快気分析

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仕組みとアプローチ -   大量のハマグリが出現した九十九里 打ち寄せられたのではなく砂から出て来てものが取り残されただけ、と言う考え方

2020-11-26 12:46:01 | 地震 津波
 前回記事に書いた通りです。
 仮に波に打ち寄せられたのならば小さいハマグリが多いはずなのに、今回は小さなものは殆ど無くかなり大きなハマグリが占めていたようです。
 つまり砂の中にいたものが海水がまだ砂の上を覆っている時に砂の中から出て、そして引き潮で流されずに大きなハマグリが取り残された、と考えています。
 では干潮時刻がどうだったのか?となるわけですが、例えば銚子漁港は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php

満潮・干潮 銚子漁港
2020年11月9日~2020年11月18日の潮位予測
           満潮       干潮
2020/11/09(月)   20:18 114  3:42 50 17:59 113 * * * *
2020/11/10(火)   23:43 113  5:10 54 19:08 98 * * * *
2020/11/11(水)      13:29 134 6:26 56 19:44 80 * * * *
2020/11/12(木)   1:21 123 7:26 59 20:19 61 * * * *
2020/11/13(金)   2:27 134 8:17 65 20:55 41 * * * *
2020/11/14(土)   3:24 144 9:01 73 21:33 23 * * * *
2020/11/15(日) 4:16 149 9:41 83 22:12 10 * * * *
2020/11/16(月)   5:08 150 10:18 92 22:52 3 * * * *
2020/11/17(火)   5:59 146 10:53 100 23:33 3 * * * *
2020/11/18(水)   6:51 140 11:27 106 * * * * * *

引用終了

 データは関連する時刻周辺のものだけを抜粋しています。
 これで見るとわかる通り、夜中から明け方に満潮、そして朝方か午前中に干潮となっています。
 つまり夜間に潮位がまだ高い内にハマグリが砂の中から出て来て引き潮でより海岸から遠くへ転がる状況だったのが、大きいものだけ取り残された、と言うような状況だったのではないでしょうか。
 いずれにしても貝殻が開くほどに弱っているハマグリは殆ど見当たらない事から、まだ弱り切っていない内に砂から海水のまだ有る海底に出て来たものと考えられます。
 尚、日中に砂から出て来る事が殆ど無いのは、やはり「外的に捕食されるリスクが有るので、日中は砂から出る事を避けると言う事位はハマグリ程度でも行動特性として備わっている事が多いから」、と見ています。
 


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