ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
今日も
カミさんは朝起きるなりウォーキングへ…
ウォーキングに目覚めたのか?
いまさらにして…
まぁその分
朝からノンビリ出来るから
僕にとってはありがたいけど…
カミさんが
朝イチのウォーキングから帰ってくるまでに
いつもの朝のルーティンを済ませつつ
リハビリジョグの準備にと…
昨日はすこぶる調子が良いと感じたけど
それは単に痛みが鎮まったからだけのこと
冷静に考えれば
決して調子が良いわけじゃなく
やっぱり故障者の域を出るはずもないと…
それでも
疲労骨折や筋違いで喘いでたことを思うと
天国のような思いは間違いなく…
人間って不思議なもんだ
トラブルが治まった途端に
シアワセな気持ちになるんだから…
とりあえずは
今日は筋違いも治まって
2日目のリハジョグへと…
この子をお供にして…
走り出してみて昨日と同じように
今日もズシっとした身体の重さを感じ…
確かに体重は少しだけ増えてるけど
70kgにもなってないんだから
そこまで思いはずはないのに…
やっぱり脚をはじめとする筋肉が
眠っちまっているのかも?
もちろん
疲労骨折や筋違いの痛みが怖くて
思うほど十分なステップは踏めないのだが…
加えて
すっかり真夏になっちまった暑さで
錆びた老体が走る前からヘタってるような…
にしては
スタート前のストレッチの時点から
すでに汗が滲み始めて
それなりに老体も温まってるはずなんだが…
そんなことを思いながら
1キロ地点の踏切近くまでやってきたとき
ちょうど遮断機が降りて少し待つことに…
そのとき
チャリというかロードバイクに乗った
どこかの見知らぬオジさんが先に待ってて
僕を見て親しげに笑いかけてきたような…
え?なんだ?
知ってる人じゃないよなぁ?
サングラスかけてるからわからないけど…
そう思いつつ近づいていくと…
いやぁ羨ましいよ〜
オレも走りたいよ〜
え?なに?
そう思いつつ軽く会釈をすると…
この膝さ
人工関節で走れないんだよ〜
ペダルに乗せた右膝を軽く叩きながら
ミラーグラスのオジさんは馴れ馴れしく?
僕に話しかけてきた
話しかけてきた口調が
なんだか上から目線というか
僕がまだ若僧に見えたのか…?
いやでも白い髭生やしてるしなぁ
見た目僕と似たような歳に見えたオジさん
ロードバイクに乗ってて
ライダースーツでスラッとしてるから
てっきり僕より年下だと思ったけど…
お父さんって幾つ?と尋ねると
今年で自転車歴50年選手
もう80だよという信じられない答えが!
確かによく見ると
ヘルメットの後ろからはみ出た
短めの髪は真っ白だったけど…
それにしても
80歳でロードバイクに乗ってんのか?
80だぜ!
ほぼ男性の平均寿命だぜ!
健康寿命はとっくに過ぎてるぜ!
もう死んでもいい歳だぜ!
オレ今年70歳古希になったとこだけど
先輩スゴいね〜!80?若すぎるね〜!
踏切の遮断機が上がって
停まって待ってた車たちに紛れながら
僕たちもスタートしたけど…
80歳のチャリダー
バランス感覚も衰えてないらしく
何気もなく走り去って行ったけど…
80歳か〜
この老いぼれジジイも
80歳まで走ってられるだろうか?
こともなげに走り去って行った80歳ジイさん
自分と同じようにジジイになっても
頑張って走ってる僕を見て
嬉しかったのかもしれない
そんなジジイなんて
滅多にいないからなぁ
コッチは80歳の年齢に
完全に打ちのめされたけど…
疲労骨折や筋違いなんかで
根を上げてる場合じゃないんだと…
それにしても今から10年後
80歳になったとき
まだ僕は十分に走れてるだろうか?
あと10年も先のこと…
80歳ジイさんに比べれば
まだまだ若いはずだけど
現状の故障に勝てるはずもなく
今日もなんとかキロ8分くらいで
やっとの7キロを…
あの80歳チャリダージイさん
初めて見たけどおそらく近所というか
同じ市内の住人だろうと…
また会うことがあるだろうか?
