快気分析

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仕組みとアプローチ -  現状のPCR検査を疑問に思うのは私だけか?

2020-05-23 09:30:16 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 新型コロナウィルスに感染しているかどうかを調べる現状のPCR検査なのですが、以前から薄らぼんやりと疑問に思えていた事が最近更に意識されて来るようになりました。
 現状のPCR検査では大きく分けて武漢型、欧州型、米国型などが有るようで、それらに共通する遺伝子配列の部分のそのまた一部をPCR検査に於けるプライマーに含ませて検査しているようです。
 「何で武漢型、欧州型、米国型などを見分けられる遺伝子の部分にしないか」と言うと、各タイプを絞り込むようにすると遺伝子の長さをそれだけ長く設定しなければならないわけで、PCR検査法ではその配列遺伝子が長くなると検知できにくくなるから、と言う事らしいのです。
 しかし一方では最も安全なタイプの新型コロナウィルスなのかどうか、がわかればその後に重症化する確率が少ないかどうかがわかるわけでかなり必要な事ではないかと思えます。
 「ではどうすれば良いか?」ですが、それは素人の個人的な考えですが次の通りです。
 「これまでの通り通常のPCR検査法である武漢型、欧州型、米国型などに共通する遺伝子配列の部分のそのまた一部をPCR検査に於けるプライマーに含ませて検査する、と言う事以外に、例えば欧州型の新型コロナウィルスに独特な遺伝子配列の部分かそのまた一部を別途にPCR検査して、両者で挟み込めば欧州型の新型コロナウィルスかどうかがわかる」と言うものです。
 こうした事が何故大規模に行われないのでしょうか?
 専門分野ではそれが不可能だからでしょうか?
 タイプ別に新型コロナウィルスがわかれば多くのメリットが有ります。
 危険なタイプの新型コロナウィルスならば早めに対応、危険性の小さい対応なら自宅で様子見とかです。
 更に、例えばスウェーデンで行われている集団免疫獲得に近い手法ですが、「危険性の小さいタイプの新型コロナウィルスの感染による免疫獲得でも危険性の大きいタイプの新型コロナウィルスに対して免疫力として有効であるならば、敢えて危険性の小さいタイプの新型コロナウィルスの感染を国を挙げて拡大した方が、そうでない自然の感染拡大よりも安全」と言う事になります。
 現状、情報が公開されている限りではこうした手法をスウェーデンが採っているような記事を探し出す事はまだできません。
 そのあたりを実はスウェーデンがそれとも現時点ではウィルスが既に危険度の少ないタイプなのを既に把握しているのかどうか? 更に欧州、ロシアで都市封鎖や外出自粛を緩和しつつある様で、その理由がこれから温湿度が高くなるからだけなのか? それとも既に危険なタイプの新型コロナウィルスが消えつつ有る事を把握しているからなのか?
 全容はまだ把握できません。
 ただ少なくともPCR検査法でタイプ別の新型コロナウィルスを見分けていない事が続いている事には疑問です。


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