箱根山の火山性活動がまた複雑怪奇。
快気分析が怪奇分析になってしまうのか?と思いながら、またこの「3つのプレートのぶつかり合う複雑怪奇なエリア」について、いけないとは思いながらまた考えてしまう私でした。
最初に、箱根の火山性ガスと思われる二酸化炭素が380PPMから470PPMに上がったという、この話から当然推定されるのは、「仮にマグマ活動が増大していないのなら、火山性ガスは通常と同じかそれ以上にスムーズの排出されている」という事。
ところが大場教授はこう言っています。
引用開始(一部抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015052301001678.html
ガス、一時的に岩でブロック 箱根山活発化の原因か
2015年5月24日 02時00分
箱根山(神奈川県箱根町)の活発な火山活動は、地下のマグマから発生するガスが一時的に周辺の岩にブロックされ、その後一気に解放されたことで起きたとする分析結果を東海大の大場武教授(火山化学)らが23日までにまとめた。
マグマ周辺の岩には通常、ガスが通り抜けできる穴があいているが、地下水などで運ばれた鉱物が大きく成長して穴をふさぐ「目詰まり」が起きたとみられる。
大場教授は「蓄積されたガスが出尽くせば、火山性地震は終息するだろう。マグマに変化は起きておらず、マグマ噴火の可能性は低い」と話している。引き続き水蒸気噴火の恐れはあるという。
(共同)
引用終了
あれ? ガスの通り抜けが詰まっているなら、大気中の火山性ガスは減るのでは?
それとも通常は470PPMとかの高い数値で、それがガスの詰まったときに380PPM程度に下がったのが、また元に戻ったのか?
そして、一方ではこう有ります。
引用開始(一部抜粋)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000051019.html
活発な火山活動が続く箱根山の大涌谷で、最大20cm程度の地面の盛り上がりが確認されました。また、浅間山でも火山性地震が増えていて、気象庁が23日、現地調査を行います。
国土地理院によりますと、大涌谷周辺の半径100mではマグマによって熱くなった地下水の圧力で地面が最大20cm程度、隆起しています。地殻変動が継続しているとみられます。
一方、群馬県と長野県にまたがる浅間山でも先月末以降、火山性地震が増え、マグマなどの動きを示す火山性微動も観測されています。噴火警戒レベルは「1」のままですが、気象庁は午前、上空から噴煙などの状況を調べるということです。
引用終了
国土地理院は地面の盛り上がりを、地下水の膨張によるもの、としてます。
一体、この地面の盛り上がりは、火山性ガスの滞留によるものか?地下水の膨張によるものか?
仮に火山性ガスであるなら、密閉式燃焼室に入っている高温ガスが出入口が狭くなって、圧力が上昇している、という事になる。
仮に高温の地下水なら、ボイラーの缶体内の高温水が、やはり排出箇所が狭くなって圧力が上昇している、という事になる。
その地下水の温度が100℃以上なら、水蒸気爆発はありうるわけで、大場教授もそこは言っている。
地下水が通常通りで、目詰まりがない、というなら火山性ガスが滞留している場合、地下水を逆に熱しにくい事もありうるから、地下水は温度が下がる事もある。
ボイラーの缶体を熱する高温ガスが目詰まりで滞留しているのか?
それなら地下水というボイラー内の水は温度低下するのでは?
ボイラーの缶体内部の水が出口の目詰まりで滞留し、缶体内部圧力が上昇しているのか?
両者は相反する場合もあるし、同時に起きる場合もある。
エリアによってどちらかが優位、と言う事もある。
何だか良くわからないが、地面の盛り上がりがなくなり、火山性地震もなくなれば、今よりは状態は良い、となるのかどうかはわかりません。
快気分析が怪奇分析になってしまうのか?と思いながら、またこの「3つのプレートのぶつかり合う複雑怪奇なエリア」について、いけないとは思いながらまた考えてしまう私でした。
最初に、箱根の火山性ガスと思われる二酸化炭素が380PPMから470PPMに上がったという、この話から当然推定されるのは、「仮にマグマ活動が増大していないのなら、火山性ガスは通常と同じかそれ以上にスムーズの排出されている」という事。
ところが大場教授はこう言っています。
引用開始(一部抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015052301001678.html
ガス、一時的に岩でブロック 箱根山活発化の原因か
2015年5月24日 02時00分
箱根山(神奈川県箱根町)の活発な火山活動は、地下のマグマから発生するガスが一時的に周辺の岩にブロックされ、その後一気に解放されたことで起きたとする分析結果を東海大の大場武教授(火山化学)らが23日までにまとめた。
マグマ周辺の岩には通常、ガスが通り抜けできる穴があいているが、地下水などで運ばれた鉱物が大きく成長して穴をふさぐ「目詰まり」が起きたとみられる。
大場教授は「蓄積されたガスが出尽くせば、火山性地震は終息するだろう。マグマに変化は起きておらず、マグマ噴火の可能性は低い」と話している。引き続き水蒸気噴火の恐れはあるという。
(共同)
引用終了
あれ? ガスの通り抜けが詰まっているなら、大気中の火山性ガスは減るのでは?
それとも通常は470PPMとかの高い数値で、それがガスの詰まったときに380PPM程度に下がったのが、また元に戻ったのか?
そして、一方ではこう有ります。
引用開始(一部抜粋)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000051019.html
活発な火山活動が続く箱根山の大涌谷で、最大20cm程度の地面の盛り上がりが確認されました。また、浅間山でも火山性地震が増えていて、気象庁が23日、現地調査を行います。
国土地理院によりますと、大涌谷周辺の半径100mではマグマによって熱くなった地下水の圧力で地面が最大20cm程度、隆起しています。地殻変動が継続しているとみられます。
一方、群馬県と長野県にまたがる浅間山でも先月末以降、火山性地震が増え、マグマなどの動きを示す火山性微動も観測されています。噴火警戒レベルは「1」のままですが、気象庁は午前、上空から噴煙などの状況を調べるということです。
引用終了
国土地理院は地面の盛り上がりを、地下水の膨張によるもの、としてます。
一体、この地面の盛り上がりは、火山性ガスの滞留によるものか?地下水の膨張によるものか?
仮に火山性ガスであるなら、密閉式燃焼室に入っている高温ガスが出入口が狭くなって、圧力が上昇している、という事になる。
仮に高温の地下水なら、ボイラーの缶体内の高温水が、やはり排出箇所が狭くなって圧力が上昇している、という事になる。
その地下水の温度が100℃以上なら、水蒸気爆発はありうるわけで、大場教授もそこは言っている。
地下水が通常通りで、目詰まりがない、というなら火山性ガスが滞留している場合、地下水を逆に熱しにくい事もありうるから、地下水は温度が下がる事もある。
ボイラーの缶体を熱する高温ガスが目詰まりで滞留しているのか?
それなら地下水というボイラー内の水は温度低下するのでは?
ボイラーの缶体内部の水が出口の目詰まりで滞留し、缶体内部圧力が上昇しているのか?
両者は相反する場合もあるし、同時に起きる場合もある。
エリアによってどちらかが優位、と言う事もある。
何だか良くわからないが、地面の盛り上がりがなくなり、火山性地震もなくなれば、今よりは状態は良い、となるのかどうかはわかりません。