合唱コンクールが完結した。
1ヶ月近く熱中させてくれた合唱コンクール。
学級作りにとてもよい。
初めての経験で、何をすればいいか分からなかったが、
指導力のある音楽専科。
中学の有名な音楽教師だった教頭。
心配して応援してくれた校長。
などなどに支えられて、やり遂げることができた。
私は、自分のクラスだけがよくなればいい、と思っていない。
昨年は、他のクラスにも影響を与えようと
全体指導を多く入れた。
でも、難しかった。
今回は、モデルとなることで影響を与えようと思った。
6年部の担任は、みなさん力を持っている。
できあがりは、うちのクラスが速かったが、
最後の合唱では、すべてのクラスが、迫力を持っていた。
学級対抗という枠があるので、
みんなが燃えられる。
すべてのクラスが向上したと言える。
それが、とてもうれしかった。
もちろん、自分のクラスに一番感動した。それは、変わらない。
いろいろと課題をクリアーしてきたからこその歌声だった。
男女の仲が悪いという人は、間違っている。
そんなことを家庭で言えば、良くなるどころか、悪くなる。
そんな心配を吹き飛ばすほどの
男子女子がお互いを尊敬しあって、協力している歌声だった。
その後の懇談会。
子ども達が家庭で頑張ってきたことを聞いているうちに
涙が出てきた。
一生懸命、子ども達を育てようという保護者と教師の集団である。
見ている方向が同じだと感じた。