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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  前回記事の補足事項 エア・インディア171便墜落

2025-06-17 14:21:29 | 航空事故
 前回記事で一部誤植が有りました、それとエア・インディアの171便でしたので3件共、記事を書き直しました。
 
 「それは滑走路で離陸のためスタートする地点から約1000mと少々くらいのところの南西側の角地」は、
「それは滑走路で離陸のためスタートする地点から約1000mと少々くらいのところの南東側の角地」に訂正です。
 尚、Google mapで簡単にこの空港の航空画像を探せると思うのですが、撮影カメラが設置されていたと思われるところが簡単にわかるように書きますと、

引用開始(一部抜粋)

https://www.google.co.jp/maps/@23.0804864,72.6403333,41m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDYxMS4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D

引用終了

 と言う事で、ここから撮影すると土埃か煙が発生し始めた所らしき地点は小屋に隠れて見えないように思えます。
 ここを少し過ぎてから土埃か煙が発生したように見えるのは気体と言う流体やそこに漂う土埃か煙と言う微粒子なので拡散に多少時間がかかったから、或いは機体ごと持っていかれてなびいてしまいそう見えたと考えています。
 Google mapのこの航空画像で見る限り、もし機体が滑走路のアスファルト面を超えてしまっていたら、土埃か煙が発生したように見える地点と言うのは、左側の壁のように見える構造物が遮るようになるはずで、地面までは見えないはずではないでしょうか。
 機体が墜落した場所が左側の構造物が遮るようになるようになっていて、立ち上る火炎や煙しか見えず、地面が見えない、と言う事に近い話です。
 であれば事故機が滑走路のアスファルト面を超えていない、と言う事になります。
 真相はどうなのでしょう。
 この動画からは事故機の滑走速度や位置、加速度もわかるはずなのでどの地点での速度が正常なのか異常なのか、どの地点までの加速が正常なのか異常なのか(つまりエンジン出力がどうだったのか)、などある程度わかるはずだと考えています。
 今後どのような事がわかって来るでしょう。
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仕組みとアプローチ -  再考して新たに出て来た可能性 エア・インディア171便墜落事故

2025-06-17 14:17:55 | 航空事故
 一昨日の記事、サブタイトル「エア・インディア171便墜落事故の原因を考える」の続きです。
 その後、離陸時の動画やGoogle map、事故機が墜落した場所などを再考してみた所、新たな可能性が浮かび上がって来ました。
 ネットでは「機体が地面から離れる少し前に土埃のようなのが上がっているのは滑走路のアスファルト面の終端をオーバーしてしまったから」と言う説が多く見られます。
 それではと言うので事故機が離陸する時の動画で、その位置を確認してみました。
 機体が地面から離れる少し前から、墜落するまでの一連の過程が記録されている動画は現時点で1つしか確認できていません。
 既に動画を見た方が殆どだと思いますが、それは機体が離陸しようと滑走路を加速しながら走行しているところを機体の左後方から撮影し、機体が浮上してその後に高度を下げて墜落し爆発炎上するまでを記録したものです。
 「もしかしてこの映像からどの地点で機体かその近辺から土埃か煙らしきものが上がったか、がわかるのではないか」と思い、Google mapのこの空港の画像を見てみました。
 するとどうでしょう。
 事故機の機体が滑走路を走行し土埃か煙らしきものが上がった瞬間と言うのは撮影した場所の前にある小屋が邪魔になってわかりません。
 で、この位置関係から撮影した場所と映像に移っている周囲の光景、例えば草地の先の左側に映っている構造物との位置関係などから、おおよその撮影地点がわかるように思えます。
 Google mapで確認すると、事故機の走行方向、左側に見える構造物のある突き出たエリア、そして撮影箇所の前の小屋、と全面の道路とそのカーブがあるところ、「このような組み合わせの有るところはこの空港では1か所しかありません」。
 それは滑走路で離陸のためスタートする地点から約1000mと少々くらいのところの南西側の角地、そしてそこで空港の草地が広くなって、(つまり建物が密集してるエリアは凹みになり)また約400mくらいするとその空港草地はまた狭く戻る(つまり建物が密集してるエリアは凸に広くなる)、こういう位置関係から撮影した場所、撮影した方向、事故機の位置や速度は自ずと割り出されて来ますよね。
 それと事故機が徐々に高度を落として地上の建物に衝突して爆発炎上してる場所と実際にそれに該当する場所について見てみると、先ほどの「また約400mくらいするとその空港草地はまた狭く戻る(つまり建物が密集してるエリアは凸に広くなる)」にある建物が遮って見えません。
 つまりこれらの位置関係から事故機かその周辺から土埃か煙らしきものが上がった場所と言うのは滑走路のアスファルト面終端の先の草地では無い事がわかるかと思えますがどうでしょう。
 つまり撮影地点と前に有る小屋の延長線上はどうみても滑走路の中間かすこし後半程度であり、アスファルト面なはずに思えるのです。
 だとするとこの「土埃か煙らしきもの」は土埃ではないと言う事になり、そうするとアスファルト面で事故機のエンジンからか或いは機体のどこからか発生した煙、と言う事になります。
 とすると滑走路のアスファルト面で撮影地点と小屋の延長線上で起き得る事と言えばエンジンならエンジンの爆発的現象かバードストライクか、もしエンジンでなければエンジン以外の箇所での爆発的現象となります。
 唯一生存した人は「離陸後30秒ほどで爆発音のような大きな音がした」と
証言してますが、これがこの「土埃か煙らしきもの」が発生した時刻と場所に一致していれば、映像からわかる離陸時の機体の速度なども考慮すると「事故機がどこからスタートしたか」、も大体わかって来るかと思えます。
 そもそも撮影した人は生存しているわけですからどこで撮影したのかは当然正確にわかるわけで、これでかなりの事がわかってくるものと思われます。
 今後、どのような事が解明されて来るのでしょうか。