もし今度会えたなら
そのときは疲労骨折も筋違いも癒えて
マトモに走れてたいよなぁ
リハジョグなんかじゃなくて
カッコいいところを見せたいよなぁ
でももともと
そんなカッコいいフォームで走れないか?
カッコいいフォームじゃなくてもいいさ
走れるだけでもいいさ
走れるだけでも…
今日こそすこぶる調子が良さそうな朝
いつもの坐骨神経痛もなぜか軽いし
左足甲の疲労骨折はもう自覚症状すらなく
右脚の筋違いの違和感が少しだけの目覚め
朝のルーティンを進めながら
ひょっとしてこの調子なら
思った以上に早くリハビリジョグ
復帰していいかも?
もしかして今日からか?
少しだけ迷ったものの
カミさんがすでに早朝ウォーキングに
出掛けたことに触発されて
俄然モチベーションが上がってきて…
左足甲の疲労骨折の箇所と
右脚の筋違い箇所に貼ったシップを剥がし
その代わりにテーピングを施して
リハジョグを決行することに決めた
時期尚早だろうか?
勇み足になるかも…
なったっていいか?
少しだけでも走れるんなら…
そう思いながらも
いつものゆるジョグには絶対にならないよう
あくまでゆるゆるのリハジョグの範囲内で…
そう言い聞かせつつ
この子をお供にして…
走り出してすぐに感じたのは身体の重さ
やたら重くて…
いくらゆるゆるのリハジョグといえど
7キロの短い距離を完走出来るだろうかと…
実際に体重も増えてるのかもしれないけど
右脚の筋違いに見舞われてからというもの
左足甲の疲労骨折のときよりは
あんまり身体を動かしてないのはたしか…
たかだか3〜4日でしかないけれど
それだけでも太った実感は否めなくて…
だけどもし今日
ゆるゆるのリハジョグ7キロを走れたなら
明日から続けていけば
適正な?体重に戻っていく?
それを期待して…
願わくば常に65kgを切りたいところだけど
65kgを切っちゃうと
毎日のジョグに耐えられるかどうか?
一旦切って慣れてしまえば
どうってことないのかもしれないが…
何年か前に切ったときは
ジョグを続けてると
すぐにバテちまって持たなかったから…
それだけじゃなく
飲み食いを抑えきれない古希ジジイにとって
65kg切りはなかなか難しい問題かも?
欲望に簡単に負けちゃうジジイだからなぁ
飲み食いの欲望だけじゃなく
走る方の欲望もなかなか抑えられないし
それ以外の欲望もなぁ
70歳古希になったというのにまだまだ…
ゆるゆるのリハジョグを走ってても
汗だくになっちまうのは異常体質?
なんでも今日は
ファーン現象とやらで
日本海側は特に気温が上昇するらしく…
それを知ってても知らなくても
汗だくになるのは暑がりジジイのツネ
いまさら始まったことじゃない
フェーン現象とかを
いちいち気にしてたんじゃ
毎日のジョグなんて走れないから…
ただ
熱中症だけは気をつけないと…
まだまだ走っていたいからなぁ
とりあえずは
ゆるゆるのリハジョグだから
暑くってもぶっ倒れるほどにもならず…
いつもの冷水シャワーを浴びれば
ちゃんと元に戻れるからまだまだ大丈夫
こうやって
やがて疲労骨折も筋違いも乗り越えて
いつもの素人ランナーに戻らなければ…
仕事の方はとっくにリタイアしたけれど
走る方はまだまだリタイアするのは早いし…
出来ることなら
あっちの方もなぁ…
まだまだ
現役でいたいよなぁ…
昨日までと打って変わって
今日は右脚の筋違いの痛みもかなり鎮まり
すこぶる調子が良い
といっても
歩くとやっぱりギコチナイ感じもあり
リハビリジョグを復活するには
もう少しはかかりそうだと…
それでも
顔を歪めるほどの痛みから解放されると
こんなにも気持ちが晴れるものかと…
単純思考の馬鹿なジジイ
相変わらずの健在ぶり?
