道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

全然わかってもらえないだろうけど…

2022-03-05 18:29:00 | 日記




カミさんが用事で出かけた土曜日の午後
晩酌には早すぎる昼下がりの酒呑み…

治りそうにない
両足指のシモヤケに軟膏を擦り込みつつ
日本酒を何合か…








春一番だったのだろうか?
わからないけど…

とにかく前に進めないくらいの
風速10メートル以上の
バカみたいな強い風が吹く中のRUN

前後左右にフラフラ振られながら
なんとか10キロを走ってきたけど…

特に
コースじゅうずっと吹いていた
斜め前や後ろの風に四苦八苦しながら
走り続け…

そのせいなのか?
両股関節というか
左右の太ももの付け根あたりに
何とも言えない疲労を感じつつ…







そんなときに
強風のノイズに負けないくらいの衝撃で
イヤホンから流れてきたのは…



前奏から
昔懐かしいピアノのフレーズ
そして
若々しいエルトンの歌声




実は…
この歌には特別の思い出があって…

当時
中3だった50年以上も前のこと

物心ついた頃からの幼馴染だった
同級生の女の子から
高校受験前の秋頃に
プレゼントしてもらったレコード

(黒っぽいシングルレコードだぜ?)
(いまの子は知らないだろうけど…)

おそらく
放送部員だった僕が
顧問の先生に断りもなく
給食時間の昼休みに勝手に
当時流行ってた深夜放送のDJバリに
音楽とトークを繰り広げてたからか?

流行りのポップスだけじゃなく
文学的な詩の朗読を流しながら…

そのあとに巡ってきた
彼女からのプレゼント…



まだ
大人になれてなかった15歳の僕は
どうして幼馴染の彼女が
このレコードを僕に贈ってくれたのか
理解できないまま…

中学校を卒業する直前になって
彼女の友人を介して
僕と付き合いたいと言ってきたとき
ようやく理解できたのだけど…

結局
僕より成績の良かった彼女の申し出を断り
もちろんその後も付き合うことはなく
それぞれ県内で有数な別々の進学校に
進むことになって…

そういうことがあったなぁと
幼馴染の彼女から送られた
懐かしい歌を久しぶりに聴きながら…


同時に
当時よく聴いてた音楽も
想い出しながら…

中3から高1のわずかな期間
特にギターを弾き始めたこともあって
その頃の音楽ってのは
70歳近くになったいまも心の中で
まさしく懐メロの如く鳴り響いている



当時の音楽…


ビートルズはもちろんだけど…

ツェッペリン

パープル

ピンクフロイド

クリムゾン

そしてウィッシュボーンアッシュなど…

そのほかにもいろいろと…


たくさんのことを想い出しながら
強い向かい風の吹く中を走り続けた10キロ

強風の中で鳴り響いていた
懐かしのロックミュージック…



いまの若い子どころか
チャラ息子や
グウタラ娘たちの
子どもたちのたちの世代にも
全然わかってもらえないだろうけど…

こんなに老いぼれたジジイにも
50年ほどばかり前には
ロン毛だった若かりし頃があったのだと…

ホントだぜ?



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