作業も一生懸命だった。

 

学校行事ならば、いろいろな手だてをうってすべての作業を平等に振り分ける。

しかし、今回は、学級レクリエーション。

見ていた。

 

しかし、片付けには、見かねて、途中で指導を入れた。

 

最後の最後に、8秒間のハグがあった。

保護者が、子ども達の後ろからハグをする。

私も二人の子どもをハグした。

 

男の子は、恥ずかしがっていたようだが、とても良い企画。

 

中学校に行ったらなかなかできない。

 

楽しい雰囲気で熱中症もなく終了。

 

残念なことは、帰り道パンクをしたこと。

JAFがとっても役立つ。

こんな時でも出会いに感謝。

とても良い方だった。

 


雪舟になろう(水墨画)

2011-06-30 | 教育実践
今年は、歴史学習とリンクさせる形で図工を展開している。

 

縄文土器を創ろうでは、火・炎をモチーフにした。

今回は、雪舟。

 

教材研究には、一冊の本を用意。

 

水墨画を始める人のために―ひらがなが書ければ水墨画は描ける
小林東雲
池田書店

水墨画がどんなものか自分もやってみた。

すると、いがいと簡単に上手にできる。

まずは、自由に書かせる。この中でいろいろな線を書く経験をさせる。

次に、この本の4つの技法を紹介。

冴え、かすれ、にじみ、ぼかし

その後、本の中にかかれている「ペンギン」「かとりせんこう」を書かせ、

最後に「竹」

 

ものすごくハードルが高いが子ども達は、集中して取り組んだ。

 

次回は、色紙に書かせるつもり。

自分の好きな言葉と消しゴムスタンプを使った作品に仕上げる。

以下のサイトもすばらしい。

http://bokuga.org/howtowrite.html


合唱コンクール(中間発表会)

2011-06-30 | 教育実践

7月8日と15日に合唱コンクールがある。

大規模校の醍醐味だと思う。

 

今までクラスマッチのようなコンクールをしたことがなかった。

 

燃える。

子ども達も燃えてきた。

 

合唱は、中学の実践を知っていたが、キーワードは、全員成長。

 

全員で歌うことなしに成長は見られない。

 

声を出すのが怖い子がいる。

その子を特別だとしないように全員が声を出せるように指導したい。

 

昨日(29日)は、中間発表会。

この時期にしていて良かった。流れが分かる。

本番では、緊張することが分かる。

1時間目。

私の組は、4番目。くじで決まった。

それぞれのクラスは、それぞれのカラーがある。

 

いよいよ。

ほとんどの子が笑顔だった。

歌うのが楽しい。

表現の喜び。

自分の殻を破る。

絶対に必要なこと。

私も指揮をする。

指揮者も緊張することだから、一緒に成長できる。

 

子ども達に成長させられている。

これも喜び。

 

さて、課題曲が重要だと言うことが分かった。

指揮のポイントも分かった。

通勤中に練習している。すれ違う車からは、変に思われるがしょうがない。

 

15日は、保護者の方も来られる。

 

ご自分の子どもの成長を確かめて下さい。

 

 

 


子ども達とともにある

2011-06-21 | 教育実践

先週の木曜日に書いてもらった作文を読んだ。

 

泣けた。

何度も泣けた。

 

子ども達がこのクラスをどう思っているかが

本当によく分かった。

 

どの子もどの子も一人残らず考えてくれていた。

 

私は、本当に恵まれていると思う。

 

 

一人一人の声に出せない声をもっともっと知りたいと思った。

 

私は不完全な人間だ。

 

でも、周りに助けられて何とかやってきた。

 

傲慢になってはいけない。

謙虚に謙虚に教えをこうていかなければいけない。

 

今回、子ども達が私に教えてくれた。

 

 

やっぱり、教育は、最終的に魂と魂のぶつかり合いだと思った。

 

 

 

 

問題があれば、それを糧にして成長する。

 

私には課題がたくさんある。

しかし、子ども達にとって5年生と6年生の担任は私しかいない。

 

その責任の重さを実感した。

 

今日は、その作文をお互いに発表しあう。

自分の持っている力を出し尽くして

子ども達とともにあろうと思う。

 

 


6年生を6年部みんなで見ていく!

2011-06-04 | 教育実践

金曜日。

出張と体調不良で、2人の担任がいなかった。

補欠(自習監督などをする)を6年部ですることになった。

 

2時間の専科の時間をとられるのは痛いが、お互い様。

それに

他のクラスに授業に行くのは、好きだ。

通常、自習させるときは、プリントなどを用意しておく。

1組でもプリントが用意されていた。社会科。

子どもたちに「プリントは好きか?」と聞いたらほとんどが授業がいいという。

担任の先生に言ってないからプリントもしてもらうけど授業もする。

と言って、授業もした。

 

社会科の飛び込み授業は大好き。

 

プリントをさせながら準備をする。

 

ちょうど一枚目を終わる頃に、準備終了。

語りから始める。(白い手袋をはめながら後での布石)

 

むかーし、むかし、卑弥呼の時代。

中国から贈り物が来ました。何でしたか?

その通り、銅鏡。鏡です。

それと一緒に印鑑も貰ったのです。金印です。

金でできた印鑑。

まだ、邪馬台国の印鑑は見つかっていません。

しかし、福岡県の志賀島。

江戸時代にある農民が畑を耕しているとくわに何か当たるもの。

よく見ると金印。

かんのなのこくおうと書いてあります。

中国からの贈り物の金印でした。

志賀島に奴国という国があると分かったのです。

現在でも金印が大切に保管されて、九州国立博物館にあります。

先生は、その館長と知り合いなので、特別に借りてきました。

 

子どもたちは、「あーーーだから、手袋なのか!」との歓声。

見たい?

と聞くと目を輝かせながらうなずく。

 

といった授業をした。