シアワセなヤツだ
そうなると炎天下で熱中症気味に
フラフラになるとわかってても
早くリハビリジョグを復活したい
暑い中を汗まみれになって走りたいと…
そんな思いはやっぱり変なのか?
変でもいいさ
それが正直な思いだから…
もちろんそんなに簡単に
復帰できそうにはないけど…
今日は7/15
我が地では新盆ということで
8/15の全国的な旧盆と違って
メインのお盆行事が行われることに…
ということで数少ない機会?
カミさんと2人きりで車に乗って
先祖が眠る墓参りへと…
この2人きりで車に乗るということが
老いぼれジジイにとっては大変なことで…
どういえばいいのか
閉所恐怖症の人がエレベーターに乗るような
高所恐怖症の人が揺れる吊り橋を渡るような
そんな感じだと思ってもらえれば…
そんな2人きりの環境
すっかり苦手になっちまってから
どれくらいの年月が経つのだろう
おそらくリタイアしてからのことだと…
7〜8年前か?
定年退職になってから
それまでの夫婦関係が軋み出すというのは
世間的によくある話らしくて…
もっとも我が家は
そのずっと以前から
軋み音が絶えなかったけど…
そんな環境はさておいて
墓参りへの道すがらいまさらになって
ちょっとした違和感を覚えることがあって…
それはお墓の中というか下には
確かにご先祖様の遺骨が眠ってるけれど
本当にそこに霊もいるのか?ってこと…
霊というか
魂というか…
いるとすれば
お墓参りをしないと
バチが当たるんだろうなぁ
だけど
僕にはそうは思えないというか…
もし僕が死んだ後
チャラ息子たちがお墓参りに来ないとしたら
僕は腹を立てるのだろうか?
そんなことはないよなぁ
お墓参りに来なくたって
一生懸命に生きてればそれでいいと…
そう考えると
生きている人間が作り上げた幻想だと?
そんな気がして…
実際に毎朝神棚とお仏壇に加え
バアさんとオヤジの遺影写真に手を合わせて
感謝のお参りをしてるというのに
どうしてあえて年に一度のお墓参りを…?
本店と支店の違いみたいな?
お墓が本店で仏壇が支店?
まぁ菩提寺のT大卒のご住職に訊けば
簡単に答えは返ってくるんだろうけど…
どっちみち信心深くないというか
そんな心構えがまったくない
ヘソマガリのジジイには
納得出来ることはないだろうと…
でもまぁお参りする当人たちが
それでよしとするのであれば
それはそれでいいんだろう
偏屈ジジイがとやかく言うべきものでもない
だけど
そんな穿った見方しかできないから
バチが当たって疲労骨折や筋違いに見舞われ
そしてKMマラソンにも落選するのかも?
それもしょうがないことさ
いまさら自分の考えを改めるなんて…
70年も生きてきたんだから
自分の考え方が正しいとは思わないけど
このままヨボヨボになって死んでいくさ
バチが当たろうと当たるまいと
自分が決めた生き方なら
全ての責は己に帰すべきなのだろう
でもそんなにかしこまらないで
ゆるゆると生きていけばいいのか?