一部誤植が有りました。
「それは滑走路で離陸のためスタートする地点から約1000mと少々くらいのところの南西側の角地」の部分は
「それは滑走路で離陸のためスタートする地点から約1000mと少々くらいのところの南東側の角地」
に訂正です。

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仕組みとアプローチ -  エア・インディア171便墜落事故の原因を考える

2025-06-17 14:14:35 | 航空事故
 また痛ましい航空機墜落事故が発生してしまいました。
 既にブラックボックスが回収されたとの事で今後に真相がわかって来るのかと思います。
 なので状況証拠が不十分であるここで事故原因について、何も記事にする必要もない感じもするのですが、とりあえず現時点でネットなどで情報を得られた範囲で考えられた仮説について記事にしてみたいと思います。
 多くのネット記事や動画などを見ていると原因とされるものは様々有り、「操縦ミス」、「エンジン出力減少(バードストライクによるものも含めて)」、「エンジン以外の油圧系統や電源系統のトラブル」、「油圧系統などのトラブルによるエンジン出力制御トラブル」、更には「それらの複合要因」、「離陸開始の場所が離陸滑走路の本来の場所ではなく途中の場所からのスタートだったとする説」、「搭乗人員や荷物や燃料などの総重量のインプットミス」、「離陸滑走路の途中なのに途中でないと言う設定をしたミス」、「風向の突然の変化」、など挙げたらキリが有りません。
 ただ唯一生存した人が証言しているのは「離陸30秒後くらいに爆発音みたいな大きな音がした」と言っている事です。
 では「離陸30秒後くたい」のとはどこを起点にタイムカウントしているのか、が問題になります。
 ボーイング787の離陸動画を見ていると、飛行場を移動して離陸滑走路に入り、多少の時間はノロノロと移動してる時間が有り、その後に離陸に向けてエンジ出力が上がるのが音でわかります。

引用開始(一部抜粋)


引用終了

 これで見ると離陸に向けてエンジン出力を上げて音が異なる時点がもし離陸のカウント始めとしたならば、おそらく滑走路で加速してかなりの速度になり機体が地面から離れる少し前か寸前のタイミングである「離陸30秒後くらいに爆発音みたいな大きな音がした」と言う事ならば、この時点ではもう離陸中止はできない位置と速度だった事になります。

引用開始(一部抜粋)

V速度 - Wikipedia
各V速度名説明
V1離陸決心速度とも言い、離陸を安全に中止可能な最大速度。これを超えると離陸を中止出来ない (以下V1の定義を参照)[7][8][9]。
V2安全離陸速度とも言い、1基のエンジンが停止しても安全に上昇できる速度[7][8][9][10]。

引用終了

 と言う事で仮にV1より低速で有ったとしても仮に片方のエンジンが何かしらのトラブルでエンジン出力が低下してV2よりも低速であったならば当然上昇できない事になりますが、動画で見ると一応最初は上昇しているわけで、これは何を意味しているのか、となります。
 最初は片方のエンジンだけが爆発音と共に出力低下し、それで滑走路のアスファルト面をオーバーしてしまいながらも土砂埃を上げながらも何とか上昇し、その後に残るエンジンも出力低下となり上昇できずに墜落となったのかどうか。
 そもそもエンジン出力のアクセルに該当する制御は油圧なのか、電気なのか、或いは最終的にワイヤーなどの機械システムなのか、など未だ調べ切れていないのでここは何とも言えません。
 ネットでは離陸時に滑走路の本来のスタート点ではなく途中だったとかの説も出てますが、これが真相かどうかまでは確認できていません。
 今後、どのような事がわかって来るでしょう。



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