快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  桶狭間の戦い 信長が雨が止んだ直後に突撃したのは何故なのか?

2017-02-07 13:00:13 | 地震 津波
 桶狭間の戦いでは、信長の織田軍のうち急襲部隊は雨が止んだ直後に突撃したように書かれていますが、それは何故なのか? について考察してみました。
 黒煙を上げやすいだけならば、雨が止んだ後、少し間を置いても良いのですが、どうも分析すると雨があがった直後と言うのは次のような点で織田軍に有利だった事がわかります。
 当時、強い風雨では風にあたるのと、どうせ雨で視界は悪いので今川軍は見晴らしの良い高台から窪地に移動したものと考えられます。高台では風が強くて立っていられなかったかも知れません。
 更に雨も強かった為、林の中か建物の下に移動した、つまり林の中は見通しが悪いから織田軍に気がつきにくいのは確かと思われます。
 そしてその強雨も大粒だったとすると当時は今のようなレインコートも無く高機能な傘も無かった上、仮に雨を防ぐ蓑などが有ったとしても、急な雨だった為それを取りに行く為に見張りや戦闘の態勢を崩した可能性が高かった事。そしてそしてその時には武具の弓や鉄砲、槍や刀と兵士の距離が離れてしまった可能性が高い事、更に風も強かったので蓑だったら風で煽られて雨で衣服まで濡れてしまい、織田軍が近くにいると知らなかったならば、雨が上がるや否や武具や衣服を乾かそうと武具を外し始めていた、と言う事も考えられます。
 そしてこうした状況で雨が止んで今川軍の見張りが見通しの良い場所に移動しようとする、まさにその直前に織田軍は急襲したのではないでしょうか。


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