どうせ残り少ない
オマケの余生だから…
そんなことを
頭の中でチラチラと考えながら
墓参りを終えて帰ってきた
朝方に降ってた雨のせいか
思ったほど酷暑にもならなかったけど
昨日までに一段落ついた庭いじり
もちろん
取り掛かればキリがないほど残ってるが
今日は一旦庭いじりはお休みにしようかと…
新盆という区切りでもあるし…
その代わりに
久しぶりに愛車を洗車することに…
この子を聴きながら…
ひどく汚れてたわけじゃないけど
定期的に洗ってやらないと
小さい汚れでも取れなくなっちゃうからなぁ
人生の垢とおんなじで
大した垢じゃないと思ってたら
いつのまにか取れないほど頑固な汚れに…
70年も生きてれば
いろんなところにたくさんの垢が
こびり付くさ
自分でもわかってるのもあれば
知らないうちに付いちまったものも…
そしていつのまにか垢というよりは
自分の一部になっちまうことも…
取りたくても取れない
そんなもんだよなぁ
子どもの頃は純心だったのに
70年もの長い間に…
知らず知らずのうちに…
朝いつもの時間に起きると
家の中にカミさんの姿はなく…
おそらく
朝の少しでも涼しいうちにと思って
ウォーキングにでかけたのだろうと…
朝から暑いわ〜
案の定
しばらくすると帰ってきて
すぐにシャワーへ直行…
確かに…
昨日も暑かったけれど
今日はさらに一段と暑くなりそうな
そんな気配がムンムンと…
暑いだけじゃなく
老いぼれジジイの筋違いの右脚も
朝っぱらから容赦なくジンジンと…
痛みの感じが
なんとなく痛風と似ているようで
吐き気を催すような気持ち悪い痛さ?
とでも言えばいいのか…
昨日の午後の庭いじりの最中は
ほとんど痛みも治ったかと思ってたけど
どうやら痛み止めとシップのおかげらしく…
もともと不意の痛風発作のために
痛み止めを常備しているのだが…
今は坐骨神経痛と左足甲の疲労骨折
そして新たに右脚の筋違いのためにもなり
もちろんマラソン大会には欠かせず
まるで八面六臂の活躍ぶり?
恐るべし
痛み止めの大きな効果効用
だけどこれだけ効くってことは
内臓にかなり負担をかけてるということにも
なってるはずで…
ポンコツジジイの老体
痛み止めばかり飲んで大丈夫なんだろうか?
あんまり服用しすぎると
そのうち効かなくなっちゃうかも?
それでも朝イチと夕方に飲まないと
一日が始まらないし終わりもしない日々
そんな暮らし
いつまで続くんだろうか?
死ぬまでなのかも…
そんなことを考えてると
チャラ息子の爆音外車が出ていく音と同時に
珍しく初孫くんが裏口からあらわれ…
暑いから途中まで車で送って〜
どうやらチャラ息子も遅れたらしく
初孫くんを送る役目を
この老いぼれジジイにヤッツケてきたのか?
まだ十分に痛み止めの効かない右脚を
やっとこ引きずりながら愛車に乗り込み
初孫くんとほんのわずかなプチドライブ
初孫くんが嫌がるので
登校送り時はオープンにせず…
この子を聴きながら…
初孫くんも老いぼれジジイに似て
人一倍の汗っかきで暑がりだと…
最近学校から帰ってきたときは
本当に汗だくで顔を真っ赤にして…
だけど老いぼれジジイと違うところは
それでもハシャギ回るくらいの元気さ
さすがにまだ7歳の2年生の成長途上?
70歳古希の老いぼれとは違って…
初孫くんが学校から帰ってくる時間帯には
あらかじめカミさんがエアコンを入れて
リビングを涼しくしてるのだが…
初孫くんのためだけじゃなくて
庭いじりで汗だくの老いぼれジジイにも
部屋に入れば天国のような居心地
毎日熱中症のような症状が続くなかで
そんな夕方から夜にかけての
クールダウンがないと
マジに生きてられないほど倒れそうな日々…
毎日ずっと日向で作業してるからよ!
そんなこともわからないの?
カミさんは怒ったようにそう言うけれど
それじゃあ誰が我が家の庭を
手入れしてくれるんだ?
そりゃあ
お金さえ出せば庭師さんや
シルバーセンターの人たちが
やってくれるかもしれないけど…
放っておけばいいんじゃない?
カミさんがそう言えるのは
自分の家じゃないからだ
40年間の長い間住んでいても…
カミさんにとっては
やっぱり仮の住まいでしかないのだろう
たとえこの家が終の棲家であったとしても…
僕にも
そんなカミさんの思いはわかってて
決して我が○○家の人間にはなれないと…
というか
なる気なんてサラサラなさそうだから…
たとえ
死んだ後僕と同じ墓に入ったとしても…
そう言う生き方というか
考え方もあるんだろうと…
広い世の中にはいろんな人がいるから
うちのカミさんと同じような思いで
日々の暮らしを送っているお嫁さんも
たくさんいることだろう
それが良いのか悪いのかは
僕にはわからないけど…
すでに所帯を持った
チャラ息子やグウタラ娘と
そのお嫁さんや旦那さんは
一体どんな風に考えてるんだろう?
自分の出自や子どもが生まれた人生を…
まぁどうでもいいか?
彼らは彼らの思いに従って
生きているんだろうから…
70歳古希になった老いぼれジジイが
いまさら何を言ったところで
彼らにも何十年も生きてきた足跡が
シッカリあるはずだし…
何も考えずにチャラく生きてるジジイよりは
ちゃんとして生きているだろうし
これからもそう生きていくのだと思いたい
無責任でいい加減なのはオレだけだと…
今日は暑いだけじゃなくて
右脚も思うままに動かなかったので
庭仕事は午前中だけしかしないことに…
お昼になった時点で
バカみたいに暑く感じたし…
懸案だったカイヅカイブキの剪定も
昨日で終わらせたから…
暑いからといって
家の中に引きこもるのも
何だか気が引けるけどこの暑さじゃなぁ
だけどこの暑さって当分は続きそうで
そう思うとホントにウンザリするけど…
せめて
右脚の筋違いが鎮まってくれて
もう一度ゆるゆるのリハビリジョグでも
再開できるようになればなぁ
その頃なら
左足甲の疲労骨折も
かなりマトモになりつつあるだろうし…
疲労骨折からリハビリジョグができるまで
ほぼ1ヶ月かかったわけだから…
今回の右脚の筋違いも
それくらいはかかるかもしれないなぁ
まぁノンビリと待つことにするか
いまさら焦ったってどうにもならないし…
そう思ってるうちに
夏が終わってしまうかもしれないけど…
歳を取るのも
あっという間か?
ノンビリ待つのもいいけど…
光陰矢の如し…
まさかこんなことになるなんて…
左足甲の疲労骨折は
順調に回復しつつあるようで…
昨日一昨日と2日連続で
ゆるゆるの7キロリハビリジョグを完走出来て
段々といつものゆるジョグが走れるように
戻っていくんだろうなぁと…
疲労骨折から1ヶ月あまり
僕の走ってるのを知ったメンバーからは
すでに走り始めるなんて
少しフライング気味じゃないかと笑われたが
それも好感を持ってのツッコミ?
走れなかった仲間が走れるようになれば
ヒトゴトでも嬉しいもんだろうと…
たとえ
こんなポンコツなジジイであっても…
ところが…
疲労骨折の順調な回復に水をさすような
思ってもいなかった不測のアクシデントが…
昨日の午前中に
ゆるゆるのリハビリジョグを終えて
午後から庭いじりに取り掛かったのだが…
どうやって手入れしようか迷ってたのは
前庭と裏庭の境界に植えた
カイヅカイブキの長い生垣の剪定
以前は電動の剪定バサミで
キレイに面を取って仕上げてたのだが…
よくよく考えると
前庭の一番奥の方に位置して
ほとんど他人の目につかないので
そんなにキレイに仕上げなくてもと…
そう思って去年は
手動の大きな剪定バサミで
軽く体裁を整えるだけに
とどめておいたものの…
今年は我が家の裏庭隣にも
新築住宅が何軒か建ったこともあって
電動バサミでキレイに面取りしようかと…
脚立に上りながら
長いカイヅカイブキの植え込みを
汗だくになりつつ刈っていたのだが…
なにしろ
暑い真夏の直射日光を浴びながらの庭仕事
ただでさえ暑さに弱い老いぼれジジイには
それこそ地獄のように感じる野良仕事?
時間が経つにつれ集中力も途切れて
油断した一瞬にバランスを崩し
脚立から落っこちそうになっちまい…
あぁヤバい〜!
落っこちると治り掛けの疲労骨折が〜!
慌てて電動バサミを手放し
カイヅカイブキにしがみつき
脚に力を入れて脚立から落ちないように
力いっぱい踏ん張った
そのとき
無理な力が加わったのか
右脚の腿裏からふくらはぎにかけて
少し強めの痛みが電気のように走り…
だけどその甲斐あって
脚立から落っこちることなく
何とか事なきを得たとホッと安心したのに…
そのまましばらく剪定を続けていると
俄に右脚が強く痛み出して…
あまりの痛さに
剪定作業を途中でやめざるを得ず…
おそらく
いわゆる筋違いってヤツだろうと…
となると
昨夜の熱いお風呂や念入りのマッサージは
全くの逆効果だったに違いない
真夜中にトイレに起きたときは
それこそ立ち上がることも
ままならないほどの痛み…
朝起きたときは
幾分かは痛みも鎮まっていたけど
それでもホウホウノテイで歩くのが精一杯
やっとこ歩いてるように見える
死にそうなジイさんやバアさんの気持ちが
痛いほどよくわかった始末
そんな思いで自室の窓から
やり残したカイヅカイブキの様子を窺うと…
切り落とした枝葉は
途中でやめた昨日のままで
やり残した部分もたくさんあって…
どうしようか?と…
今日はこのまま放っておく?
まぁ今日はとても走れる状態じゃなく
というかマトモに歩きも出来ないし
リハビリジョグは絶対に不可能だから…
ビッコを引きながらでも
せめて最後まで仕上げて後片付けしないと…
変なことに妙にこだわる自分の性格
70歳古希になっても変わることなく…
ということで
痛い右脚でビッコを引きつつ
みっともない老いぼれジジイさながらに
剪定作業の続きを…
この子を聴きながら…
脚立に上る作業は
昨日の段階でひととおり終わってたので
今日は側面の剪定と後片付け作業
幸いにも
あまり歩くことのない作業なので
ヒドい筋違いの痛みの割にはなんとか…
それにしても
今日も熱い直射日光を浴びながら
汗だくになりつつ…
作業は午前中に始まり
昼食を挟んで夕方近くまでかかって
何とか後始末まで済んだけど…
最後は汗だくになりながら
ほとんどヤッツケ気味の作業になり…
7月に入ってから暑い日が続いてるので
暑熱順化で身体が慣れてきたとはいえ
毎日の庭仕事を終える頃には
ほとんど熱中症の様相が強く…
今日もまたフラフラになりながら作業を終え
冷水シャワーへ真っしぐら…
ジョグと同じで
冷水シャワーがあればこその庭いじりか…
刈り取ったカイヅカイブキの枝葉は
大きい家庭用ゴミ袋6袋にものぼり
今度のごみ収集日に出そうと思ってるけど
ご近所さんたちは呆れてるだろうなぁ
この時期になると
毎回毎回我が家だけでもたくさんのゴミ袋
お向かいさんの庭も広いので
我が家と2軒だけで10軒分ほどにもなる
ゴミ袋の数量になって…
まぁ今の時期だけだから
何とか勘弁していただくことにして…
それにしても
左足甲の疲労骨折に続き
右脚も筋を違えるなんて
どうしちゃったんだろう?
KMマラソンの落選とあわせても
本当に何かのバチが当たったんじゃないか?
それとも
70歳古希になってからは
老体の調子が急激に悪化というか
うまく回らなくなったのか?
疲労骨折から1ヶ月でやっと
リハビリジョグを走れるようになったのに…
今回の右脚の筋違いが治って
走れるようになるのはいつなんだろう?
まだ明日もビッコ姿は変わらないと思うが…
でも考えようによっちゃ
疲労骨折からのリハビリジョグが
あまりにも早過ぎたので…
右脚にちょっとしたトラブルを起こさせて
カミサマがまだ走るなと言ってるようにも…
もしそうなら
リハビリジョグも
もうしばらくはやめておかなくちゃ…
疲労骨折も筋違いもシッカリ治してから
ジョグ再開すべきだと…
そう思うことにするか?
カミサマの心遣いだと…